早い馬は 7 月半ばから育成厩舎に移動し、馴致を行って乗り出している頃だと思われますが、リナーテの 23 はいまだイヤリング厩舎におり、育成厩舎には移動していません。

この事に関してですが、個人的にはむしろ良いと考えています。

 

実はクロノジェネシスも移動したのは 9 月末で、本格的に乗り始めたのは 11 月だったりします。

自分としては、馴致をじっくりと行って欲しいという考えが結構ありまして、去年のラッフルズドリームが早すぎると思っていたほどです。

ラッフルズドリームに関しては、成長曲線が思ったより遅かったというのが 2 歳になってから判明していた為に、初期の移動が早すぎたということなのでしょうが、今年のリナーテの 23 はきちんと見極めて判断してくれているのではないかと推測しています。

 

その為、いつ移動するのかハラハラしているという事はありません。

じっくりと夜間放牧を重ねてもらって、成長してくれれば何の問題もないです。

 

リナーテの 23 に関しては、適性というのをあまり考えなくても良い為、その点はかなり楽です。

他の馬の場合は、どの距離でデビューするのかなどいろいろ妄想しますが、この馬の場合はほぼ芝 1200m と決まっていることでしょう。

それ故に、2 歳の早い時期にデビューするなら函館かなというような想像をしています。

 

今年の秋か来年の春に、一度 NF 早来へ牧場見学に行くことを考えていますので、早めに計画を立てて向かいたいところです。