さてさてお楽しみ、午後のとあるラウンド。
ここでN君は大活躍だった。僕はずっとEast、午前の順位は3位/8チーム。
1ラウンドは4bd、まずは僕の失点ボードから。
ドラマはここから始まる。
オークションはEastの僕からフリーランで、
1H 2C;2S 2NT;3NT//
リードはD5。クラブのバッドブレイクを確認してスペードを取り切るとNorthはクラブ1枚とダイヤ2枚を捨てざるを得ない。ハートフィネスはは抜けてH1D3C1敗の1ダウン。
4Hをやっていたら5メイクなのでこれは痛い。
僕が2NTに3Hを言わなかったのは、3の代でリビッドするようなハートではないと思ったから。HCPの半分以上が短いスーツにあるので、Pdを刺激しすぎると思ったのだ。実際Westの手は、3Hを言ってしまうとかなり興奮しそうだ。
これはビッドの組み立てが良くなくて、実際は2Cに2Sビッドでハンドの概形とバリューを示すのを優先してしまったが、2H、3Hとちまちまビッドするほうがそれっぽかった。
1H 2C;2H 2NT;3D 3H;3S 4H//
とかどうだろう、3DはUNBALで余力を示しているように見える。
そんなこんなで失点してしまったが、ここからはN君の出番だ。
They Vul. 僕は1st seat.
スペード5枚の19点持っていて、1Sで開けるとそれが流れる。
「あーこれは…怒られるやつですかね」
にやにやしながらダミーを開くN君。
フルハンドは以下。
「スペードないし、誰かバランシングしてくれると思ったんですよね」
我々で26点持ってるが、それはそれ、これは1S。
CTリードはCA勝ち、HJ,Q,K,5。
勝った。
DAで手に戻ってハートを出すとHA勝ち。C9バックはCK勝ち。
DA,DKでダミーに渡るとき、DQxを発見。HTでクラブを1枚捨ててDJ。
手からは最後のクラブを捨て、Southがラフ。クラブリターンを切ってSAKとってST8を負けるのでS2H2D2C2とクラブラフで3メイク。
「ダメなんすかね、こういうのパスしたら」
「真面目な話、H5枚あるのは良くないと思う。」
「まぁこのパスで優勝したら褒めてあげるよ。」
で、裏は何やってるかというと、3NT by Westが-2で6取り。ブレイクは良いしアナーの配置もいいし、なんでこんな事になるのか。
と思ったけど、NorthのD2リードにWestのハンドのDKで勝つ展開にしちゃったりすると、存外厳しいかもしれない。DK勝ち、DA、HJ勝たされクラブダック。クラブバック。クラブキャッシュしてH。HA勝ってスペード。ここで下手にSA,K,6とか。
詳しく聞いてないけど、これは2ダウンのかほり。
フィールドとの比較はマイナスだったことを一応付け加えておいて3bdめ。
Southから、
P 4S 5C ?
うーん、バルの4Sは出来てるかねぇ、落ちてるかねぇ。
メイクされてもいいや、これは戦わないと。ダブルをつけて、これが流れる。
ディフェンスは簡単、SQリードは勝たされて、スペードを続ける。あとは寝て待てばHAとDKが取れる。
裏は4Sオープンに4NTときて、Southの5マイナーのダブル付き。ディフェンスの展開は、どっちかのメジャーのAがキャッシュされて、その後のシフトがイモだった結果、逆側のメジャーシングルトンがどっちかのメジャーのKの下に消されたとかなんとか。説明を受けたが、どうでも良さすぎてちゃんと聞いていない。
そして最後。
オークションはNSのフリーランでNorthから
1C 1H;1S 1NT//
で、リードは渾身のST。
SQに、STは9を持たないダブルトンかもしれないから、とりあえず5くらいでお茶を濁したカモン。
C2にはC9でカウント。
CK勝ってHQ。HK勝って、C3-3に気づかず、上から取られ1NT=。
「ハートリードでしたね、迷ったんすよ」
「いやSTは最強のリードなんじゃない?ディクレアラーS9xでしょ。」
CJはダックすると結構厳しくて、ディクレアラーは割とやることがなくなる。CA取ってダイヤでダミーに入って、クラブ出してもハート出しても当たりだが、万一ダイヤ4巡だしてWestにスローインの流れにすると、SA,S7(僕はSAに8で安全にカモン)とイグジットされHA表の一本勝負になる。まぁできるけど。裏は2メイク。
ハートリードは寝てても1メイクだから、やっぱりこちらが最強のリードかしら。
で、結果発表。
チームは僅差で優勝だった。ペア順位は我々が4位、チームメイトが2位で、我々に勝ったとチームメイトが喜んでいた。
「僅差の勝ちだから1S3メイク偉くないすか!」
おっとっと、たしかに。これでチーム勝ってるね。えらいえらい。
たった2ラウンド、1日やっただけだけど、ドラマがたくさん生まれたのは集中してポストモーテムしたからだろう。そしてなんと、反省会はこの後も続くのだ。











