今日も小中学生が少なかったのですかさず先生方に掛かってきました。


ブランク空きまくり&道場冷え冷えなので、基本のキからやり直すつもりで相面勝負!を仕掛け、尽く打ち負けて撃沈。


総評を頂いた限りでは、打ち方、打ち筋、タイミングなど悪くはないそうです。

じゃぁ何が原因で打ち負けてるのか、というのがよくわからない。


全てが少しづつ足りてないのか

打つ前のあれこれが足りてないのか

それとも気がついてない何かしらのコツがあって、それに気がつけば劇的に変わるのか。


こちらが一方的に打てる相手と

全く通用せず一方的に打たれる相手と

ハッキリ結果が分かれるので、何かあるような気がするんですよね。

大雪とかノロウイルスとか新型コロナウイルスとか

様々な理由で稽古が取り止めになったりお休みしたり

そんな感じで不完全燃焼な1月でした。


一週間に1回か2回しか稽古できてないので、竹刀の振り方や構え方を思い出しながらカチコチになった身体をほぐすぐらいしかできてません。


こんなので6月に昇段審査受けられるのかしら。

まぁ無理できないときに無理しても先が続かないので我慢すべきときに我慢するのも稽古ですね。たぶん。



そんな感じでサボり気味な日々を送っていますが、


参加する小中学生が少なくて

参加する先生方が多くて

自分が元立ちに立たなくても良かった時に

ガンガンに先生方に掛かっていい感じで稽古できました。


外に雪が残ってて、室温5度ぐらいだというのに湯気が上がるぐらい汗かいて動けたので、やっぱり限界まで全力出して気合入れてやるのが剣道なんだなぁと実感。


怪我は怖いけど、充実感も半端ないし、やっぱり全力出せる稽古をしていきたいですね。

大変遅くなりましたが新年明けましておめでとうございます。

本年も怪我なく無理なく大過ない一年でありますように。


さて、先週は無事に稽古始に参加できたのですが、直後に息子さんのノロウイルス罹患、家族中に蔓延、治ったと思ったらぎっくり腰、と病気系が一年分まとめて攻めてきてるのかと嘆くほどの猛攻を受けて倒れていました。


自分が外から貰ってくることは少ないんですが、子供が貰ってきて内でばらまかれると対処しきれなくて辛いですね。


というわけで当分はじっくりゆっくりしたいと思います。

寒いから無理もできませんし。

自分にとって、昇段審査を受ける一番大きな理由は


「周りに稽古の機会を譲ったりせず、身体は全力で、頭はフル回転で本気を出せる大義名分が得られるから」


ということに気がついたところで本年の書き納めとします。


今年は子供のコロナ疑いとか学級閉鎖とかで継続して稽古に集中することが難しい一年でしたが、剣道関係の縁を切ることなく続けていけたので概ね満点!な一年でした。


知ってるけど全然知らない人と稽古できたりしたし。


また来年も知らないことに気がついたり見たり聞いたりして楽しめればいいですね。

それでは良いお年をお迎えください。

今年最後の稽古が土曜日にあり、年内最後だから、と部内戦が開催されました。


超久々に面をつけて剣道するなぁ、と思いつつお相手を見ると、去年の部内戦で準優勝した中学三年生。

そういや先週、来週試合だから!と稽古に来てたなぁ〜夏から稽古できてなくても若いから影響ないのかしら、とか考えながら試合開始。


結果はまさかの二本勝ち(小手と相面)


これじゃ決まんないだろけどなんかきれいに打てそうなんだよね、と無欲で打てたのが良かったのかも。


とはいえどちらも夏前は決まらないか相手に旗が上がるぐらいの実力差だったので、明らかにブランクで動きが鈍っている様子。

まぁ頭の中から剣道が抜けるぐらいしっかり勉強してるということでしょう、多分。


続いての2試合目はどちらも技が決まらずグダグダのグッダグダ。延長でも決まらず審判による判定で相手に3本上がって終了。


守りに徹してる人を崩せないんですよね。

面を防ごうと手を上げたところを小手&胴、手を上げにくくなったところに飛び込み面、とか色々とやってはみたんですが、多分スピードが足りなくて防がれてしまって時間切れ。ついでに体力も。


