サウナの楽しみが水風呂にあるように、BBOの楽しみはポストモーテムなんじゃないかと思いつつある。ていうかblog書くため説もある。の日もポストモーテムのために16bdの練習。


まずはこんなボード。


リードはDK。PdからはD2が出て、DQを取るとD3と、ディクレアラーからDJが出る。

パートナー、D2でカモン出してD3でオリジナル5枚を伝えたなと理解しH8に変わるとHK,HA勝ち、ダイヤリターン。これを切られてSK。SA勝って、僕にSTを期待してダイヤのラフディス。ディクレアラーは手からハート捨てて3Sメイク。


「なんでハート返さなかったの」

「これ最初D2でシグナル間違えたのに動揺して、そのあとよくわかんなくなっちゃったんですよね」

「僕はどーせいらないカモンシグナルが来たんだと思ったよ。SA勝ってラフディスも、CJなかったら出来てないところを作らせる感じだったんじゃない?」


そう、実際のハンドではここでハート返しても、クラブフィネスしてトランプ集めて、CA、S9でダミーに渡ってCKでメイクはしている、のだけど。


「そうなんですけど冷静に考えられなくなっちゃったんですよね。シグナル間違えたから、パートナーが違う形を想定してディフェンスしてるかも知れなくて、STがパートナーにあれば落ちるから、これでいいかなって」


ディクレアラーがSAJT欠けてたら、ダイヤのラフディスに耐えるように&S6勝するように、最低1回はダミーに渡ってトランプ引きがちだと思われる。

でも、シグナル間違えて動揺した、って物凄い成長じゃない?と言ったら少し嬉しそうだった。

やや無駄かなと思いながら、一生懸命シグナルの話した甲斐があったような気がする(まだ少し思ってるけど)。ブログ書きながら、父親がせこせこと僕の成長を写真に収めてアルバム作りしてたのも、今なら分かる気がする。



これオークション長くて見切れてるんだけど、相手が2Dで止めようとしたところをゲキ弱の僕が2Hに直して、2SをPdが3Hに買い直したところをダブられ。

SKリード。Hは4-1ブレイクに決めると、ハート狩り集めるのとクラブをエスタブリッシュに行くのは両立しない。
S1C2と、ダイヤ手で2回切って、あとうまくごまかしてHK98とHAT7が3勝するプランにしようとダミーからダイヤ。DA勝ってSQ,S切られてダイヤ。

クラブフィネスが利いてSouthからC8が出てくる。元々H4-1でも大丈夫になったので、NorthのCKJT5に耐えるためにHAを取るとHJが落ちてくる。吉報だ、HKを取って3クラブをエスタブリッシュに向かいジャストメイク。


なんて事はない取りなんだけど、これが最初のボードで次が最後のボード。


これ、Pdが僕の1NT を2Dに直してスタンド。
リードはD7でまぁ誰がやっても2Dは落ちない、3メイク。


「これNorth、僕が2D売らなかった#1よりも強いね。実際2Hくらいは競りどころだし。」

「相手はかわいそうなんですよね、バランシング側じゃないからちょっとH言いづらくて。Southもそんなバランシングしやすい訳じゃなくて、2D守っても良いかなっていう」


あ、そうね。シチュエーションがちがうね。どっちも後からは競れないわ。


「これ2Dに直すか考えたんですけど、当たるとおもったんですよね。実際1NTは頭から7個ないし、ダイヤも外しそうな方ですし。」

「当たってるかもね、1NT が流れてきたならSouthはダブり直したかもしれないし」「そうですよね、僕オークションうまいんで」


その場ではそう話したけど、よくよく考えると1NT ダブり直す人もいないだろう。だから15点あったらパートナーが一度パスしてても初手で1回くらいダブっておかないと、って話なんだと思う。一方でラウンド通して見てると、彼らはオープンが1-2点低そうだから、特にSouthは動きづらかったのかもしれない。


それでいうと振り返って#1、点の持ち方や僕がパスしてないことから、Pdが初手ダブらないのはよろしくない。#16はハンドを逆に持ったら2Hまできっと競れてないだろうと思う。


