あの陳健民氏が創作した麻婆豆腐。
中国の本来のものからアレンジしている。
陳健民氏が初めて開いた店が赤坂四川飯店。
永田町駅から歩く。
以前から名前は聞いていた。
またも「マエストロの晩餐会」から。
四川料理の名人が話すのだがしばしば陳健民氏の名前が出る。
どうやら源流は陳健民氏らしい。
ならば彼の店に行けばいいと考えたのだ。
陳健民氏は中国料理を日本人の味覚に合うように様々なレシピを編み出した。
息子の陳建一氏は鹿賀丈史主宰の形で、
「料理の鉄人」のひとりとして活躍した。
「六本木クラス」の原作の韓国版では、料理対決は「料理の鉄人」の影響を受けていると思う。
あゝ6階に行けばいいのか。
一応撮ったが誰なんでしょう?
(まさか「電気貸して貰えませんか?」の電動バイクの方ではあるまい)
さほど目立たない玄関から入ります。
待合席に通される。
けっこうゴージャスな。
賞状が飾られてます。
店内は明るい。
平日だけかと思ってたがランチメニューがあった。
係の女性がこちらのコースがお得だという。
で、乗る。
待つ間、初来日時のボブディランを調べていた。
前菜かな。
フツーにいただく。
どうやら落ち着いてゆっくり料理コースを楽しむ店ではなさそうだ。
料理説明はおざなり。
フカヒレスープはなかなかのもの。
見た目でわかりにくいかな、
エビチリです。
(なんか町中華の味がする)
チンジャオロース。
よくいただいた味わい。
はてな?
ふと思った。
日本人の舌に合う料理を編み出した陳氏の料理が、日本中に広がり町中華の味となったのではないか?
言わば。
陳健民氏の料理が町中華の源流なのではないか、と。
憶測だけどね。
看板の麻婆豆腐。
これだけは町中華と違う❗️
舌が痺れる。
ご飯を頼んで交互にいただく。
(痺れを紛らす)
ご飯はお代わり自由。
3杯のご飯を使って麻婆豆腐を投入。
麻婆飯が美味い😋
デザートもそこそこおいしい。
忙しくなければ良い店だろうなあ。
親子連れも見られる。
庶民的なのかもね。
面白いイラストを見て会計を済ませて、
道路の花を愛でる。
地下鉄を目指すと石垣があった。
赤坂御門かあ。
江戸城の石垣の一部が残されている。
赤坂「見附」は敵の侵入を見張るという意味だと記されている。
なるほど。
カメラに収まりきれない。
石を組む技術が見事なもんです。
太陽反射で読みにくいな。
こちらにしよう。
赤坂門跡。
丸の内線の赤阪見附駅を探してると歌を思い出した。
「猫」というグループ。
♪
ねえ君
何を話してるの
だからさ
聞き取れないよ
もっと
大きな声で
もっと
大きな声で
でなけりゃ
次の駅に止まったら
走り出すまでの
あのわずかな静けさに話そうか
いま赤阪見附を
過ぎたばかり(♪丸の内線に乗って〜
新宿までは
まだまだだね
吉田拓郎作曲。
聞いたのは東京に憧れていた中学生の深夜放送かな?
さてと、
羽田空港に行ってのんびり待ちますか。