楽しく怪我なく試合できて、先生方に挨拶できたので大満足の一日でした。やっぱりたまには試合をするのも悪くないですね。

夜中に足がつって激痛でのたうちまわったりとかが無ければですけど。

昇級&昇段審査のお話。


twitterで昇級審査の合格率が話題になっていて、自分も色々と経験から考えることがあるのでまとめがてらつらつらと。


いきなり結論から言うと、昇級審査に受かった〜昇段審査で上の段に合格した〜と言っても別に自分自身の何かが変わるわけでなし、単なる稽古を頑張るきっかけと長い剣道のひとつの節目でしかないんだから合格率とか合否にこだわりすぎる必要はないし、全員合格でもいいんじゃない?と思います。


審査を受けるまでに何を目標として、それを達成するために何をどう努力したか工夫したか、が大事であって、結果だけに拘泥すべきではないという考えです。


ただしこれは「審査を受ける側」の話であって、「審査をする側&受けさせる側」は全然違うことを考えなければ駄目なんじゃないかな、とも考えています。



それは、審査を受けた段階でどれだけ稽古をして、どれだけの技量を身に着けているかだけをシビアに判定して合否を判断しないと、その級や段の価値が損なわれ、ひいては剣道自体の価値が損なわれたり軽んじられたりすることに繋がるのでは、ということです。つまり毎回受審者全員合格とかありえんだろ審査員ちゃんと審査しろという話。



自分が一級や初段を受けた約10年前は


「一級だって初段だってちゃんと稽古してないと受からない。

そして昇段審査で不合格になる人を受けさせたってなるとそこの指導者の見る目や判断力が疑われるから、よしこの人は受けたら受かる!って段階にならないと受けさせません!」


とハッキリ言われるぐらいだったのに、最近は


「初二段は受ける人が少なくなったからドンドン受けに行きなさい。運が良かったら受かるから。初段を受けさせなあかんから一級は受けたら合格にします。あとは各団体の指導者が帳尻合わせてください」


とか言われてたりします。ここ数年で何があったんでしょう。


周りが一級や初二段をそんなふうに扱ってるから、審査を受ける人も


「わざわざ時間と体力使って真剣に審査受けて何になるの?テキトーに受けてもうかる審査なんてテキトーでいいやん、褒めてもらえて推薦入学に使える試合だけ頑張ったらいいやん」


となって、審査直前に木刀持って形だけ教えて下さい!とかになっちゃうんじゃないかなぁ。



中体連の参加資格に有段者であること、とかを追加したらもうちょっと昇級審査と昇段審査の価値が上がって形の重要性もあがるのかしら?逆に下がるようになるのかなぁ。


なんにせよ、学校の部活動で形を一切やらないのに試合だ試合だと竹刀振り回してるのからなんとかしないと審査もへったくれもない気がします。


せめて素振りぐらい木刀持ってやれよ、と言いたい。あと作法も木刀と竹刀の違いも含めて日頃からやっとけよとも。

ついでに教えられないんなら教えられるとこに頭下げて教えてもらえるようにせなあかんのちゃうかとか言ったら怒られそうなことも沢山言いたいのですが今宵はこれまでに致しとうございます。

子供が発熱してコロナ疑いで抗原検査できるまで別室隔離(結果は陰性)

熱も出なくなったから明日は登園できるぞ!の矢先に


「陽性者でたのでクラス閉鎖になります」


の連絡が来て自宅待機続行。


クラス閉鎖解除!と同時に職場で陽性者が出ました!一週間お休みします!となって〜と、矢継ぎ早にあれこれ起きて対処に振り回されてました。


もちろんその間は稽古はお休みしているわけで、12月になってからまともに竹刀を振っていません。

来週の土曜日に部内戦があるらしいんだけど、こんな状態で出て大丈夫かしら。まぁ元の実力がアレなのでアレですけどね。



なお、部内戦の直前に昇級審査が急遽実施されることになったそうで、その昇級審査を受ける人に木刀の形を教えてあげてね!と頼まれました。


教えるのは慣れてるけど、持ち方すらわからん人に基本1から基本9まで1時間で教えるのは無理じゃない?無理というか無謀じゃない?


