かなりのインパクトがある内容で、「ジャックナイフ」と呼ばれた当時を彷彿させています。ジュニアさんは2000年にバイク事故で生死をさまよい、その後は少し丸くなったようです。しかしその2年後であれですから、ジャックナイフと呼ばれたのもよく理解できます。
しゃべり場では「お前ら、ヌルいんじゃ!」と、とにかく連呼しキレていました。それでも若い子らは反論していて、それもすごいなと感心して見ていました。この動画をFacebookと不登校の世話人交流会に投稿したのですが、ほとんど反応がありませんでした。
元々反応のうすいFacebookではありますが、反応しずらかったのでしょうか。いまの放送基準では、おそらくアウトのような内容が満載です。しかし登場者全員の本音がバリバリ出ていて、わたしとしては最高の番組でした。良かったらぜひ見ていただきたいです。
そしてそんなジュニアさんが、いまではNHKの常連で、Eテレにもよく出ているなんて面白くないですか。人は変われるし評価も変わるのです。若いときの尖った時期はある意味ふつうですし、ジュニアさんの場合は少し特別ですが、それにも理由はあったでしょう。
ジュニアさんは青春時代はひきこもりの経験もあります。そして兄のせいじさんに誘われ「千原兄弟」として、お笑いの世界へと入ったのでした。当然そこでもトラブルはあったでしょうが、お笑いの世界でも危険人物のままでは生きてはいけません。先輩からもいろいろと教えられたようです。
そんなジュニアさんですから、あのような展開になっても不思議はありません。10代青春真っ盛りの若者たちは、最後は泣き出すくらいの迫力でした。いまのようなゆるいことを好む時代だからこそ、あえて見て欲しかった部分はあります。ジュニアさんを見て反面教師にもできます。
まだあの頃のジュニアさんは、相手の立場はあまり考えてなかったと思います。立場とは個性と環境でもあります。わたしらでもいまになってわかることで、若いときはどうしても自分が中心になって忠告します。「なんでこれができないの?」って、人が違えばできないのが普通です。
これってどんな関係でも言えることことですよね。とくに親子関係はこうなりがちです。自分の遺伝子が入った子どもですから、親の思い通りなると勘違いしがちなのです。これも普通と言えばふつうなのですが、何か問題が起きたときは改める必要はあるのではないでしょうか。
そんなヒントにでもなればと思って投稿しました。しゃべり場という番組を見ただけでも得るものは多かったです。わたしも昔からやらせは嫌いで、本音が好きだったのでしょうね。自分の再確認にもなりました。良かった見てください。ではまた明日。