「九龍猟奇殺人事件」(原題:踏血尋梅)、映画の構成は事件の時間順ではなく、前後入れ替えしたため、一回見るだけで結構難解な部分があります。
フルバージョン120分からやく22分カットされ、98分バージョンが日本で上映されました。カット版は細かいシーンを含む数多く削除され、一部は異なるテイクによって再構成されている。フルバージョンにのみ放送された重要な内容を紹介します。
第1章(尋梅):遺体を捜す
・遺体が見つけるため、臧刑事は丁の友人(隣人の茶髪少年)を逮捕し尋問する。少年から丁の女=慕容のことを聞く。彼女は富豪の愛人となり渡米する前夜に丁と一晩を過ごす。しかし丁から関係を求められてもそれを断り、手コギですます。丁は振られた。
・マックバイト友達から援交の話を聞くシーン、一部の会話がカットされた。
第2章(孤独的人):佳梅の自殺依頼の原因を明かす
・ナンパ男との初出会いする際、政府広告=DV防止のポスター撮影の出演する回想
・ナンパ男に体を預け、「腋毛があるね」といわれた。
・ 遺体を見つからず苦悩する臧刑事、数年前の白骨事件を思い出す。蛆虫が沸く白骨化した遺体を見つけた際、思わず吐き出してしまう。蛆虫の映像はかなりグロい。
・ 臧刑事がゲーセンで不良少年少女から覚せい剤を吸引した後に記憶はあるかを聞く。
・ 富豪の息子に弄ばれ捨てられた慕容が自殺を計らい、丁に救われた。恩返しに丁に体を許すが、丁は「ゴムがつけてない」をいうと、女は「生理中だから平気」と返事する。日本語字幕は誤訳で「ピルを飲んだ」とまったく意味が違う。丁がカッターで自傷し自慰するのは、この生理中の血まみれ初体験の思い出を大切にするため。
第3章 (踏血):殺人経過
・ 臧刑事の娘のバスの中の会話、大量にカットされた。娘から前妻が今のボーイフレンド分かれたことを知る。
・ 性行為の前に丁に腋毛を剃ってもらう。騎上位のシーンはモザイクはかかってなかった(笑)。
第4章(看得见风景的房间):臧刑事が人生の価値を考え直す
・ 日本語版は3章構成のみ、原作の第4章は第3章凝縮して統合。一部のシーンは前後に調整する。
・ 臧刑事が娘をつれ、元妻一緒に動物園で休日を過ごす。白骨事件で救った少女=尹詩惠が動物の職員として働くことを明かす。このキャラはカット版に登場せず、クレジットには載っている。
全般的原作のほうがよく出来ている。白骨事件の話、腋毛の話、生理中の初体験の話など、カット版だと前後の対応は破壊され、原作の醍醐味は消えている。原作を一度みる価値があります。