2009/05/04 | ダダ散文

2009/05/04

光射る


行く先知れぬ上から


研ぎ澄まされたナイフ


それに反抗し
無音なり


君の手中にあるは


君の吸うべき酸素


握りしめて

君はどうする


ナイフに光が一点に

だけれど
君は無言なり


確かに
光は上から


路地裏の
汚く暗い澱んだ空気の中

落ちていたガラスの破片に


集中し


日が落ちるごとに


拡散す


隠された路地裏の
ガラスの破片は

次は
月光に
鋭く光り


誰も見ないはずだったのに


つい
何故か

私の目の中に
侵入す