昨日一昨日と異様なアクセス数がある … と思ったら デニス・ベリンチク の過去の記事でした ^ ぬるま湯に浸かってるベリンチクを荒川選手にぶっ飛ばして欲しかった → 試合
さて ! 今回の記事はクロフォードの防衛戦。 相手は あのスピードスター、 カーンです。
▼ テレンス・クロフォード vs アミール・カーン
「 クロフォードはスピードはあるがパンチがない 」 、 というレビューを散見しますが、 真逆です。 クイックネスは それほど利くタイプではないですが、 タイム感が抜群。 そしてパンチは殺傷能力が高く硬質です ( ウェルターまで上げるとベストとは言えませんが )
反対にカーンは恐ろしいほどのクイックネスを持った選手ですが、 暴発気味のマシンガン弾幕のような手数の中でヒットを拾うタイプ。 クロフォードのような精度の高い選手と相対すると、 無駄打ちの多さが露呈してしまいます。
クロフォードはカーンの無駄打ちに一切惑わされる事なく、 抜群のタイム感で しっかりと左を選んで右のクロス → 左フックでダウンを奪う。 その後サウスポーにスイッチしても、 やはりカーンの左に狙いを定めており、 目立つのは 前手に変わった右カウンター。
クロフォード、 3Rまでにカーンの情報全てを収集し終えてしまいました。
カーンも必死に抗いますが、 内心 打つ手無しだったと思います。 ラストのローブローは言い訳みたいな物でしょう。
( ヒザ蹴りや三日月が急所に直撃した訳でも無いし、 インターバルを置いて続行出来ないレベルのローブローだったとは思えませんね … )
結果 : クロフォード 6R TKO勝利