三段階増毛法
まず少なめに髪の毛の付いたカツラを被り、徐々に毛を増やして行き回りの人が不自然に思わない程度に髪の毛を増やして行くと言う、それが本当なら夢のようなお話です。
ある日、知人から会社の上司の話を聞き疑問が氷解しました。
ここまで聞くと何も不都合は無いようですが、実は本来なら薄毛もしくはハゲている場所が、メッシュ状のカツラの土台が丸見えになっているのです。
こうなると周りの人の気の使い様は半端では有りません。
カツラ壊れる
カツラが高価な事は皆さんご存知ですが、壊れたらどうするかと言うことになるとご存知無いと思います。
中古の軽自動車ほどの値段のカツラですが、通気性やフィット感をよくする為かなり薄い土台に人毛もしくは人造毛を植えつけています。その薄さの為年数が経ちますと破れたり止め具が外れたりします。
これは帽子と置き換えて考えるとわかるのですが、いくらお気に入りの帽子でも起きている時間中被り続けていれば数年で寿命が来ます。
しかし、少しの破れであれば直して使おうと思うのが人情ですが、大手のメーカーは応じません。
これは、2つの理由があります。1つはもちろん新しい物を買って欲しいからです。初期の大々的にCMを流していた時代、広告費を来客で割った金額が二十数万円だったそうです。
購入者数ではなく、ただ立ち寄った人も入れた数字ですから実際に購入する人からは、出来るだけ多く稼がねばなりませんからねー。確か裁判沙汰にもなりました。
もう1つの理由は、経年による素材の疲労は部分的に修理しても直らないと言うことです。古い自転車のタイヤのように一箇所直してもすぐ他に穴が開くのと一緒です。
それでは修理は不可能かと言うとそうではありません。
少ないですが、元メーカー勤務の専門家で修理専門の人もいます。
しかし、古すぎる物やあまりにもひどい破損は無理でさらに、代わりにはめるカツラを持っていない人もすぐに直せませんから無理ですね。
時代劇のカツラは土台が金属でめったな事では壊れませんが、立ち回りでも外れないようにギチギチの大きさの為、長時間付けると頭を万力で締められるような痛さにおそわれるそうですので、日常生活には不向きですね。
迷信
髪の毛には迷信が多数有ります。
たとえば海草が白髪、ハゲに効くとか、皮脂がハゲになる大きな要素だとか、丸刈りにすると髪の毛が濃いくなるとか。
皮脂に関する物には、商品を売るためにわかっていても売る場合があるのでしょうが、皮脂の多さとか皮脂が毛穴に詰まっているから薄くなると言うなら、昔の人の方がハゲが多かったはずですが、そのような話は聞きませんし、皮膚の奥に有る毛包に影響は与えません。
国によってはシャンプーが宗教によって困難な所も有りますが、そのような国に薄毛の人が多いとは聞きません。
又、ネイティブアメリカンの人達は、シャンプーを頻繁にしているとは思えませんが、髪の毛が多いイメージが有りますし、そのイメージからか、「ネイティブアメリカンの髪の毛の多さの秘密はこれだ!」と言う商品まで有りました。
海草もそうで、内陸の国で海草をあまり食さない国の人の薄毛率が多いと言う統計も無いようです。
丸刈りも実際に丸刈りにする前に一月の伸びを計り、丸刈りにしたのち一月の伸びを計り比べたところ差は無かったそうです。
丸刈りは単に迷信ですみますが、海草と皮脂はそれを売り物にした商品が多数有ります。チョット調べたり考えたりすれば判る事ですから、効果がまったく無いわけでは無いと言うことを言い訳に売っているのでしょうが、それにすがっている者には裏切りですよね。
そう言えば血行を良くすると生えると言うのも医学的に証明されていません。
それが本当なら頭の右側と左側で薄くなり方が変わりますし、頭を叩いて赤くなるのは血行が良くなったのでは無く充血しているのですから、血の巡りは悪くなっています。
叩き続けたお父さんお疲れ様でした。
