小人閑居してえんぴつ削りを買う | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 メニエール病のような ”クラクラ病” (造語ですが、どこかで聞いたことがある) で静養中のDaimalは、投薬の甲斐もあって症状もほぼ無くなり、遊びたくてしょうがありません。 冬物掘り出しついでに帰省してきた娘も 「じゃぁ一旦帰るから」 「いつでも呼んで、交通費全額支給で三食デザート付きでね」 と枕も出しっぱなしで風のように帰って行きました。

 

 せっかく水彩色鉛筆お道具一式が出て来たので、お絵かきリスタートしようか。

 

 小人閑居してえんぴつ削りを買う。

 

 カール事務器製のえんぴつ削り。

左が凡そ60年前に製造された 「Model 5-5」 で右が今回買ってしまった 「Angel 5」 3,145円。 やはり旧型は造りを含め素敵な質感がありますね。 削りカス入れだって、プラの一発射出成型品ではなく板金加工で、取っ手はリベット止め。

 

 奥行きは最新型「後輩カール君」の方が広い設計。 

横から見てもやはり旧型「先輩カール君」の方がカッコいい。

 

 基本構造はまったく変わっていないようです。 後輩カール君は芯の太さが二段階で選べます。 台下方の穴に気づきましたか? あれは机に固定する為の金具が入る穴です、、金具は別売りかぁ。

 

 後輩カール君の名板は印刷。

 

 先輩カール君の銘板はもちろん金属製でリベット止め。

枠内地色を白で塗り、社名の地は赤にするなんて、手間がかかっている。

自動式鉛筆削器と文字が造形されていますが、私が小学校に入った時にはナショナルの電気鉛筆削りが市場に出回っており一台持っていました。 「器」と「機」の違い、疑問に思ったよい子は自分で調べてみよう。

 

 実は現役であった先輩カール君の調子が悪く、Loftで300円の携帯型鉛筆削りを買ってきました。 どうにも削り仕上がりが気に入らず悶々としておりましたが、ついくらくらっと後輩カール君をポチってしまったのです。

 

 木部の削りカス比較。

携帯型君が桂剥きのように綺麗に削れ、後輩カール君はジャコのように削れます。

 

 削られた鉛筆。

上が携帯型君で下が後輩カール君。 仕上がりが明らかに違いますね。

 こんな暇な作業(撮影と比較)をしているときに、歯の部分を見比べてから組み立て直したら、なんと先輩カール君もちゃんと動作するようになりました。 切れ味も後輩カール君と変わらない!

 

 まぁ、こんなもんであります。

 

 今宵はカロリーゼロビールで暮れてゆくのでありました。

 

 

 11/2撮影@Daimalラボにて?

 

 そろそろ活動再開しようかと思っておりますが。。