AORの名曲をサンプリング・カバーしてくれたアーティストに感謝の念を刻むコーナー
「AORのサンプリング・カバーありがとう!」
ただいま、アイズレー・ブラザーズが原曲を歌いつつも、
「このカバーはアイズレー・バージョンを超えちゃってるんじゃね?」
という1曲を取り上げるプチ・コーナーを展開中だ!
今回は「At your best(You are love)」、「Between the sheets」に続く
その第3弾である。
んで、本家のアイズレー・バージョンよりグッドな1曲・・・
それがロッド・スチュワートがカバーした「This old heart of mine」である
ロッド・スチュワートはイギリス・ロンドン出身で
元サッカー選手という経歴も持つロック・シンガーだ。
今なお現役で、本当に息の長い活動を続ける伝説のロッカーである。
1960年後半よりジェフ・ベック・グループやフェイセズに参加
1975年にフェイセズが解散すると、単身アメリカへ渡り
その生き様ともいうべきタイトルを持つアルバム「Atlantic crossing」をリリースして
本格的にソロ活動を始める。
このアルバムから代表曲の一つである「Sailing」が
全英チャート1位、全米チャートでも58位となる
独特のしわがれ声で歌うアーティストなのだが、
ここから「セクシー」「スーパースター」と呼ばれるほどの大活躍が始まるのだ
1976年にビルボード年間チャート1位となるほどヒットした「Tonight's the night」と
「Da ya think I'm sexy?」では全米チャート1位を記録し、
「The first cut is the deepest」「You're in my heart」「Young turks」
「Baby Jane」「Infatuation」「Love touch」「My heart can't tell you no」・・・
などなど20年以上に渡ってヒットを重ねていくのである
そんなロッドさんがキャリアの一区切りとしてリリースしたベストアルバムが
1989年の「The Best of Rod Stewart」である。
個人的には収録されなくて残念だった曲も多かったのだが、
有名どころのヒット曲は網羅されたお得なベスト盤であった
このベスト盤リリースにあたって新録された2曲・・・
それが「Downtown train」と「This old heart of mine」だった。
「Downtown train」はトム・ウエイツの曲のカバーで、
後に全米チャート3位のヒットとなる
そして、もう1曲の「This old heart of mine」こそが
今回取り上げる、アイズレー・ブラザースのナイス・カバーだったのである
実はロッドは、以前にアルバム「Atlantic crossing」の中で
一度この曲を取り上げカバーしていた
1989年のベスト盤では、本家本元のロナルド・アイズレーを招へいして
デュエット形式でさらにリメイクしたのである
全米チャート10位を記録するヒットとなった。
おお~!
イントロからなんという爽やかさ!
そして、サビのメロディーのキャッチーなことよ!
思わず「モータウン・サウンド」をイメージしてしまうほどなのだが・・・
それもそのはず、オリジナルのアイズレー・バージョンは、
1966年にアイズレーがモータウン系レーベル「Tamla」に所属していた時にリリースした
ヒット曲なのである
この曲は、「You can't hurry love」「Stop!In the name of love」
「Keep me hangin' on」などの大ヒット曲を書いた、モータウン・サウンドの申し子的作家チームの
ホーランド=ドジャー=ホーランドが作った1曲なのである
オリジナルは全米チャート12位を記録した。
うむ~
やっぱりロッドとロナルドのデュエット・バージョンのほうがしっくりくるというか・・・
なんともAOR的な仕上がりになっているのである
ファンキーで重いおっさん達の集合体・アイズレーの皆さんが演奏するには
メロディーと曲調が、ちと爽やかで軽すぎたか?
いずれにしても、オリジナルから23年もの月日を経て
この曲の持つ本来の輝きが放たれたように感じるのはDannaだけだろうか?
