「山河ノスタルジア」原題「山河故人」、2015年贾樟柯作品。

 

1999年から2014年、そして2025まで三つのチャプターを通して、中国の改革開放の激動歴史の中、純朴な中国人たちの人生が崩壊していくことを描く。すべての登場人物は人生の失敗者である。

 

涛:金持ちを選んだ婚姻が失敗の始まり、離婚して親と息子も失い、人生に忘れられなかったの楽しみは若いころの音楽のみ。

晋生:一攫千金の金持ち。海外移民した後、息子との会話でさえグーグル翻訳に頼る。豪邸は監獄ような存在。

梁子:涛と結婚できなかったゆえに大都市に出稼ぎへ。15年後不治の病で帰郷し、手術代を涛から借りるしかなかった。

Dollar:母親と離れ、最終的に探しにいけなかった。母親が残した鍵は生涯の気がかりであろう。

Mia:離婚してすべてを失う。感情の癒しを40歳も年下の Dollar にすがる。

梁子妻:映画の中で唯一に純朴を貫いた人物。瀕死の夫を必死に看病し、自ら頭を下げ涛に手術代を借りる。