水辺を巡回しても涼しくはならなかった | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 土曜日、いつもの公園ですが久しぶりに「水辺のさと」地区へ。

因みにこの前を右に行くと、「蓮池」「オニバス池」「ごんぱち池(あさざ)」に抜けます。

 

 この区域には、金魚の展示場があります。

近辺は烏・川鵜などの鳥類や捨て猫が多く、天井含め全面ネットで防御されています。

 

 正式には「葛飾区 江戸前金魚展示場」。

繁殖もしているようで、6月には人気投票などもやっています。

 

 殆どが日除け・害獣害鳥よけのネットで覆われていて、撮影者としては少々興がのってきませんが、好きな方には隠れた名所なのかもしれません。

 

 着物の絵柄のよう

 

 金魚に睨まれてしまった

写真では涼しそうなのですが、林に囲まれているせいか風もあまり通ってこず、蒸しています。

 

 

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 期間・時間限定公開中のオニバス池に寄ってみる。

前回訪れたときよりは大きな葉が浮かんでおりましたが、今年はやはり不作の年のようです。

 

 「オニバスが見頃だってネット記事で読んで来たけど、どれ?」と蝉より大きな声で管理員さんに聞いているサイクリスト風ご老体がやって来ました。 これですよ。

 

 今年は不作なので見頃といえるかどうかは微妙ですが、少ないながらも健気に咲いています。

午後には閉じてしまい、徐々に水面下へ没してしまうそうです。

 

 オニバスは水面下に沢山の「閉鎖花」という開かない花があり、自家受粉して実を成すとか。 水面上に出た花はむしろ実を付ける確率が低いそうです。 水質が悪くてそこまで見えませんでした。

 

 

 一年草のオニバス。 これだけ少ないと来年も心配になってしまうのですが、実際は数年休眠する種などもあるようなので来夏に期待です(そんなに見たいわけじゃないけど)。

 

 

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 オニバス池を出て、こちらも期間・時間限定公開中の「ごんぱち池」に回ります。

アサザが岸沿いに大群生しており、葉と花で水面が黄色くなっています。 人が写り込まないように撮りたかったのですが、これが一番水面が綺麗だったので。。

 

 これでも多年草のアサザ、絶滅危惧との登録でしたが2007年に準絶滅危惧になったそうです。

 

 こちらの池は水質が綺麗でした。

 

 アサザには二種類の花があるそうで、雌しべが長く雄しべが短い花と、雌しべが短くて雄しべが長い花。 この二種間でしか交配が成立しないそうです。 花の中を上手く撮れなかったのが心残り。

 

 いい塩梅に正面から見せてくれる花がなかったので、小さく写っていた花をトリミング。 シベの長さ云々は見分けられませんでした。 キュウリの花に似ている気がする。

 

 

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 だいぶ汗が出たので、休憩給水兼ねてグリーンセンターまで回送(風を切って走ると、辛うじてまだ涼しかった)。

 

 センターの大瓶ビオトープではガガブタ(鏡蓋)/ウォーター・スノーフレーク。

こんなに可愛らしくて可憐なのに、ガガブタという名前の音が可愛そうなので、 ウォーター・スノーフレーク としておきましょう。 この植物、アサザ属で、先ほどのアサザの仲間だそうです。

 

 

 

 葉もまた可愛らしい。 ジュンサイっぽい。

 

 

 

ーーーーー おまけ ーーーーー

 

 

 とても良い香りを振りまくクサギの花。

よく見ると面白い構造です。 スターフルーツのような星形の蕾と思っていましたが、あれは萼(ガク)だそうです。 その萼の蕾(?)から、赤紫の花筒が伸びて先端の珠状の花冠が開きます。 花弁に見えるのは花冠なんですね。 

 

 初雪草の花と実をもう一度撮ってきました。

ピンクの雌しべ・それが次第に伸びて・もっこり緑の実が立派です。 おしり探偵型じゃなくて三つの膨らみなんですね。

なぜおしり探偵なのか。

Daimalブログ初心者の方はこちらも見よう↓↓↓

 

 

 

 

 

 8/23撮影@都立水元公園

 

 

 孫のカートは無事修繕出来ました。

20個入っていたM5ナットは19個が余り、きっと在庫していることも忘れてしまうんだろうなと思いながら、よろず資材箱に収納されたのでした。 因みに今日はサクレあずきを食べてしまった。