ダダ散文 -98ページ目

2009/05/03

何も言われない


その世界に私
ただ一人居る


存在は苦しい


世界が止まらないから


私を待っているわけじゃないが


結果待ってるようなもの


それが主観だ


私は脇道に沿れたくない


いいえ

脇道にも沿れません



得も言われない



もう
今は


自分の声が
私に聞こえない


私の声は
反射しなくなった


得も言われない

あ も言われない



私の声は
私にも
聞こえなくなった


聞こえなくなったよ。

聞こえなくなったよ。

2009/05/03

私にどうしろと言う

私にどうしろと言う


私にこれ以上どうしろと


私の声は

もう自身でも聞こえない
他の誰かが喋っているよう


私の声音には
どうしても
どうしても
聞こえない


私にどうしろと

どうしろと言うの


私の中には何も無いし


そして日常が私に襲い掛かり


どうしたらいいのか
一言でも教えてくれ

囁いてくれ


それをも無理ならば


又それもまだまだ無理なら


私は涙が出なくなるよ

自身の声はどんどん遠くぼやけて


私自身の耳にも聞き取れなくなる


余韻も驚きも疑問も無く


ただ分かるのは
自分の息が
どんどん浅くなっていくこと


浅くなっていく

ますます

浅くなっていく


私が分かるのは
この胸骨だけです

2009/05/03

私にどうしろと言う‥

私にどうしろと言う‥



ほんに真に



どうか教えておくれ

私の耳に囁いておくれ


一度っきりでいいんだ‥‥



ほんに私から絞り出せるものと言ったら

言葉にならぬがらくた達

なのにそのがらくた達は

黴の生えた指で
私を手招きして仕様が無い


私から私を絞り出しておくれ

私の中から固い乾き切った実を取り出して

トンカチで割ってくれ


中身は知らねど

何も入ってなこうとも

今更私は気にしやしないんだから‥


トンカチで

割ってくれ


私自身には取り出せないものだから

こんなにも懇願しているんだ


別に中身に興味は無く

ただただこの黴生えた塊を
ポップコーンよろしく
破裂させて欲しいだけなんだ



周りを見遣る


切り取り抜き出し
割ってくれる人は居ない

いえ


もう私の声を
わざわざ聞く人も居ないのだ


愕然もしない
がっかり肩落とす事もしない


何を今更 だ


ただ耳鳴りが飛行場よろしくし出して


私の中の渇いた実は
今度はそこに
蜘蛛の巣を張り出しているようだ