リング自作
さて、まずワックスを糸鋸で切り出しおおまかな穴を彫刻刀でガジガジ掘ります。
指を入れて見るとギリギリセーフ。
この穴をただ単に真円にするならただの棒で良いんですが、本当はリーマーと言う物で指の形に合うように掘ります。
しかし、そんな物は有りません。
うーん。
そうだ近所の事務用品店が安売りの時、いつか使うかもと、サイズの穴の紙とサイズの棒を買っていたのを思い出しました。
この棒にジャストサイズの指輪を挿し印を付け、更にその棒に紙ヤスリを巻き付け穴を広げ印よりやや大きめに作れば良いんだと思いつきました。
穴が開きました。
で、リングの形になるようにおおまかに削ります。
使用するのはなんと、コレ。
家に有るけど使っているのを見たことないので、「ちょうだい。」と家内に言い錆取りをし、研ぎ上げた物です。
革を切りそろえる時も使います。
料理には使いません。
ホビー専用。
でおおまかに削ります。
売ってあるリングのワックスはこの位の状態ですから、まだまだ。
私は才能が有る!と自信を持ち始め微調整を始めると「パキッ!」と音が、「アーッ!!割れたー。」舞い上がった分ひどく落ち込みます。
仕方ない。
余り使いたくなかったけど、ワックスペンで溶かしてくっつけます。
気泡が入ると、スや荒れの原因になります。
しかし、この間図書館で借りた彫金の本には、失敗した時の対処を何処にも書いてありませんでした。
プロは、間違いの無い方法を間違いの起きにくい手順でやります。
もちろん本業は私もそうします。
しかし、素人が読む入門書に間違えた時の対処法が載っていないのは納得出来ません。
パソコンなどエラーの対処法のみの本が有るほどです。
裾野を広げる為の本を作ればホビー人口ももっと増えて専門の道具ももっと安くなるのになー。
さて大体形の出来たリングにデザインを彫ります。
何か、彫るのも専用の良い彫刻刀が有るらしいのですが、無いのでミニサイズの三角刀で彫ろうと思います。
デザインを描いた紙の起点となる部位に針のような物で穴を開けのりでリングに貼ります。
開けた穴に針を刺し印をリングに付けます。
その印の点と点を三角刀で慎重に掘り進めます。
あ、又、彫りすぎた!
続く。
発作
年に何回か発作的に物作りをしたくなります。
雑誌を見ていたら、とても欲しくなり作っちゃいました。
今回は、東急ハンズで見かけた布用マーカーでTシャツを作ろうとしたのですが、図案で行き詰ってしまい保留にしたのですが、内なる炎はくすぶり続け何かしら作らないと消えそうもありません。
そこで、前に保留にしておいたリング作りに挑戦しようと道具を引っ張り出しました。
あ、保留についてご説明します。
私の物作りのポリシーは、「たった2つの事を守れば何でも完成できる!1つは、やり始める事、もう1つは、完成するまでやめない事!」なのですが、何事も思うとおりには行きません。
しかし、ポリシーがあるのでやめたとは言えませんから、「保留」となるのです。
末期の日本軍が「撤退」と言えず「転進」と言い換えていたのに似ています・・・。
さてリングですが、昔シルバー粘土でリングを作ったのですが、純銀と言うことで強度に問題(私のスキルのせいでしょうが)があります。
そこで銀でも真鍮でも鋳造できる「ロストワックス」と言う製法でリングを作ろうと思い調べたのですが、このワックスと言う物が中々素人ではあつかいにくいものらしいのです。
ところが最近とてもあつかいやすいワックスが開発されたのです。
それが「SDワックス」と言う物です。
これは、今までのワックスを違い、カッターでサクサク削れるのです。
と言ってもカッターだけでは、無理が有ります。
ワックスとは蝋ですから熱でやわらかくなり盛ったり、削ったり出来ますが、その為の「ワックスペン」と言う奴が数万円もするのです。
しかし、熱をコントロール出来るコテですから、「あれー、これってアイロンに似てる。」と本業のアイロンコントローラーと低ボルトはんだこてで作っちゃいました。
両方オークションで落としたので、10分の1の金額で完成!
もの凄く怪しい出来上がりですが、ちゃんと使用できます。
とここまでは、保留前に用意しておいたのですが、突然の再開に足りない道具が多々有るのに気が付いたのですが、ここで再度保留にするわけには行きません。
足りない物は、知力(あまり無い)と根気で何とかするしかありません!
何とかなった事は、少ないけど。
旨味調味料
昨日、中国を旅する番組を見ていたら、食堂の女将が「2000年の伝統の料理!」と自信たっぷりに作り方を見せてしたのですが、いの一番に旨味調味料をたっぷり投入していました。
2000年の伝統はどうしたー!!
旨味調味料は、100年の歴史しかないぞー。
昔、焼飯好きの編集者が大好きなお店に取材に行き味の秘密を教えてくれと頼んだ所、気を良くしたご主人が大声で「旨味調味料を大匙1杯いれるんですよ~。」とニコニコしながら教えてくれたそうです。
旨味調味料の浸透は、アフリカにまでおよんでおり、お金の無い人達が、その日の晩御飯分1回分の小分けされた(まるで警察24時に出てくる覚せい剤のパケのよう)を買い求めています。
美味しい物を食べさせたいと言う気持ちは尊いですが、2000年の伝統の料理に何の秘密も無いのは寂しいですね。





