2009/05/20
思い出さなくてよろし
君は覚えているから
思い出さなくていい
思い出さなくていい
それだけでいい
語り継がれる君の過去は
今の君の道しるべ
死ぬまでわざわざ語り継がなくてもいい
君がこの世から消えた後
君の友の胸にある
君の友たちは君の事を語り合うだろう
悪口も言うだろう
もう君には聞き取れないかもしれないが
何も特に他意ないものさ
それは君が知ってる
君は何処にいるの?
教えてよ
私の脳裏には
ありありと
十代前半で死んだ君の笑った顔が写し出されるんだ
あれは何かな
君のお葬式に飾られた写真かしら
私生きてる人のね
友の顔何故かいつもうまく浮かばないんだ
毎日会っていてもね
なのにとっくの昔
もうかれこれ十五年も経とうとする今
君の顔だけは
思い出そうとすると
ありありと
すぐに浮かんでくるんだ
死人って
こんなものかしら
そして君に限って言うが
君の悪口なんて一言も出て来ないんだ
天に召される人は皆そうなの?
今すぐ死んだっていい奴が佃煮みたいに沢山いるのに
何故君は早くして居なくなったのだろう
馬鹿馬鹿しい話してあげる
君が居なくなってすぐ
君と私の友達の一人がこう言ったんだ
「完璧な人ほど早くに亡くなるのね」
勿論私は彼女をぶん殴ったさ
有無を言わさずにね
君にはお気に召さなかったと確信してるけど
君はそういう人だったから
だけどもっと
馬鹿馬鹿しい話があるんだ
君は見てたかな
君が死んだと聞かされた直後
周りの友達がすぐさま泣き崩れる中で
私は嘘泣きをしたよ
力振り絞って
今でも覚えてる
泣けやしなかったんだ
変な筋肉使って頑張ったよ
葬式の後
帰って来た私に
いっぱい泣いたかと家族に聞かれたから
そんなに
て答えた事もよく覚えてる
一人でしか泣けなかったし
変な感情に流されて泣くのは嫌だった
ねえ
十五年も経ったのに
私は君のこと
ことごとに
ひょいと
思い出すよ
何故だろう
君が大好きだったのかな
それともただ
君が死人だから?
そうかもしれないね
そうかもしれない
君は永遠にこの世に居なくなってしまった
とっくに死んでしまった
もう何処にも居ないんだ
十五年も前から
二度と会えないと思うけど
私も永遠じゃないから
君は覚えているから
思い出さなくていい
思い出さなくていい
それだけでいい
語り継がれる君の過去は
今の君の道しるべ
死ぬまでわざわざ語り継がなくてもいい
君がこの世から消えた後
君の友の胸にある
君の友たちは君の事を語り合うだろう
悪口も言うだろう
もう君には聞き取れないかもしれないが
何も特に他意ないものさ
それは君が知ってる
君は何処にいるの?
教えてよ
私の脳裏には
ありありと
十代前半で死んだ君の笑った顔が写し出されるんだ
あれは何かな
君のお葬式に飾られた写真かしら
私生きてる人のね
友の顔何故かいつもうまく浮かばないんだ
毎日会っていてもね
なのにとっくの昔
もうかれこれ十五年も経とうとする今
君の顔だけは
思い出そうとすると
ありありと
すぐに浮かんでくるんだ
死人って
こんなものかしら
そして君に限って言うが
君の悪口なんて一言も出て来ないんだ
天に召される人は皆そうなの?
今すぐ死んだっていい奴が佃煮みたいに沢山いるのに
何故君は早くして居なくなったのだろう
馬鹿馬鹿しい話してあげる
君が居なくなってすぐ
君と私の友達の一人がこう言ったんだ
「完璧な人ほど早くに亡くなるのね」
勿論私は彼女をぶん殴ったさ
有無を言わさずにね
君にはお気に召さなかったと確信してるけど
君はそういう人だったから
だけどもっと
馬鹿馬鹿しい話があるんだ
君は見てたかな
君が死んだと聞かされた直後
周りの友達がすぐさま泣き崩れる中で
私は嘘泣きをしたよ
力振り絞って
今でも覚えてる
泣けやしなかったんだ
変な筋肉使って頑張ったよ
葬式の後
帰って来た私に
いっぱい泣いたかと家族に聞かれたから
そんなに
て答えた事もよく覚えてる
一人でしか泣けなかったし
変な感情に流されて泣くのは嫌だった
ねえ
十五年も経ったのに
私は君のこと
ことごとに
ひょいと
思い出すよ
何故だろう
君が大好きだったのかな
それともただ
君が死人だから?
そうかもしれないね
そうかもしれない
君は永遠にこの世に居なくなってしまった
とっくに死んでしまった
もう何処にも居ないんだ
十五年も前から
二度と会えないと思うけど
私も永遠じゃないから
2009/05/20
初夏の朝光
戸の隙から氾濫し
頭の痛みを更に鈍くす
寝れずの脳髄には昨日も無きて
身体節々関節凝り固まり
筋肉はどこもかしこも怠さで無言
無言と言えば
今からのこと
今からのとき
飛行場では不思議な巨体が
もう飛んでいるか
しかしここは飛行場でもなければ
空飛ぶ窓から気体も見れぬ
雲かかる窓口眺めて欠伸も出来ぬ
ここは平坦
空気澱む部屋
飛んできても
飛行機はあまりに低い
低く唸る音は
余計私を旅情から突き放す
眠れぬ朝でも
せめて旅行く機体の中ならねえ
ここは旅とはおよそ離れ 第二次元のようだ
旅愁に駆られ
駆られ駆られて
悲しくなった‥‥
押し入れの子供はもう消えたけれど
戸の隙から氾濫し
頭の痛みを更に鈍くす
寝れずの脳髄には昨日も無きて
身体節々関節凝り固まり
筋肉はどこもかしこも怠さで無言
無言と言えば
今からのこと
今からのとき
飛行場では不思議な巨体が
もう飛んでいるか
しかしここは飛行場でもなければ
空飛ぶ窓から気体も見れぬ
雲かかる窓口眺めて欠伸も出来ぬ
ここは平坦
空気澱む部屋
飛んできても
飛行機はあまりに低い
低く唸る音は
余計私を旅情から突き放す
眠れぬ朝でも
せめて旅行く機体の中ならねえ
ここは旅とはおよそ離れ 第二次元のようだ
旅愁に駆られ
駆られ駆られて
悲しくなった‥‥
押し入れの子供はもう消えたけれど