ビクトル・ポストルの復帰戦が行なわれたウクライナ・キエフAKKO国際センターでの興行より。
( ポストルの復帰戦がセミで、メインは カレン・チュカジャン のWBOユースタイトルマッチ、他にもミシコ・ベセリアの試合などもあり、非常に見応えのある興行でした。 )
本日は この試合をチョイス。 他のウクライニアン元トップアマ達とは違い、ゆったりと国内路線をひた歩む デニス・ベリンチク の最新試合です ( この試合で プロ7戦目 )
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170919/20/dagekilab/52/89/j/o0560029714030927114.jpg?caw=800)
この人どうしちゃったんだ ??? ^ 元々奇抜な髪型を好む選手でしたが、今回はスキンヘッドで登場 ^
相手はスペインの若手ホープ、イスマエル・ガルシア ( 現在7勝1敗 )
▼ デニス・ベリンチク vs イスマエル・ガルシア
ベリンチク、初回から柔らかいボディワークで、ガルシアのパンチを外しつつ距離を測るが、どうにもバランスが悪い。 スピードでも遅れを取るシーンが目立ち、ちょっとした接触で身体が流れている。
左右スタンスを組み替えながら各攻防動作に繋げるボクシングの上手さは勿論世界トップクラスのハイテクな物なのですが … どの動作もアジリティ、クイックネスに欠け、攻撃もパワーレスに感じてしまう。 単純に練習不足なのでは …
3Rには、ガルシアの左フックで、 なんとベリンチクがダウン ! !
これには さすがに目が覚めたか、4R以降は、一気にベリンチクのボクシング精度が上がり変幻自在のハイテクボクシングが復活。 瞬間移動でサイドを取り、相手の顔面を切り裂くソリッドなパンチで6R、なんとか TKOに切って取りました … が、やはりこれまでの貯金だけでやっていっても … さすがにいつか限界が来るでしょうね … 今日のダウンをベリンチク本人はどう感じたのでしょうか …
やはり この人とフランキー・ゴメスは何処か似ている … ^