大手町から湯島までのお出かけ散歩にお付き合い頂き有り難うございます。 写真の羅列ばかりで恐縮ですが、〆の湯島天神(湯島天満宮)へ。
宮本公園を下り、清水坂下の交差点に出ます。 ここは東西方向の蔵前橋通り新妻恋坂と南北方向の清水坂の交差点。 写真は蔵前橋通りを東方向である秋葉原・神田明神裏参道方面に向けて撮影しました。
この通りを西に少し行くと、折り紙会館があります。
2019年の1月に散歩した記事は下のリンクから(何度も似たような散歩してますが)
清水坂を北に向かって登ります。
普段この道のお散歩は坂上から坂下に向かうルートが多いので見落としていた坂名石柱標。 石柱向かって右肩付近に写る、神社への案内看板を発見。
妻恋神社に初めて気づく。
折角ですから寄り道してみることにしました。 因みに、「折角」って、 朱雲伝の故事 「 鹿の角を折る 」 → 「 骨を折る 」 → 「 努力する・尽力する 」 事だとG先生が検索してくれましたが諸説あるようです。 この場合は、「またとない機会」 「よい機会」。。。
閑話休題
清水坂途中の角を東に折れて妻恋坂を下るんですね。
アパホテルなどのビル影になった南面に鳥居がありました。
石垣に射す、ビルの間を抜けてきた陽がちょっと印象的。
興味を持ったよい子の皆さんは、由緒などを記した蘊蓄版を掲載するので、各自勉強するように。
石垣に射していた真南からの陽射しは、白い社殿真横を照らして浮き上がらせていました。
妻恋稲荷さんで気になるのは、扇型の敷石。
元は何に使われていたのでしょうか。 因みに、お社の右に建つ石碑には馬頭観世音と刻まれているようです。
深い由緒も知らず、御挨拶ほどの訪問をさせて頂き、清水坂に戻ります。
こうして見ると清水坂って可成り急坂ですね。
清水坂に出て、蔵前橋通り方向 ( 南 ) を振り返る。 真っ直ぐ行くと聖橋に出ます。
蔵前橋通りが谷になっていますね。 本郷界隈から流れ込む川筋だったのではないかと想像します。
清水坂を登り切った 「 三組坂上 」 付近から北を望む(地図が無いと何言ってんだかわからんでしょ)。 お江戸は橋と坂だらけであります。 遠くに湯島天神が見えています。
ズーム。
南向きの道から真っ直ぐに陽射しが社殿に差し込んでいきます。 (正しくは、ほぼ南南西)
接近。
湯島天神の銅鳥居近くにある 「 鳥つね 」 は親子丼や鳥料理が美味い店。 明神様でポーク神社を頂いてしまったので今日はパス。
(参考:鳥つね2017年の写真)
(とても美味しい親子丼)
(お値段は鰻丼級で1,600円)
幾度も潜った銅鳥居。
因みに、写真左方向の坂下に大鳥居があります。
高校受験からのお付き合いですので45年以上になりましょうか。
湯島天満宮が現在の正しい名称だそうですが、私の中では「天神様」です。
ここは不忍の池に隣接するかつての段丘上ですから、空に浮かんだような社殿に見えるはずですが、高層住宅が残念ですね。 狭い参道には少なくなったとはいえ相変わらずの露店が常時開いています。
今年の報告と御礼を申し上げる。
狛犬どんはシルエットになってしまった。
右(東)を見ると天神石坂 ( 男坂 ) ・ 天神女坂に出る鳥居。
坂の梅もひときわ綺麗ですので、梅の時期にはおすすめです。
梅の時期に訪問した記事のリンクを下に貼り付けておきます。
甘酒屋が居ない、残念!
嵐の前の静けさ的な様子で、年末年始の準備で忙しそうでありました。
参集殿の屋根にシャチホコ? 今更初めて気づきました。
鶏が向かい合っています。
嘘です、鶏ではありません。 だから「鷽=うそ」
G先生によると、天神様の「鷽替神事」に因んだものだそうです。
手水舎近くで温和に過ごす天神様の牛さんは、年末年始対策で設営された監視所や露店に囲まれて、暫くは休暇中とお見受けいたしました。
筆塚の池の島石が亀に見える。
今回の天神様や明神様訪問は幸先詣という事でご承知頂けると幸甚であります。
天神様裏手の夫婦坂を下って春日通り出ます。
夫婦坂途中の石垣が気になってしまう。
中央の石組みだけ「へそ」のようになっているのはなぜ?
春日通り左へ坂を登ると、天神様の大鳥居横に出ます。 更に進むと東大病院への入り口があります。
右方向に下ると御徒町へ続きます。
坂を下り切った天神下交差点。
正面やや右に見える僅かな木立は不忍池。
今回のお出かけ散歩はこれにてお終い。
この先にも、「 旧岩崎邸~東大~根津神社コース 」 「 不忍池~上野公園~美大~日暮里コース 」 など、幾筋かのお散歩が楽しめますが、いずれまた。
よい週末とクリスマスをお過ごしください。
12/21撮影@湯島界隈
干し柿の成る木?
皇帝ダリアの実でした。
2021年12月22日水元公園