「しかし昨日他のパートナーと練習会やったんだけどだいぶ負けて。上手になったんだね?」

「僕基本スコアいいんで」


小泉進次郎構文の亜種である。


「話聞いてるとdaisukeさんって2mではコントラクト売ってはならないって思ってるのかなーって。その辺どうなんですか?」


最近はちょっとfierceに競合いしようと思ってて、そういうところもあるかもしれない。
#1でPdがダブらなかったのにハートで競り直したのも、見る人が見れば眉をひそめるだろう。

ただMartensの本にもあったけど、世の中競合いは進化してるようなので、ちょっと変な顔されるくらいならどこまで勘良く競れるか練習してみよう、というのが最近のポリシー。


最近Europian Winter Gamesというお金持ちが始めたゲームがBBO中継されてて、ちょうどやばい競合いを何個か見知りしたのでご紹介。


このハンドたちは去年のEWGブリテン最終回が今年のブリテン初回に焼き直しされたもの。つまり前回の決勝。主役はHelgemo-Helness。


もう当てすぎ。
でもこの人たちこれが平常運転だからなぁ。


ちょっと見づらくなってるけど、EWバル。
これなんかも、Helnessはパストハンドに向かって自分たち赤の15点で1NT 言ってるし、Helgemoはステイマンしてるし。

いや良いんだよ、べつにこれを1回2回やって今日はうまくいったね、行かなかったねと言うのは。
ただこれをやり続けて世界トップクラスってのは、ほんとに見えてるものが違うよねって。


これは今年のハンド、HelgemoはフランスのLorenziniと組んでる。一応言っておくとこれは最終ラウンドの終わりの方のボードで、EWはこのラウンド残して予選1位通過が決まってたため、やりたい放題な状況ではある。


Lorenziniの2H見たときはNSのスラム誘発しちゃいそうだな、と思ったけど、ここまで超サクサクプレイのHelgemo
が、しばし停止して5H言ったときの衝撃ったらなかったね。


コメンテーター"Goodbye to science"


これカッコいいからどこかで使おう笑。
ディフェンスはクラブラフを見つけられず-800。

でも裏は


こんなんだったけどね笑。7D(7S)行ってるテーブルは1/3-1/4って感じだったかな。

ちなみにこのNorthはママRosenberg。息子Rosenbergはイタリアに来そうなので、密かに楽しみにしてる。


EWGは今日から決勝ラウンド始まってるから、夜強い人は見てみたらいいかと思います。
賞金がすごいおかげでYeh杯並みに強いチームしか来てないから、どれを見たって面白い。
この週末は予定してたつくばリジョナルが流れて群馬に引きこもり。日曜日は渋川スカイテルメというなかなか良い温浴施設でのんびりしながらBBO。パートナーは陽気なN君、オポーネントはブリッジがしたりない健康な高齢男性でプレシジョン。

どうやら試合が流れた関係でBBOしたい人がいっぱいいるらしい。今週はまた何回かやる予定。

ビッグクラブなのでディフェンスはSuctionかなぁと思っていたけど、本を読んでると少なくとも10年ほど前のイタリア代表は1の代のOCに何も使ってなさそうだったのでオフに。

強い2Cに対してはなんでもいいかなと思うんだけど、1Cに対してSuction使うとこちらのコントラクトを見つけられなくなるかなと思って。
Suctionら海外で多分全然使われてないからか意外と対策できてないから、国際大会でアホみたいな得点したことあるけど、使い勝手はやはり疑問符がつく。

ということでNTはマイナーズ、ダブルはボスメジャーとしたんだけど、本番ではゲシュテムみたいなspecified 2suiterのOCは本来あった方がいいかななんて。


それはそうとボードを紹介。16bdだけどそこそこ濃厚だったのでいくつも面白いハンドが。いや、人と視点が違うだけかもしれない。僕はずっとSouth。


まずは細かいシグナルの話から。


1Cは強い。
リードはCK。勝ってクラブバック。3巡目もクラブ(6)。この間僕は7,4,5と出す。

DのフィネスはQ勝って、HJ。あとは何しても2メイク。


「もう落ちるにはハートしかないと思ったんですよね。」

「それはそうだし実際できてるからいいんだけど、僕はクラブを7,5,4ではなく7,4,5ってだしてるから、HKTxはいないんじゃないかな」


クラブでラフディスとかどう?と聞くと、アイデアはあったんですよとの言。HJじゃなかったらHTに勝たせとくんだけどな。



2HへのテイクアウトダブルにS2+C5は2S選びがちだから、3Cはだいたい6枚。分かっちゃいたんだけど強いから動いてしまって、冴えない3Sに到達。

プレイはハート2巡取られた後、C6。
CA勝って、コントロール失うのを恐れてクラブを返す。そのままクラブが続いて、ハンドからダイヤ捨て。West切ってダイヤ。
これを手で勝ってSA,Sxと出して-2。

