2009/05/10
川に横たえば
ぬるぬるした苔生える
されど角々尖った岩に
身動きしなくとも
傷が身体に
それが正常じゃないかしら
****
川沸き立たず
私の頭も沸騰しない
視界に入る物々を
ただ無言にて動悸
吐く息受け
無乾燥に路傍
そこに足生えたおたまじゃくし
バス停に地蔵様
緑のラッパは
一人鳴り続け
紫煙の先は
二酸化炭素
天に届くは
黒い翼の雀たち
夜にはエジプトからの来訪者
朝には小鹿
私はせんべいあげて
空間に入る
空気は何処かへ行った
ぬるぬるした苔生える
されど角々尖った岩に
身動きしなくとも
傷が身体に
それが正常じゃないかしら
****
川沸き立たず
私の頭も沸騰しない
視界に入る物々を
ただ無言にて動悸
吐く息受け
無乾燥に路傍
そこに足生えたおたまじゃくし
バス停に地蔵様
緑のラッパは
一人鳴り続け
紫煙の先は
二酸化炭素
天に届くは
黒い翼の雀たち
夜にはエジプトからの来訪者
朝には小鹿
私はせんべいあげて
空間に入る
空気は何処かへ行った
2009/05/07
母おりし時
母いなかりし時
屋内にいる我
低く飛ぶ飛行機の音
我の小さな心臓を脅かす時
何もなかりし時
一人部屋の
机上の小さき時計の秒針音
我を動悸に脅かす時
何もしない時‥‥‥
二人歩き淋しかりし
一人地に立ち
全てに満ち足りる
母いなかりし時
屋内にいる我
低く飛ぶ飛行機の音
我の小さな心臓を脅かす時
何もなかりし時
一人部屋の
机上の小さき時計の秒針音
我を動悸に脅かす時
何もしない時‥‥‥
二人歩き淋しかりし
一人地に立ち
全てに満ち足りる
2009/05/04
光射る
行く先知れぬ上から
研ぎ澄まされたナイフ
それに反抗し
無音なり
君の手中にあるは
君の吸うべき酸素
握りしめて
君はどうする
ナイフに光が一点に
だけれど
君は無言なり
確かに
光は上から
路地裏の
汚く暗い澱んだ空気の中
落ちていたガラスの破片に
集中し
日が落ちるごとに
拡散す
隠された路地裏の
ガラスの破片は
次は
月光に
鋭く光り
誰も見ないはずだったのに
つい
何故か
私の目の中に
侵入す
行く先知れぬ上から
研ぎ澄まされたナイフ
それに反抗し
無音なり
君の手中にあるは
君の吸うべき酸素
握りしめて
君はどうする
ナイフに光が一点に
だけれど
君は無言なり
確かに
光は上から
路地裏の
汚く暗い澱んだ空気の中
落ちていたガラスの破片に
集中し
日が落ちるごとに
拡散す
隠された路地裏の
ガラスの破片は
次は
月光に
鋭く光り
誰も見ないはずだったのに
つい
何故か
私の目の中に
侵入す