息子の中学受験が終わった段階で、娘の中学受験はないのはわかっていたので受験算数関連のたくさん買い込んだ参考書類はすべて整理しました。つまり処分。

数学だって息子の伴走をするつもりはさらさらありませんでした。

(いまでも聞かれたら答えますが、アドバイス程度でほぼノータッチです)

 

それが息子が中学に入った4月ぐらいの時に、奥さんからこんな挑戦状を突き付けられました。

 

途中、「えっ、解けないの?」なんて言われたもんで意地になって解きました。

 

それをきっかけに、受験算数の時のように30年ぶりに受験数学についても、俯瞰してみるのも面白いかもと思ってそれからYoutubeをベースに合間に趣味程度で勉強をして今に至ります。

 

微積分だけは以下の2冊を買いました。

大学への数学関連でもあり、また安田先生の著書なので、チャート式などの網羅系参考書よりはレベルは高いものになるので、一通り勉強をしてより理解を深めたい方にはお勧めです。

 

 

 

 

そして、最近「高校数学を大学数学で解く『チート解法』」という本が出版されたので久しぶりに受験参考書の類のものを購入しました。

 

本書は、高校数学の問題に対する普通のオーソドックスな解法、いわゆる正攻法と対比させる形で、奇抜な解法や裏技、大学数学や専門的な数学を用いたオーバーキル的な解法などを扱う。単に具体的な問題を解くだけではなく、それを通して高校数学や大学受験数学の背景にある本質を大学数学やより専門的・学術的な数学の観点から俯瞰し考察することを目指す。特に入試問題に関しては作問するのはマジもんの数学者であるから、大学数学を出題背景とする入試問題もかなり多く存在する。背景を知っているのと、知らないのとでは、答えの予想や解法の見通しの付きやすさが大きく異なるので、大学受験生を知っておいて損は無い。

 

中身を見ましたが相当レベルが高いです。

高校数学では習わない「ロピタルの定理」、「テーラー展開」、「マクローリン展開」、「チェビシェフ多項式」を使うと瞬殺だったりします。検算するのに知っておいて損はないと思います。

また、東大で頻出の通過領域問題は「順像法」か「逆像法」を使うことが王道ですが、「包絡線」を使うと楽な場合もあります。これらも、月刊誌の「大学への数学」では触れられている内容ですが、裏技としてまとまった書籍になっているのは初めて見ました。

 

この本の中では、過去の開成の問題をマクローリン展開を使って解く方法やバーンサイドの補題によるアプローチが紹介されています。

ちょうど私も記事にあげていました。

 

 

 

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