テーブルで考え抜いた訳ではないが、3CがもしCKQの6枚とDQならかなり良い5C。僕の手、3Cで投げちゃうには少し強いかなって思ったんだよね。


3Dパスできないのと聞いたらS6D4の方がS5D5より多いと言われる。
多分僕はハートを2枚以上持ってるから、5251や6241より5242が多いんじゃないだろうか。ダブられないところでさっさと終わりにするのがいいように見える。

いやー、3Cパスしたらよかったなぁ。でもこっちバルだからさ。失敗。



オークションは右上にある通り、僕がハート以外のスーツを4の代までで3回いう流れで進み無事に7NTへ到達。スコアは良いが僕の疑問。


「4Cに4Dって言わないの?」


4Dは3枚なんじゃないですかねと言われて唸る。うーん、たしかにフラグメントかもしれない。
僕も5152を持ってたら、4Cで一回つなぎそうだ。

このオークション、僕はスペード+ダイヤ64ストロングか55か、ハートサポートあるか、5053かほんとよくわからない。だからナチュラルに動くのがよろしそうだ。


実はPdの3回目のビッド、3NTより3Hがその後楽なんだけど、これはこれでHAQxxxx+CKだけじゃない感も出るし良いのかもしれない。
あと1H-1S;2Hは古典的に苦しいから僕が2Dから入る手もあって、その時は2Hのウェイティングに2Sでリバースだ。とはいえD5S4に見えそうだけど。

いや参ったね。

他の手口として、1Mに2CをBALのなんでもGFにするのも有効かもしれない。その後の展開はスペースあるから、1M-1NT;2C-2D以降のガジリに似たビッドを使えばだいたいなんとかなりそうな気配だ。



これは僕がちょっと安く売ってしまった。

HCPとバルの雰囲気を見るにPdに5枚スペードはなさそうだから、テイクアウトして1番痛いPdの5=3=2=3シェイプがかなり消える。しからば僕が動くべきだと思う。

最後バランシングダブルして、2Sには2NTというとD>Cのテイクアウト、3CというとC>Dのテイクアウトになっただろう。ゲームがなくても競り合ったら良いじゃないか、NVだもの。



また下手だから1Dオーバーコールにパスしてみた。考えてみれば1Dxが流れることはなく、相手は1の代で捕まえきれないスペードに逃げるだけだ。9点もあるので1NTを言ったらよかった。Westは対応に困って落ちる代までビッドしたかもしれない。

リードはDA、切られてS7が僕まで回ってくる。
ディクレアラーのハートボロ3をDKで消されるのを嫌い、SA勝ってH4を出してみたが3メイク。

よくよく考えて見ればハートをこちらで奪い切ったところで、結局ディクレアラーのクラブの下がDKで消されてしまうのは見えている。ならば消極的にスペードリターンが望ましい。


「まぁ2Sは落ちないっすよ」


だね。


「これは僕のここ20年で最弱のオーバーコールですねぇ〜」


どうやらパートナーは齢伍にしてオーバーコールを為したらしい。賢い。

僕は最終的に4Hいう予定。なので2NTのレーベンソールを見て右手のマイナーを明らかにするのがプレイに役立つと判断し、パス。

バルが良いので5mはもちろんダブる予定だったのだがまさか2NTが流れてしまう。


ハートリードは正当に落ちだが実際はスペードリード。2NTのディフェンス、このバルなら望むところだ。と思ってダミー見ると超つええ。
1NTは14-16だって言うからパートナーはDAとSQか、と思ってディフェンスしてると、どうやらSQもなさそうだ。

そして恐ろしいことに、ハートのアナーひとつはNorthに有るだろうとタカをくくったディクレアラーは2NTを落としてしまった。3NTもできているというのに、オーバーコールでなんたる当て方。