ロナルドさんもどこかイキイキと歌っている姿が印象的だ
こういった時代・歌っている人・楽器の違いで、
印象がガラリと変わるリメイクの好例もあるということで・・・
全く音楽って不思議なのである
「AORのサンプリング・カバーありがとう!」
ただいま、アイズレー・ブラザーズが原曲を歌いつつも、
「このカバーはアイズレー・バージョンを超えちゃってるんじゃね?」
という1曲を取り上げるプチ・コーナーを展開中だ!
今回は「At your best(You are love)」、「Between the sheets」に続く
その第3弾である。
んで、本家のアイズレー・バージョンよりグッドな1曲・・・
それがロッド・スチュワートがカバーした「This old heart of mine」である
ロッド・スチュワートはイギリス・ロンドン出身で
元サッカー選手という経歴も持つロック・シンガーだ。
今なお現役で、本当に息の長い活動を続ける伝説のロッカーである。
1960年後半よりジェフ・ベック・グループやフェイセズに参加
1975年にフェイセズが解散すると、単身アメリカへ渡り
その生き様ともいうべきタイトルを持つアルバム「Atlantic crossing」をリリースして
本格的にソロ活動を始める。
このアルバムから代表曲の一つである「Sailing」が
全英チャート1位、全米チャートでも58位となる
独特のしわがれ声で歌うアーティストなのだが、
ここから「セクシー」「スーパースター」と呼ばれるほどの大活躍が始まるのだ
1976年にビルボード年間チャート1位となるほどヒットした「Tonight's the night」と
「Da ya think I'm sexy?」では全米チャート1位を記録し、
「The first cut is the deepest」「You're in my heart」「Young turks」
「Baby Jane」「Infatuation」「Love touch」「My heart can't tell you no」・・・
などなど20年以上に渡ってヒットを重ねていくのである
そんなロッドさんがキャリアの一区切りとしてリリースしたベストアルバムが
1989年の「The Best of Rod Stewart」である。
個人的には収録されなくて残念だった曲も多かったのだが、
有名どころのヒット曲は網羅されたお得なベスト盤であった
このベスト盤リリースにあたって新録された2曲・・・
それが「Downtown train」と「This old heart of mine」だった。
「Downtown train」はトム・ウエイツの曲のカバーで、
後に全米チャート3位のヒットとなる
そして、もう1曲の「This old heart of mine」こそが
今回取り上げる、アイズレー・ブラザースのナイス・カバーだったのである
実はロッドは、以前にアルバム「Atlantic crossing」の中で
一度この曲を取り上げカバーしていた
1989年のベスト盤では、本家本元のロナルド・アイズレーを招へいして
デュエット形式でさらにリメイクしたのである
全米チャート10位を記録するヒットとなった。
おお~!
イントロからなんという爽やかさ!
そして、サビのメロディーのキャッチーなことよ!
思わず「モータウン・サウンド」をイメージしてしまうほどなのだが・・・
それもそのはず、オリジナルのアイズレー・バージョンは、
1966年にアイズレーがモータウン系レーベル「Tamla」に所属していた時にリリースした
ヒット曲なのである
この曲は、「You can't hurry love」「Stop!In the name of love」
「Keep me hangin' on」などの大ヒット曲を書いた、モータウン・サウンドの申し子的作家チームの
ホーランド=ドジャー=ホーランドが作った1曲なのである
オリジナルは全米チャート12位を記録した。
うむ~
やっぱりロッドとロナルドのデュエット・バージョンのほうがしっくりくるというか・・・
なんともAOR的な仕上がりになっているのである
ファンキーで重いおっさん達の集合体・アイズレーの皆さんが演奏するには
メロディーと曲調が、ちと爽やかで軽すぎたか?
いずれにしても、オリジナルから23年もの月日を経て
この曲の持つ本来の輝きが放たれたように感じるのはDannaだけだろうか?
ロナルドさんもどこかイキイキと歌っている姿が印象的だ
こういった時代・歌っている人・楽器の違いで、
印象がガラリと変わるリメイクの好例もあるということで・・・
全く音楽って不思議なのである