グランドブレーカーが引き金という訳ではないのですが、前々から考えていたのは、そろそろ撤退しようかなということです。

追分ファームリリーバレーに行かれたことがある方なら分かると思いますが、設備はかなり凄いです。

この設備を使いこなして強い馬を作るようになってくれるものだと期待して、入会したということもあります。

しかしながら、一向に成績は上向いてきません。

少なくとも、期待しているラインには届いていません。

これは自分の出資馬のことを言っているのではなく、クラブ全体としてということです。

 

こうなってくると値段が安いのだけが魅力で、他の部分はどうなんだということになります。

クラブ的に一番の良さは関係者コメントをきちんと取ってくることだと思いますが、最近は本家でもそれなりに増えていますのでそれほどアドバンテージでもなくなりました。

 

まだ 1 頭ダルダヌスが現役で頑張ってくれていますが、実は G1 でそれなりに楽しめたダルダヌスとフェルマーテは白老産なのです。

追分産の馬とは相性が悪いのか、全然楽しめていないことを考えると、やはり G1 サラブレッドクラブとはお別れかなという感じがします。

今年の募集馬でも気になる馬はいましたが、一次で応募しなかった理由のひとつにこのことを考えていたから、ということもありました。

 

ダルダヌスが引退するまでは、特に何もアクションを起こす気はありませんが、引退したら早々に退会ということになるかと思われます。

この馬は募集馬見学ツアーが 1 日ツアーとはいえあったにもかかわらず、参加せずに動画だけで選んだ馬でした。

その前の 2 年は動画だったとしても工夫があり、いろいろ比較できる材料がある状態でしたが、グランドブレーカーの年からは普通の動画しかなくなった世代です。

 

動画だけで選ぶのは止めようと思っており、この年は出資しない予定だったのを思い出します。

しかしながら、動画だけでも十分にワクワクする動きを見せてくれていたグランドブレーカーに出資することに決めました。

 

おそらく自分の出資馬が活躍するかしないかは、募集時の動きと新馬戦のパドックでの動きがイコールで繋がる馬ほど活躍している気がします。

その点で、グランドブレーカーの新馬戦のパドックでの動きは、かなりガッカリでした。

同じ馬とは思えないほど、募集時の弾むような動きは全くなく、ただ単にペタペタ歩いていただけでした。

10 戦経っても、募集時の動画の動きは何だったんだと言いたくなるくらい別馬なように見える動きしかしてくれませんでした。

 

正直に申し上げて、募集時にツアーで実馬を確認していたら、出資していないと思います。

今年の募集馬でも、動画と実際では異なる馬が多々いましたので、おそらくその年のツアーに参加していたら、その中の 1 頭にグランドブレーカーも入っていたことでしょう。

 

未勝利で完全に手を離れる引退馬というのは、かなり久しぶりです。

それこそ、このブログを書きだすきっかけとなったブレイクザポケットよりも前になります。

シーアフェアリーも地方しか勝っていませんが、それでも地方から中央に戻るくらいの力はありました。

グランドブレーカーにはそれすらもない為に、ここで終了という判断なのだと考えています。

 

動画だけではない、今年の 2 歳馬と 1 歳馬がどうなるかはまだ分かりませんが、少なくともグランドブレーカー以下ということはないと思われます。

また楽しみになる馬が出てきてくれることを期待しつつ、グランドブレーカーに関してはこちらで幕引きとさせていただきます。

マンクスホップは土曜日に出走したレースで 10 着でしたが、北村友一騎手によるとこのクラスでは内枠スタートでロスなく運ばないと厳しいそうです。

これが現在のマンクスホップの立ち位置でしょうから、これはもう素直に受け止めて、そのようなチャンスを待つしかないでしょう。

 

2 勝クラスを勝ち切るイメージというのは、確かにあまり湧かないというのが正直なところですし、今後も引退する日まで少しでも良い着順でゴールしてくれることを期待して応援したいと思います。

どこかで複勝でも儲けられるくらいの穴を出してくれそうな気はしますが、果たしてどうでしょうか。