でも僕のパスも、"当て"に協力してる、でしょ。
ブリッジはみんなで協力してスコアを作っていかないとね。


さてお次、シグナルが面白い話。



これも相手の14-16の1NT。HQリードはH3、即A勝ってスペード4発。僕のディスカードは…



C4からのD2。
Lavinthalを使ってるんから本来逆順で出すべきに見えるんだけど、僕はディクレアラーにSKQが見えた時点で、Pdに最低CQがいそうなことがわかっている。

だからC2は(PdがCKQxxでさえ)安全なのと、場合によってはディクレアラーが6トリック目を取りに、クラブをダミーから裸のKに向かって引いてくれるかもしれない。そう願いを込めてフェイクディスカード。

ディクレアラーは僕にシグナルを聞いて、それでもとH9をプレイ。ふむ。

PdはHK勝って、H8。これを勝たせるとCQ。おう、僕のディスカードは関係なかったか。あと全部とって-2。


「このディスカードが面白くてさ…返すもの悩まなかった?」

「僕はともかくクラブ返すのだけは見えてましたよ!」


これは頼もしい、CQじゃなくて良い疑惑はあるものの。さっきのHJを思い出す。ていうか結構悩んでなかった?

書いてて思い当たったけど、みんなあるよね、3枚くらいから不要にアナー出したくなる時。当たればカッコいいから。僕が残りのアナー全部抑えてるって、なんでわかったんだい?みたいな。


「ところで1トリック目は、H8でカウント。」

「3でカモンじゃなくてですか?」

「僕がKQT9の時はカウントかアンブロック出すじゃん。」


それは、まぁそうか。出すかもしれませんね。とのこと。ほぅ?


「今回はそっちがHK持ってるから僕のリードはKQT9じゃないと分かる。わかるけど、僕はそちらが僕のリードをKQT9じゃないって知ってるのを知らないからカウントを出すの」

「……もしかして難しいこと言ってます?」


難しくない。でもこれは伝わらないかもしれない。ちょっと待ってたら、


「Qにはカウント出すんですね、分かりました」


まぁだいたいこんな感じ。我々にはスミスエコーもあるから、カウントがいいのよ。
いつかKQT9からQリードしてみればわかるでしょう。


次もシグナル話。


リードはパートナーから勘良くDA。DK、ダイヤラフの時にDTを返してクラブだけはいらないことを伝える。

パートナーが考えを処理してる間が長く、テーブルの設定で席から自動的にkick outされてしまった。
ロボットは即HTリターン。あとはハートを続け、適当にやって-3。

僕目線ではPdが3A抱いてることがわかるので、パートナーのスペードがボロ4枚でも、ダイヤ切ったらスペードを返してもらうと良く落ちることがわかる。
今回はスペードの実が詰まってるので、ロボット君のハートリターンは正しいだろう。

ではSAxxxのパートナーはスペードを返すべきなのか?返すならSAなのか、Sxなのか。

North目線ではDA,K,ラフと2Aあるから、パートナーにHAがあるパターンはまず考えなくてよかろう。

僕のシェイプが1255のDKのみだったら?
それは僕がディフェンスで6個取るために、NorthにSAを期待してDKのあとSxを返すべきだ。

そのパターンをエリミネートできるのであれば、スコア原理主義的にはスペードローシフトで、僕に実際のシェイプとHA7xに期待したらいい。

きっちりやればDAKラフ、HA,SA,Sラフ、CAと、最後にスペードを出すことで僕のH7が取れるかもしれない。ボロ4スペードでも根性の-3。

実際WestがS4H4だったとして、スペードで受けそうなもんだよね。


これはプレイ。


S2リード。
思わずgood dummyというとEastからえーとの声。


「daisukeさんが5Cやりたさそうかなって忖度したんですよ」

「スペードが守れてるかもしれないから、そっちがやった方が良さそうだけどね」


たしかにハートを無視するくらいには、5Cをやりたかったので本望ではある。
SKを引くとEastは2回スペードを続ける。手で切って、ダミーエントリーのHAが残った。

これを切ってどうプレイするかだけど、左手は5枚スペードを持ってる以上、BALに違いない。本線は5332、たまに5422。ならばここからのプレイは簡単で、ダイヤのラフィングフィネス。DKを切ってCA,CQと出すと一丁上がり。

もしDKが左に抜けてハートを返されても、今度は右手にCKxが居そうなHCPとシェイプの按配なのでこれで良いだろう。DK当ててるので見た目はお気楽プレイ。


プレイおかわり!



