ダダ散文 -97ページ目

2009/05/03

‥誰も気付かない


誰も気付かない‥



私の腕はへし折れ

いつ手にいれたものか

私の目には黒旗


足は半歩も進めず

動いてくれない



私は臭い

私の中には空洞が


音は反響しない



素直に曲げられた私の性は

それから加速度を上げて
つるはしの木々より硬く これ以上もなく捻くれ曲がってる


だけれど
それは実に素直で


可哀相な程
素直で
単純なものだ



私の背負うものは
物心ついた頃から
全ての話題につきまとう


この卑屈な魂


こればっかりは

素直も
単純明快さもなく



ただ己を呪うのみ


私の卑屈さ



多分きっと

私の知らないうちに

私は何か
とんでもない事をし出かした


し出かしたんだろうと思う


はなから私には

楽しみを求める心が無かった

楽しい事もあれば苦しい事も誰でもあるよ



いつも
解らなかった

その意味が



私には何か大事なものが
欠けていた



欲求



それはきっと

私の中の空洞に繋がるはず

私の黒旗に



私の目には
違うものが写る事がよくある


その時
私の耳は唸りもしず
とても静かなのに


私には
全ての音が
全くの一つとなって


その意味は聞き取れない


つまり
無音な耳鳴りがするんだ


私の空洞は


何処に居ても

誰と居ても



きっと産まれてすぐ
何かを
したのだと思う



今ぼちぼちな幾年を
過ぎてきたけれど


それは変わらず


そして発狂もしていない



ならばこれは
私の抱えるもので


私というわけで


私であろう。


私の空洞を見つめる
私がいつも
そこに居る

2009/05/03

森に迷う


朝霧の中


こんな時

本当の事が見える


霧にしとっと濡らされた私は
少しはましに見える

とりあえず私自身には


ここに神は無く

ただ全てを支配する
自然が


この時自然は意見持つ

この時間に限って

あれ
深夜のあの時間もかしら


森に迷った人間は幸福

ただし
霧が空気の前に散るまで


あとからやってきた空気は

色々な記号で読み取れないが


何も考えなくとも

皆さん
ご存知


私たちの喉を狭くする
あの優しい窒素

2009/05/03

モンスター


モンスターに喰われたい

モンスター
怪物じゃないから
人でもいいのよ


モンスター


私はモンスター


だけれど悪食だから
ヒトは食べたくないの


だっていかにも美味しくなさそうよ

この世の全てのヒトがね


私はモンスター


だけれどする事は
時々ヒトを殺すだけ

食べないわ


許せないのはハンター


動物達をただ殺して


私ハンターの場合だけ
ヒト
食べるの


そういう輩の場合は
自分でも何故か分からないんだけど

お腹が空くの


私はモンスター


モンスターと言えば

例え
銃で他人(血の繋がりあろうとなかろうと)を
撃ち殺しても


怖くないでしょ


モンスター


自分に銃口を向ける時もね