※この記事は、2011年1月29日に書いた内容を、
加筆して公開したものです。
こんにちは、意識セラピスト天路Tenroの小林です。
セラピストやカウンセラーに限らず、
どんな職業に就いていても、
問題に囲まれてどうしようもない状況に追い込まれた経験は、
みなさんにも身に覚えがあるはずです。
心理学では夢の中に出てきたことは、
現実の社会で言えば「問題」にあたります。
たとえば、
余命があと数ヶ月しかない少年の母親から、
「この子の病気を治して下さい。」
とお願いされる夢を見るとします。
そして、
「少年の命を救うことができた自分」
が「才能」であったとしたら、
少年の命を救えるようになるまで、
残りの命が少ない少年は、
夢の中であなたの元へやっきます。
これは、夢に限った話しではなく、
現実でも同じように何度も何度も、
才能が使えるようになるまで、
「残りの命が少ない少年」はやってきます。
自分の中に隠された才能を使えるようになるまで、
何度も何度も問題はやってきます。
どうしようもなく、
にっちもさっちもいかなくなったとき、
「運を天にまかす」とか「困ったときの神頼み」
という言葉を使いますよね?
もう自分ではどうすることもできなくなったとき、
自分のやり方をすべて手放し、
天に身を任せた状態を「サレンダー」といいます。
どんな苦痛・苦悩の状態であったとしても
必ず救いはあるのです。
どうしようもなくボロボロになったとき、
本当にサレンダーの準備ができたとき、
どこからともなく自分の身にやってくるもの、
天から授けられた職業、
これぞまさしく「天職」といえるのです。
そして、「自分には、コレしかない」
と思えたときこそ、「天職」と感じられます。