リードはS2(3rd/low)、ちょっと悩んだけどTだしたら勝ち。

ダミーからCx。CT勝ってHQ。即HA勝ってCx。CAに負けてハート出されてダック。続くハートを勝ってクラブを出すと、ハートを抜かれて-1。

実はST勝った瞬間クラブ2勝で良くなってたから、HQをダックしたらよかったかと思ったり。次のハートを勝って、手からのクラブはCQに勝たせておくとWestは有効なリターンがない。


…これはなかなか難しいのだがカウンターディフェンスとして、HQ勝ったらEastはダイヤにシフトするとやっぱり2ダウン。だけどみんながみんな出せるものかな?

Westのリードがスペード5枚に決まるならHQダックはタダ。やるべきプレイだったと反省。


これもシグナルが面白い。


これね。Eastのアグレッシブな2Sをディフェンス。

リードは振り込まないクラブか攻めのダイヤなんだけど、今回はダイヤを出してみた。DK勝ってSをAに負けに行く。ここでCA。

僕はディクレアラーのシェイプを6214と読んでいたものだから(普通でしょ?)、CAはシングルトンかとC7でSP。するとCKが続く。CAKxはCK出してカウント要求しそうかと思い、CAKの人にはC7をカウント出したことにして、C6でハートにSP。

揺らいだC7のシグナルの意味合いを、パートナー目線の現実的な解釈に合わせて自分で変えた。このあとはHQ,HK,HAと勝ってクラブを切らせて、HJとって-1。

C7を出した時点では深く考えてなかったけど、7654だったら6を出して、続くクラブに7を出したのだろうか。


「僕、最後HJ取らずにダイヤ返すと2ダウンしたみたいですね。」


おー、アグレッシブなリードが生きる時が。


「でもPd目線でディクレアラーが6223だと、DJ勝って、DAでハート捨てられてってなるよ、」

その場ではDQ63は無いね、だからダイヤ返せるねと言う結論になっていたが、よくよく見るとDQ86のリードがあるから、少し危険か。なんでC76543からリードしなかったん?とはなると思うけど、これはプレシジョンクラブだから。


「アイデアはあったんすよ、あったんですけど、こういう時はとりあえず落としとけって習ったんで落としときました」


それで良いとも。


#8の競合い弱いのだけちょっと後悔、これはアイデアになかった。

いま日本よりイタリアでよりひどいバイオハザードが起きてるようで、夏本当に行けるんですかねと雑談。オープンは延期とかあるかもしれないけど、U31は新設のイベントだし、ユースの試合なんてオマケ扱いだろうから、試合自体キャンセルもありうると思う。

僕なんか安くてキャンセル出来ないフライトチケット取っちゃったから、もう行くしかないのよね。前旅行、がっつり楽しむ気でいるが、後にメインディッシュがあるとないとではだいぶ雰囲気が違う。いい方向になっていくことを祈ろう。
ボードを一通り上から下まで見ると2時間くらいは経っているもの。居酒屋ポストモーテムも終わりに近い。


「そういえばこれ、どうレイズする?」


すでに一度取り上げたハンド、僕はSouth。
N君は奇跡の5Hメイク。
オークションは


1C 1H 1S* 2C;
2S 4H 4S P;
P 5H//

*5枚


「キュービッドの中では2C<2Sだと思ったけど、3Cが良かったかな。。1C入ってない時フィットジャンプしても良い?これじゃ弱い?」

「うーん、どうなんですかね。お好きにどうぞくらい?」

「ていうかここで2NTって、これと同じ?」


1S 2H 2S 2NT*

*チーペストキュービッド、H3+,inv+


「ありですね」
「じゃこれも採用しない?」


1H 2S 2NT*

*上に同じ


「これいつでもありなんですか?」
「どうだろう、こういうのってオーガスト?」


1H 2S P 2NT*


「あんまりオーガストってイメージないですね、っていうかそこにもオーガストってあり得るんですか?」

「僕は取り決めたことがあるよ。中国のFuと組んでるTプロが、NEC杯のビューグラフで2NT置いてて、アラート出てなかったから後で意味を聞いたら、『特に取り決めてなかったけどフィットしてて必ずパスはしない』って言ってた。」

「これもレイズにしますか。ていうかルール決めません?」

「スペード対ハートも採用にして、こんな感じにする?」


1S 2H ?

