長湯温泉・大丸旅館からの季節便り -78ページ目

温泉粥



ヨーロッパでは古くから、温泉飲むこと(飲泉)の方が入ることより盛んにされており、『ミネラルを多く含んだ温泉を飲むことは野菜を食べる以上に体によい』と言われています。

ここ長湯温泉にも飲泉の文化は古くからあり、昭和初期にガニ湯で飲泉する姿が写真に残されています。

町にはいくつも飲泉場があり、町を歩けばその文化に触れることができます。


さて、ここ長湯温泉の炭酸泉は『飲んで効き 長湯して利く 長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬』(九大・松尾教授)と称えられたとおり、マグネシウムやナトリウム、カルシウム、カリウムなど豊富なミネラルが含まれており、そのお湯は腎臓や胃腸、肝臓などに効果があるとされています(個人差があります)。


今、大丸旅館ではこの温泉を使って独自の製法により誕生させた、『汐くじら温泉粥』を朝食にお出ししております。

九州地方では汐くじらはポピュラーな食べ物で、昔は炭鉱で働く人たちのご馳走だったとか。山里で貴重な塩分を補給してくれたのです。


                 温泉粥


山の恵みと海の恵みのハーモニーがが生み出す珠玉の逸品を、ぜひご賞味ください。



茶房“川端家”でもメニューに加わる予定です。当旅館にお泊りでないお客様も、こちらでどうぞ。





ベルンハルト・フーバーさん



長湯温泉のある直入町の姉妹都市バート・クロチンゲンのある南ドイツ、バーデン地方にマルターディンゲンという村があります。


そこに世界中から注目を浴びているワインの醸造所があります。


1984年の創設以来、瞬く間にドイツを飛び越え、世界最トップクラスの醸造所に登りつめ、各メディアからさまざまな賞賛を浴び続けています。

それが、ベルンハルド・フーバー醸造所です。


2008年、ドイツで最も権威のあるワイン批評誌といわれる『ゴー・ミヨ』にて、最優秀醸造家に選ばれました。


ここ長湯温泉にも、20年近く続くドイツとの交流の中から、その貴重なワインが上陸しました!


絶品のドイツ・ワインを、ぜひ地元の食材をふんだんに使った長湯料理とご一緒にどうぞ。


                 フーバーさん


(左から順に)


・ フーバー シュベートブルグンダー ユンゲ 2004

・ フーバー ヴァイサーブルグンダー 2005

・ マルターラー ヴァインコンポジィオン 2003

・ フーバー シュベートブルグンダー アルテ 2004





今冬一番の雪。




今冬一番の雪


今日は朝から雪が降り続け、気温が高めなのもあり積もっていなかったのですが、夕方以降やはり積もり始めました。


今冬一番の雪です。。。