前回からの続きです。
台風一過で凱風快晴と言いたいところでしたが、この日は東寄りの風。 一旦は猛暑から解放されたものの再び猛暑日が懸念されるそうです。
今季はすでに何度も登場しているオミナエシとベニシジミ。
レンズの関係で、ふんわりぼけた黄色い雲に浮かんでいます。
図らずもブラックバックに出来たので、立て続けにシャッターを切りました。
ナウシカに出てくるオームの目にも似たクワクサの花? 確認出来ず。
セイヨウニンジンボクだろうと思います。
蕾はまだあるものの、一番綺麗な時期は過ぎてしまったかもしれません。
雄しべには真珠の珠のような何かが乗っていました(花粉にしては大きいかも)。
エキナセア(和名:ムラサキバレンギク:紫馬簾菊)。
ギリシャ語のハリネズミが名前の由来とか。 海外ではハーブとして重宝されているようです。
花粉を乗せた雄しべと、くるっとした雌しべは解るのですが、あのロケットみたいな物はなんだろう。 ネットで調べると萼が変化した苞なのだそうですが役割がわからない。 雄しべと雌しべを守り且つ昆虫を誘引する色と造形だろうという事では萼や苞の一種ということが呑み込めなくもないのですが。。
これがハリネズミという由来だそうです。
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湿度も下がるとの予報でしたが、体感的にはまとわりつく感じがのこります。
レンズをお散歩レンズに交換して彼岸花の丘を偵察。 彼岸花がツンツン伸びてくる前に雑草は丸刈り。
昨年はあまり密度が高くならなかったと記憶している彼岸花。
今年はこの斜面を赤く染めてくれるでしょうか。
彼岸花の丘頂上に植えられているタイワンモクゲンジ (台湾木欒子)の前で休憩。
よく見ると花が咲いています。
女性が王冠を頂いているようにみえます。
少々強引にトリミング。
可愛らしい姿のようですが、画質が粗くて残念。
このタイワンモクゲンジは、このあとフウセンカズラのような赤い袋の実をつけます。 タイミングが合えば彼岸花が咲く頃に見ることが出来ます。
9/6撮影@都立水元公園
北斎の「凱風晴天」(通称赤富士)を模写。
「凱風」とは「和漢朗詠集」に由来する言葉だそうで「夏に吹く穏やかな南風」という意味があるそうです。 夏の早朝に朝日を受けて赤く染まる富士が描かれているのですね。