訪問理美容ダイロク -33ページ目

マジック

実は、私マジックも大好きで、本日はマジックについてお伝えします。

マジックは、ピラミッドの壁画に「カップ・アンド・ボール」(ボールとカップを使い、ボールが消えたり出たりする奴)が描いて有る事からも判る通り文化の発生と時を同じくして始まり、中世ヨーロッパの魔女狩りの時代を除き進化を遂げて来ました。

忘れられないマジシャンの話が有ります。

冷蔵庫もあまり無い時代のお話です。
そのマジシャンは、夜のステージが終わるとシルクハットに燕尾服姿で酒場を訪れます。そして、誰かがマジシャンに気付き「何かやってくれよ」と声が掛かると色々な小物を出し、最後に大きな氷の塊りを取り出します。
その頃の氷はすぐに手に入る物では有りません。

酒場の出来事を聞いた新聞記者が、酒場の関係者全員に口止め料と思われる金額より多額の金を渡し氷の出所を調べましたが、酒場の誰も買収された者はいませんでした。

これでは、本物の魔術師ですが、もちろんタネは有ります。

彼はステージが終わると一旦ホテルに戻り、厨房で氷を手に入れて、頭にタオルを敷きその上に氷を乗せシルクハットを被り、両脇にも氷の塊りを挟み出かけていたのです。

もちろん「何かやってくれよ」の声が掛からなければ、氷を挟んだまま帰ります。

お金にもならない(広告と言えない事も無いでしょうが)事の為に冷たさに何事も無いように耐え、自分からは絶対に「お見せしましょうか?」と言わない、まさにプロです。

最近TVに出るマジシャンにサクラ(仕込んだ観客)とテープの編集疑惑が有ります。

サクラはアメリカでは常識で、それも1つの芸の一部になっています。
スリ(財布を掏るスリです)のショーでは、サクラ無しでは出来ません。
何せ着ているワイシャツまで掏ってしまうのですから(笑)、しかし、サクラは、あくまでもすみやかな進行の為です。

空中浮遊を外でやってみせるマジックが有りますが、この間TVで真横でサクラが「スゴーイ」と言っていましたが、その角度ではタネが丸見えのはずで、そこまでウソをつくと、すみやかな進行の為のサクラとは言えません。

見てみぬフリと編集で作るマジックが嫌なのは、それをして良いのなら、もうマジシャンで無くてもアイドルでも誰でも良くなってしまうからです。

私は、マジックが、そしてマジシャンが大好きです。

騙された自分を笑うと言うのは、相当高度な笑いです。

人を驚かす為には、何でもすると言う気持ちは上記の2人とも変わりませんが、品性と言う点で大きな差が有ると思います。
下は、私の大好きなマジック映画「プレステージ」より。
プレ

世界の料理ショー

もう1つ世界の料理ショーも、手が届かない物を見せられるテレビ番組でした。

大量のバター、大量の砂糖、大量の生クリーム、フォアグラなどとても家庭いやレストランでもその当時(1970年代)では、無理だったでしょう。

それらを惜しげも無く使い、軽妙な司会をしていたのがグラハム・カーでした。

「スティーブ○○○だろ」などとスタッフのスティーブをからかったりするのですが、スティーブは一度も顔を見せませんでした。

最後に1名観客が指名され試食するのですが、外人特有のオーバーアクションでおいしそうに食べるのを、うらやましく見ていました。

それから10年後、日本も豊かになり大量のバターその他を使えるようになり、世界の料理ショーも忘れた頃、新世界の料理ショーが始まりました。

「グラハム元気だったんたー」と久しぶりに会う親戚のような感じで番組を見出すと、内容は一変、昔の料理を味を変えずに低カロリーにすると言う番組に変わっていました。

大量のバターはマーガリンに生クリームは植物性のクリームに、砂糖は少なめ・・・。

それは私たちが昔食べていた物じゃないかー。

苦労してロッククライミングして頂上に手をかけたら元の位置のような感覚に襲われました。


見た目も味も同じものですよと言えば言うほど見ていてむなしさがこみ上げてきました。コーラが駄目ならノンカロリーコーラを飲まずに水を飲めば良いのにとおもいます。

しかし、後からわかりました。

高カロリーの食生活から奥さんが循環器の病におかされていたのです。

その奥さんの為、又、同じ様な病気に視聴者が向かわないようにとの思いも有ったようです。

しかし、スティーブの顔見てみたかったなー。

カー

ボブの絵画教室

挿絵を描いていることでもわかる通り、私は、絵を描くことがスキですが、昔のテレビ番組(BS)で物凄く気になるお絵かき番組が有ったのです。

名前をようやく思い出したその番組は、「ボブの絵画教室」です。

アフロにヒゲがトレードマークのボブが30分程の時間で、壁を塗るような大きなハケを使い風景画を仕上げてしまうのです。

風景画の出来は、胡散臭い贈答品屋に置いて有るというか、どこかで見たようなと言う絵ですが、30分で描き上げ、しかも、私も出来るかもと思わせるのがミソです。

しかし、アメリカだなーと思ったのが筆を洗うシーンです。

30分と言う時間のせいかとも思うのですが、筆を描いているその場で洗います。

普通筆は、絵の具を取り、洗い、布で拭くなどの行程を経ますが、ボブは何かの入った(余分な油を取りますとの解説が入るのでおそらく油性の物)に突っ込み 洗った後絵を立てる3脚にダダダダダと叩きつけ余分な油を飛ばしますが、そんな事自分専用のアトリエを持っていないと不可能です。

しかし、昔のBSは他にも日本向きで無い物をイッパイ放送していました。

たとえば料理番組で、ヨーグルトを作るので、熱処理をしていない牛乳を20リットル用意しましょうとか、ここでバターを1キロ投入とか、どう見ても中華料 理なのに日本料理と言い張ったり、日本では手に入らない素材を使った日曜大工とか何のためにと言うか誰に見せたいのかも判らない番組がイッパイ有りまし た。

とにかく安い番組を買って来て時間を埋めるしかなかったのかもしれませんが、それらの番組をボーと見るのが楽しみだった私もヘンですね。


bobu