2S:4-9,S3+
2NT:10+,S4+
3H:10+,S3
3S:4-9,S4+


「2NTの方がサポート長いのは、もう3NTやらないからサイドを調整する必要がないイメージ」

「これって#28にもありにします?」

「うーん、#28はキュービッド先が2C,2S,3Cまであるからなぁ。サポートレイズを4段階に刻む必要があるかというと。」

「じゃあ無しにします?」

「もし1Sが4枚ですと言われたらどうする?」

「その時は…考える笑」


それじゃ苦しいので、メジャーとメジャーのみで競り合ってる時の2NTは必ずサポートレイズにしようということになった。#28はナチュラル、もし1Cオープンがアーティフィシャルでクラブを示してないならサポートレイズ。オーガストっぽいやつはサポートレイズ。キュービッドと2NT両方言える時はサポートの枚数が変わる。


「こういうの、標語ほしくないですか?」

「ボスメジャーの競り合いの2NTは…語呂悪いな。メジャー対メジャーの2NTはサポート…なんとかならない?」

メジャー対メジャーは2NTで良いんじゃないですか?」


何言ってるかわかんなくない?…あれいいのか…いい気がしてきた…


「どちらかというと2NTはメジャー対メジャーだけどね」
「そうすね」
「語呂いいね」
「やっぱ覚えるにはいい標語なんすよ」
「朝礼とかでね、上司が前に立って『メジャー対メジャーは!』つって、部下が『ツーノートランプ!』みたいなね」


2人して手を叩いて喜ぶ。


「そうそう最後に、これどうすべきなんだっけ?」

「2NTで入られたやつですよね、話しときたかったんですよ!」


僕はEast、オークションは僕から


1S 2NT X 3C;
3H P 4S//


ときて、クラブリード勝ち、SKがAに負けてクラブ。手で切ってトランプ集めてハート負けに行って5メイク。

今日はトランプが割れていてよかった。
S4-1だとコントロール失いそうなんだけど、T3でクラブコンティニューが来たので、その時はハート負けに行って、手でクラブをもう一回切ってハートを走る流れにすれば、おそらくNorthはハートをマスターのスペードで切ってダイヤを振り込む流れになる、はず。


「これって、僕がダブルしたらテイクアウト?」

「うーん、そうなんじゃないですかねぇ…」

「でも僕がクラブをダブれて、あなたがダイヤダブれる事もあるよね」


パートナー、うーんと悩んでいるようなので話を続ける。


「じゃあこのダブルは?」


1NT 2D* X XX**;
P 2S X

*M1スーター
**メジャーを聞いてる


これは新年リジョナルで実際にあったハンド。僕はPENと思ったけど、Pdはテイクアウトと理解していた。


「直感的にはPENですけど、よくよく考えるとテイクアウト、かなぁ?PENかなぁ?」

「リダブルが入ったらダブル1回めからPENで、そうでなければ1回めだけテイクアウト?」


悩んでいるようなので新たなオークションを出してみる。


1H X XX 2C;
X


「これはテイクアウトかなぁ。」

「それだと、さっき僕が出してみたルールは使えないね。PENって人もいるよ。もう一つ例を出してみようか。」


P P 1D P ;
2D* P P X;
XX 2S X

*6-9,D4+


これはこの週にあった四谷練習会のオークションを改変したもの。N君もテーブルに座っていた。


「XXでパワーを示してのXも1回はテイクアウトと言うなら、これもテイクアウト? 2Sを捕まえるにはまさかの弱い方がダブらなきゃいけない?」

「これはPENですよ、コンピート先が決まってるんだからテイクアウトってことはなくないですか?よくわからないけど。」


お、なんかルールが見えてきたぞ。じゃあスーツはそれで良いとして、NTが絡んだ時はどうなるの?と2つオークションを書いてみる。


1D P 1NT X;
XX 2C X

1D P 1NT X;
XX 2H X


「これは①はPENで②はテイクアウトですよ」


ほうほう、面白いことになってきた。


「でも両方ともスーツのコンピート先決まってないよね、何が違うの?」


結構悩んでる。助け舟。


「このオークションについては、僕も同じ判断をすると思う。それは一致してるんだけど、その背後にあるルールは何だろう。言語化してみよう。」

「②はマイナーの状況よくわかんないじゃないですか、競る余地あると思うけど①は競る余地がない。だから②はテイクアウト。」

「②で3244とか、スペードボロ4の4135があるなら①だってスペードボロ4の4342とかあって良いんじゃないの?①のクラブ以外で競りたい手は0パターンじゃないよね、パターン数の多寡の問題?」
「うーん。」