と思いながらの1時間。案の定基本2の小手面をさらっと触ったところで時間切れ。なんでも高速化&促成化している世の中だけど、物事の習得にはある程度時間がかかるのは仕方ないよね。


というか


振った木刀を右手をシュッと握ってピタリと止める


という、これができないと受ける人に木刀当たって大事故だよね!という初歩の初歩から知らん&できない人だったので、なおさら駆け足でできるようにしようとするなよ、という気持ち。


せめて夏ぐらいから来てたら稽古の後に少しづつ繰り返して練習できたんですけどね。審査の前だけに頑張ってもね…。自分も審査前だけはりきるマンなのでアレですけども。

土曜日に昇級審査が実施され、挑戦した全員が合格しました。


一時は切り返しや立ち合いの稽古をしているのを見て


「前に出て打てない、その場でクルクル回る相掛かりになんの意味があるねん!」


「全力出さない切り返しを審査員に見せて、省エネで楽に合格したいとか何様やねん!」


と憤懣やるかたない憤りを心に秘めていたのですが、稽古&出稽古を重ねて少しずつ改善されて、ギリギリ間に合って合格できたので一安心といったところです。



とはいえ審査が終わって気が抜けて元に戻ったりするので、まだまだ油断できませんが。



しかしまぁ、最近はスマホで手軽に動いているところを録画したり再生したりできるんだから、自分が動いてるところを親や友人に撮ってもらって


自分がイメージする正しい動きと

自分が実際に動いている姿


この2つを見比べて修正していけば、人から指摘されたときにもっとスムーズに理解と矯正ができるんじゃないかなぁと思うことしきり。


まぁ誰だって嫌ですけどね、へっぽこな自分の動きを見るの(笑)


ペーパーテストなら答え合わせせずに受けっぱなし〜にはしないので、身体を動かす系のテストも答え合わせしていきたいですね。

稽古に行くと、基本打ちの面と切り返しの左右面を延々

打たれる日々を過ごしております。


衝撃吸収能力の高い面を買わないとヤバくね?と本気で思案する今日この頃。


面の内側に何か縫い付けるべきかしら。


バカスカ打たせた成果と結果は明日の昇級審査でわかるので、楽しみ半分怖さ半分で見学に向かう予定です。



なお、打たれるだけではなく、相掛かりのお相手もしていて、その時に


「面も胴も最短距離を線で走るんじゃなくて若干膨らむ円の軌道を描いた方が速くて打ちやすいんじゃないか?」


なんて考えてました。


相手の腰の横に小さく刺すように突き出して、当たってから無理やり振り切るんじゃなくて

最初から薙ぎ払うように手を伸ばして振って、当たったら手首を脱力させて竹刀を自然に押し負けさせて、相手の身体を抜けたら手首を返してキュッと振り抜くイメージ。


今度機会があったら動画に撮って狙った動きができてるか確認しようと思います。

どうも自分じゃ出来てるのができてないのか判断つかないんですよね。

来週の土曜日に昇級審査、

その次の週の日曜日に小学生の練成大会(個人戦)と


「それまでに〇〇できるようになっとかないと間に合わない!」


が続いて大変な小中学生が稽古に励むのを横目に、自分も自分の課題を見つけて稽古しています。



最近は相面で打ち合った時に


タイミング良し

角度良し

勢い良し


されどわずかに狙いから外れて

お相手の面をまともに頂く


という状況になっているのをなんとかしたいのが課題です。


お相手が避けながら打ってるわけではないので、恐らく振り下ろす時に切り落とされてこちらの竹刀の軌道が変わってるのではないかな?という推測。


自分の打ち方は最短最速を旨とする刺し面で

お相手の打ち方が基本打ちのように若干振りかぶって打つ面の時によくそうなるので、ひょっとしたら竹刀の振り方は


打ち始める時の竹刀(剣先)の位置と

打ち終わる時の竹刀(剣先)の位置を

直線で最短に動かすのではなく


若干の振りかぶりによる溜めと

そこからゆるい円を描くような軌道で

軌道上で触れるものを弾き飛ばす様に振るべき


なのかも、と考えています。


筋力と瞬発力でなんとかするのではなくて、身体を前に進める力と遠心力を上手く使って振る、みたいな感じ?


ただこれ背の高い人相手じゃないと単純に当たるまでの時間が遅くなるだけっぽいし、そもそも相面にならないと意味がないから指し面と切り落としの面とは両方できるようになって使い分けもできるようになるべきなのかも。



あとは胴について。


胴って実は相手の右腰を狙って打つんじゃなくて、へそのちょい右ぐらいに剣先を叩きつけるように打つものなんじゃないの?という疑問。


胴が打てない、抜けない、体制が崩れる理由は、打つべき場所を間違えてたから理論ですね。


相掛かりのときに小中学生がバシバシやり合ってるのを見てて、今の胴きれいに打ったなぁ、打ったあとも自然に抜けてるなぁ、と思ったことから湧き上がった疑問です。


忘れないうちに回数試して確かめてみたいですね。

幸い稽古の機会と稽古相手には恵まれているし、程よく寒くて動きやすい時期なので、遠慮せずバンバン試していきたいものです。