今年出資したキングスローズの 22 ですが、1 行目のコメントを見て感激しました。

自分が募集馬ツアーで見て、親しい仲間に繰り返し伝えていたことがあります。

それが「動きの質が違う」という言葉でした。

具体的には何かと言われると、説明が難しいと考えていたのですが、今回のレポート更新の 1 行目がピッタリ自分の感じていたことを説明してくれていると感じました。

なかなかこんな事を言われるというか、いきなり書かれる馬も珍しいのではないかと思われますが、おそらく NF 空港のスタッフの方々が実感していることなのでしょう。

 

ただ、この時期のレポートにそれほど重要な意味はありません。

実際にデビューするのは早くて来年の夏ですし、来年になって馬名が決まるくらいの頃からのレポート内容が重要であることは百も承知です。

 

しかしながら、今回は 1 行目のコメントがあまりにも嬉しかったため、このような更新をさせていただきました。

今後も順調に成長して、乗り込みが進められることを願っています。

このブログを読んでくださっている方々には、マンクスホップが変化してきていること、どこかで穴を開ける可能性があることを書いてきていましたが、一昨日その時が訪れました。

 

正直なことを言えば、前走に関して何もコメントしなかった、あるいはブログで何も書かなかったのは、角田大和騎手に関してどうがんばっても穏やかな言葉を投げかけられなかった為です。

とても辛辣な言葉を並べ立てるしかないくらい激おこでしたので、ブログに書くこと自体を止めていました。

 

今回は馬場の内側があまり伸びないというのを騎手たちは皆感じていて、マンクスホップが勝った以降のレースでも内を突いて勝ちそうだった馬が 1 頭いましたが、最終的には差されていたように、たぶんタブーだったのでしょう。

そこを内枠だったこともありますが、あえてコーナーリングで内突いてリードすると、そのまま先頭でゴールするという離れ業をやってのけました。

角田大和騎手、一昨日の騎乗はお見事でした、ありがとうございました。

 

成績だけ見れば、マンクスホップが勝つというシチュエーションを考えるのは困難だったことでしょう。

ですが、ここ数戦の変化を、特に京都戦からの変化を感じていた方には美味しい馬券だったのではないでしょうか。

儲けられた方、おめでとうございます。

 

パドックでの動きでもそうなのですが、ようやく後脚がちゃんと前脚の動きについていけるようになりました。

自分はここまでなるまでに、厩舎から見放されて引退しまうのではないかと考えていたのですが、全くその素振りすら見せなかった松永幹夫厩舎スタッフの皆様には心から感謝しています。

 

この勝ち方ですから、人気薄の馬が出し抜けを食らわせて勝っただけ、という印象に思われるでしょうけども、マンクスホップ自体がこの北海道シリーズでとても成長してくれたというのを実感していますので、2 勝クラスに上がってもそこそこ走ってくれるのではないかと考えています。

 

いきなりは無理だったとしても、またいつの日か儲けていただける時が来ることを願っています。

グランドブレーカーは、前走のリプレイを見ているかのような負け方をしていました。

これだけ書くと、何の進歩もないという感じですが、パドックでの雰囲気はかなり良化していたと思います。

 

レース後すぐに追分ファーム LV に放牧へ出したように、今のままだとただ走ってただ負けるという状況になりそうなので、一度立て直すというのは賛成です。

特にスタートをどうにかしないと、勝ち負けどころか馬券圏内に入ってくることも難しいでしょう。

それだけ出脚が遅くてどうにもなりません。

札幌で走るということにはこだわらなくて良いですので、一度牧場でスタート練習含め立て直して、次走は秋で良いと思います。

 

この時期に 2 戦出来て、課題は見えていますので、ここから徐々に上向いてくるはずです。

次かその次くらいには、馬券圏内に入るくらいの走りを見せて欲しいものですが、おそらく大丈夫でしょう。

成長を期待して待ちたいと思います。