…ここで僕からのアイデア。


「1NTは基本クラブ4枚持っているので、自分のナチュラルスートをダブってるんだからPENと理解するのがいいのではなかろうか。」

「ありですね」

「ここまで出てきた2つの原則を他にも適用してみようか。」


我々にコンピート先がある時、ダブルは1回めからPEN
コンピート先がなくても我々のスーツのダブルはPEN


P P 1D P ;
2D* P P X;
XX 2S X


「これはコンピート先があるからPENですよ」
「さっきと結論一緒だね。じゃあ」


1H X XX 2C;
X


「これは行き先が決まってないからテイクアウトなんすよ」


1NT 2D* X XX**;
P 2S X


「これも行き先が決まってないからテイクアウト?」「そうですね。」


1S 2NT X 3C;
XX


「ようやく最初のハンドに戻るわけだが」
「行き先が決まってないからテイクアウトですね。ほぼ54Mだと思います」


ばっちり決まった。
2日後、


1S P 2S 3H;
P P X


を3145とかのサクリファイス示唆にしないかと提案してみたが、間違えないことが大事なので採用は見送り。弱い側のダブルもPEN志向。

四谷練習会のオークションをさらに改変して、


P P 1D P;
2D P P X;
XX 2S P P;
X


なんかも似てて、トランプの枚数やHCP、ポジション的には微妙なんだけど、それでもディフェンシブトリック持ってて3Dを提案しているイメージ。


ここね、HCP、相手スーツのトランプ枚数のどちらかに微妙さがある&フィット確定のダブルはササクリファイス示唆でもいいと思うけどね。良い語呂があれば。弱いめダブルはサクリ示唆とか。


3S X 4S 5C;
X


なんかは「5Sを置きたいけれど、流せるなら流して」になるから、上の標語でokだし、


P P 1D P;
2D P P X;
XX 2S P P;
X


のダブルも


Axx
xx
KQxx
xxxx

よか

x
Axx
KQxx
xxxxx


の方が3Dまで競りたい気がするしね。
上は無理に2Sxか3Dと競らなくても2Sスタンドがちょうど良い気がする。

HCPは、inv未満確定とか。inv以上なら自分でPENしたいこともあるだろうし。



「daisukeさんとだとブリッジの話できて良いなぁ。他のパートナーだと試合終わった後、煽りまくって終わるんですよね」

「こいつとは真面目な話は無理だ、ってナメられてるんじゃない?」

「そうなんすよーナメられてるんすよー」



これってソクラテス式産婆術ってやつだよね。
僕は大学院でトレーニングしたけど、上手くやるのはそんな簡単じゃないんですよ、とか言ってみたり。



これが終わった後、上野で飲み会終わりの友人とサウナ北欧に行く、はずだったのだが、友人はケータイ紛失したとかで来られず僕1人で整ってきました。

前に北欧行ったのは昼だったので、人も少なく水風呂がキンキンだったけど、この日は人も多くちょうど良いくらいの水温。
サウナは割とあつい。室内計は105℃を指していて、場所によってはそのくらいかもなって感じ。そもそもサウナの室内計ほど信用できないものはなくって、僕はきちんと動いてるやつをまだ見たことがないのだが。

北欧は熱い風呂、ぬるい風呂、外気浴イス、サウナ水風呂と色々揃ってておススメ、特に3時間¥1,400コースはお値打ち。上野駅中央口から徒歩3分くらいでアクセスも良く、休憩スペースも良い。鶯谷サウナセンターより好き。ただロウリュはないのと、夜はあんまりマット交換しないから座る台がびちゃびちゃだった。

ここは食堂が評判でカレーを食べた、そこそこ美味しい。宿泊も¥4,500切るくらい。


翌日も千葉県知事杯に行って、疲労で体はボロボロ。
木曜くらいに引いた風邪が月曜にまたぶり返してきて、火曜は休みつつブログ書くことに。1週間も自宅出るなら、ちゃんと節制しないといけないね。