このブログは、私(鯛)の元に現れてくれた様々な偉人・神々との会話を記していくものです。

現れた偉人たちは皆、口をそろえて現代の日本人に伝えたいことがあると言っています。

神々には日本の行く末が見えてはいますが、あくまでも人間の意志を尊重していると言います。神々に救ってもらおうと考えるのではなく、人間が自分たちの手で社会をどう変えるかが大事なことのようです。

信じる、信じないはあなた次第。

一つの物語としてお楽しみください。

 

神々との会話シリーズ 前回のお話はこちらから

 

 

 

鯛や平目の舞い踊りとは?

 

 

 

この辺りで、

鯛と平目が恵比寿様に

竜宮城に連れて行って頂いた時の話をしたいと思う。

実際に竜宮城にいる乙姫様と会話し、

浦島太郎のように乙姫様と女官に見送られて

現実の世界に戻って来た。

玉手箱こそ戴くことはなかったが、

まるでお伽話そのもののような出来事である。

勿論、肉体は神棚の前にあり、

意識だけが恵比寿様と行動を共にしたということである。

 

 

2017(平成29)年7月29日

 

 

私が神棚の前に座った途端、誰もいないきれいな砂浜に鯛が座っている、と

 

平目が言い出した。まるで私がその砂浜にワープしたかのようである。

「えっ、私は実際は神棚の前にいるのに」と思いながら、

 

鯛の意識が飛び出して、そういう光景を平目に見せているようである。

 

「海の中からウミガメが出てきて右手を上げて背中に乗れという合図をしています。

 

波打ち際には一匹の黒鯛が、ウミガメのお供をして付いてきています」

 

と平目が言う。

こんな機会は滅多にないだろうからウミガメの背中に乗ることにした。

ウミガメは私を乗せて波間に進みながらやがて海中に沈んでいく。

 

海の中は透明で昆布などの海藻がユラユラ揺れていてとても視界がよい。

しばらく進むと遠くに灯りらしきものが見えてきた。

 

さらに進むとお伽話に出てくるような竜宮城が見えてきた。

竜宮城に着くと女官が出迎えていて、「お待ちしておりました」と言われた。

 

竜宮城の中に入ると、多くの女官たちがお辞儀をしながら歓迎の意を表わしてくれている。

 

出迎えてくれた女官に竜宮城の各部屋を案内されたが、

 

部屋の中がどうなっているかまでは平目にも詳しくは見えていない。

 

そしてさらに奥へ進み、鳥居がある場所へ案内された。

鳥居の奥の神殿に乙姫様がいるようである。

 

乙姫様と鳥居越しに話すことになった。

 

「あなたはここへ呼ばれた理由は分かっていますか?」と乙姫様が言われたので、

 

「分かっています!」と答えた。

 

この世で、凛とした日本女性をたくさん育ててほしいということだろう。

乙姫様に私との縁をお聞きすると、

 

前々世ぐらいに私が女性として生きてきた時の知り合いとのことである。

 

前々世と言われてもなあ。こちらはその記憶がまったくないのだから。

初めての驚きの経験なので、どこか気持が落ち着かず、早々に帰ることにした。

 

帰り際に「お食事はなさらなくて宜しいですか?」と乙姫様に聞かれたが、

この時はこの現象の意味に少々戸惑いを感じていたので、気持ちの整理を付けるために帰りを急いだ。

 

そして、「今日は帰ります」と答えた。

 

後から教えられたことだが、竜宮城で食事をすることで竜宮城のエネルギーを頂けると言うことだった。

だが、それよりも何よりも、初めての現象に戸惑っていたので兎も角も帰路を急いだ。

 

乙姫様と多くの女官たちに見送られながら竜宮城を後にして

 

元のきれいな砂浜に戻ってきた。

 

海中からウミガメの後ろに、さきほどの黒鯛がずっと付いてきていた。

ウミガメはどうやら恵比寿様ではないかと感じたので、その旨を平目に話すと

 

ウミガメが急に立ち上がり、「正体を見せねばならんかのう…」と言うので、

ウミガメの正体は恵比寿様だと確信した。

「それには及びません」と答えたが、こんなことがあるのだろうか?

 

夷様がウミガメに変身して私を乗せて竜宮城に連れて行くなんて。

 

有り得ないことがいま私の身に起きている。

 

2017年5月に神との通信が始まってから、まだ2ヶ月しか経っていない。

 

お伽話の中しか知らない乙姫様と会うなんて、一体どこの誰が信じるのか。

でも、平目を通して起きている事実を受け止めなければならない。

 

自分の持っている能力に早く気づけと言うのか、

 

それとも一連の現象は神々の試しなのか・・・。

 

思案しても答えは出ないのであった。

 

神々との会話シリーズ 続きはこちら

 

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