頭ジラミ
ふと、シラミのことを思い出しましたので、お話します。
昔、娘が保育園で頭ジラミを貰ってきました。
初夏ごろから布団やプールをかいしてうつりますがその卵が相当強く頭にこびりつき中々取れません。
昔はDDTなどをふりかけて卵ごと殺していたのですが、強い発がん性から現在では使用できませんので、仕方なく商売の頭髪用アイロンで少しずつ卵を焼き落としました。
その接着力はセメント並だそうです。
現在の薬はスミスリンパウダー、若しくはスミスリンシャンプーですが、卵には効果が有りません。
では、DDTもスミスリンパウダーも無かった昔はどうしていたのか古老に聞いてみましたら、竹を板状にして細かい切れ目を入れて押さえつけスキマを作りそこに髪の毛を入れてスキ取っていたそうです。
現在も形を変えてステンレス製の目の細かい梳き櫛が販売されています。
頭ジラミの他に毛ジラミが有ります。こちらは、主に陰毛に生息し、まれに眉毛、腋毛にも生息しますが、頭には生息しません。
こちらも昔は特効薬がありました。
水銀軟膏です。
水虫の薬としても、その特効性が知られていましたが、頑固な水虫に効く位ですからその浸透性と殺菌力はたいしたものですが、人体にも多大な副作用をもたらしますので現在では発売禁止になっています。
しかし、「水虫、毛ジラミに絶大な効果」と謳ってあったら海外製の水銀入りの可能性を疑ってみましょう。
海外ではまだ水銀軟膏を作っている所があるからです。ご用心。
そういえば「ああ水銀大軟膏」と言う短編を野坂昭如氏が書いておられました。
バーコード頭
中曽根総理大臣のヘアースタイルで、その呼び名が固定した感があるバーコード頭ですが、調べてみると本家の商品についているバーコードも1978年説と1988年説がありますので、中曽根総理が在任中にその名前が世に広がっていたのを考えると1978年説が正しいのでしょう。
しかし、あのへアースタイルは、ご存知のように分け目の位置を側頭部にして分けた側頭部の毛を上にかぶせるのですが、カットに慣れないうちは色々失敗もしました。
初めてバーコードの頭の人をカットした時のことです。
他の所を全体に3センチづつカットしていたので、上の長い処も3センチカットした所かぶさらなくなってしまったのです。しかも、上の毛は他の所と違い伸びが遅いのです。
謝りに誤って、しかも、優しい方だったので許してもらえたのですが、2月ほど上手くかぶさらずスキマの開いたバーコード頭になっていました。
もう1つの失敗は、同じバーコードでも亜種のアンドロメダ星雲型のタイプの方です。
アンドロメダ型は側頭部だけでなく後頭部からも髪の毛を補充し後頭部から渦巻き状に頭頂部を隠す方法で、普通に髪の毛をとくと肩の下まで髪の毛がきます。
つまり、前髪のフリをした後頭部の毛なのです。
初めてこの形の髪のカットをした時、ご自分で髪をカットして切り残したのだろうと思いカットしてしまいました。
その為3割がた頭頂部が薄くなってしまいました。その方とは2度とお会いしませんでした。
しかし、バーコードはQRコードが出て来ても健在ですが、バーコード頭は段々少なくなって行くようです。
ショーン・コネリー2題
007で一世を風靡した時には、もうカツラで、しかも撮影時以外は公然とカツラをはずしていたそうです。
そのショーン・コネリーが皮肉にも長髪で出演したのがザ・ロックです。
長年難攻不落の監獄に収監され伸び放題(額までミッチリ生えています)になった髪の毛をカットするシーンまであります。
職業柄食い入る様に見てしまいましたが、カツラでは無く最近流行のヘアコンタクト風の物だろうと推察されますが、ハリウッドですから数本づつ貼り付けていったのかもしれません。



