一年の内でも数えるほどしかない気候の金曜日。
各地の銀杏が衣替えを始めたとの報道が朝から流れておりました。 水元公園でも黄色味が奔り、遠くのメタセコイアも一部茶色がのっています。
秋バラには少々早めなので、今日も公園散歩。
今年はほぼ出番が無かった広角レンズを使うためにわざわざ小道具まで持ち込むのでありました。 このレンズはとても解像とコントラストがよいのですが、どうしても望遠ズームを多用してしまうのであります。
持ち込んだ小道具はえんぴつ削り。
2021年に先輩&後輩カール君の話題として記事にしていました。 今回は続編的なのでありますが、役に立ちそうな記事ではありません。。
前回も登場したLoftで購入の携帯タイプの300円えんぴつ削り。
今はほぼ使っていません。
サンダーバード2号みたいだ。
ロータリー刃のえんぴつ削りを模したデザインが気に入って購入したのですが、単刃回転式でえんぴつのホールドが弱いせいか、仕上がりは荒く、色鉛筆が勿体ないのでお蔵入り。
ステッドラー(ドイツ)の携帯えんぴつ削りを週初めに買っちゃいました。
アマゾンで590円でしたが、先ほど見ると750円になっていた。
本体にシール貼付されているように、この製品は削り穴が二つあって、それぞれの削り角度が違います。 23度と30度で、30度の方が太物えんぴつや色鉛筆用です。
確かに削り角度が変わり、30度は色鉛筆メーカが出荷時に削ってくるような鈍角です。 鈍角だと、芯が折れにくくなるのです。 逆に、えんぴつデッサンようにめちゃくちゃ鋭角に削る削り器もあり、芯が30mmくらいまで削り出され、塗りやグラデュエーションを描くのによいらしい(私は普通の削りで充分)。
更に昨日配達された日本製国産削り器 ”トガール” 350円くらい。
この削り器は、5段階に削り角度を変化させることが出来ます。
中身はよくある固定刃ですが、ダイヤルを回すと確かに刃の角度が変わります。
比較すると、国産 ”トガール” に軍配が上がります。
確かに双方とも色鉛筆に適した鈍角で削ってくれるのですが、芯の仕上がりが違います。 ステッドラー製は芯の表面が荒くて描こうとすると崩れる場合があります。 トガールは滑らかな芯の仕上がりでほぼ崩れることがありません。 差し込み式なので削り方次第なのかもしれませんが、この差は実用的には大きい。
暫くはトガールを線引き色鉛筆にて試用してみます。
さて我が家の主力削り器、後輩カール君(日本製カール事務器)
普段はこれオンリーです。 ハンドル式の方が安定してラクチンなんであります。
ハンドル軸のつまみで芯先端の細さを2段階で変化できます。 この機構は削り角度を変えるのでは無く、芯先のストッパー位置をずらして針先のように削ったり、少し丸く残したりするものです。 普段は削り加減で芯折れのないように描画しています。
後輩カール君の欠点は削りカス受けにある隙間。
金属製で重いカール君は重心が高く、たまに引っかけて倒してしまうことがあります。 そしてこの隙間からえんぴつの粉がドバッと。。。普段はマスキングテープで塞いでいます。
ロータリー回転刃は流石の切れ味で、芯は研がれたような仕上がり。
Made in Japan
ビスに締め付け確認のマーカーが付けられている。。日本製だ!
削り角度が変わる場合と、芯先ストッパー位置を変える場合の違いは下図の如く。
上段が削り角を変化させる場合で、下段はストッパー位置を変える場合。
削り角が違うって云うのはこんな感じ (ステッドラーと後輩カール君の比較)。
削り角が鈍角であると芯の出ている長さが短くなり、比較的折れにくくなる。
後輩カール君の芯は研いだように滑らか(因みにもう少し尖らせることが出来ます)。
後輩カール君は主力の座を譲ることはないでしょう。
メタセコイアの森でこんな撮影をして遊んでいると、お弁当を使おうとしているお散歩人が集まり始めたので退散。 ススキの穂が揺れて風が心地よい
キンモクセイの強い香りが満ちてくる秋晴れ。
公園横の香取神社では祭りの準備でしょうか。
あとは幟を張るだけかな
今日の昼に食した回鍋肉定食に元気がなかった。 キャベツ、まだいい値段しているからね。
10/13撮影@都立水元公園付近
彩色しないでこのままにしようと思う。