マンクスホップは何の抵抗もできずにズルズルと下がっていってしまったので、あぁこれで引退だろうなと思っていました。

この状態でもう 1 戦させたところで上澄みを見込めないと考えられましたので、今日の引退発表は至極当然です。

元々来年 3 月が牝馬の引退期限ですので、引退が少し早まっただけではありますが、どんどん現役馬がいなくなっていくのは寂しいです。

 

ただ、早来ファームの方で繁殖に上げてくれるようなので、マンクスホップの仔には少々注目していきたいなと思っています。

どうもこの馬は全能力を発揮しきったようには見えないので、仔にエネルギーが伝わりそうな気がしています。

種馬がどの馬になるのかもありますが、クラブ募集で出てくるのようなら、しっかりと確認したいです。

一年以上ぶりのレースで、しかも昇級初戦という状況でしたので、惨敗しても仕方がないと考えていました。

しかしながら、ダルダヌスはこのクラスでも十分に戦えるということを自らで示してくれました。

 

パドックでの動きはやはり大幅プラス体重が示している通りかなり重たく映りましたが、脚運びとしては久々とは思えないくらいしっかりと動けていました。

若干歩様のバランスが微妙かなという程度で、パドックで見せる動きとしては良かったです。

 

レースでもあのハイペースの中でも先行集団に特におっつけていなくても取り付けていましたし、終いは少し苦しくなって伸びあぐねましたが、最後まで止まることなく走り切りました。

これなら次走はもっと動けると思いますし、掲示板圏内も狙えることでしょう。

 

権利が獲れる着順ではなかったので、少々リフレッシュ放牧するとのことですので、次走は 3 月の中山かもしれません。

ダルダヌスに関しては、それほどレース数を走っていませんので、まだ馬としては若い気がします。

来年も十分に楽しめる馬になってくれそうです。

先週の中日新聞杯ならどうにかなったのかというのはさておき、ディセンバーステークスに出走したのは仕上がっているからやむなしというような感じを受けました。

本来であれば、万葉ステークス辺りが一番条件としては向いていると思われますが、昨日の疲れがあまりないようであれば、万葉ステークスにも出走して欲しいところです。

スタートと二の脚があまり速くないので、やはり 2400m 以上のレースでないと、先行することも捲っていくことも難しいというのを昨日再認識しました。

 

次走はセファーラジエルらしい走りを見てみたいところです。

どうやら昨日は喉鳴りの兆候はなかったようなので、そこは安堵しています。