1年ほど前にお隣さんに貰われてきた三毛猫です。

お隣さんと我家の境界は幅1mほどの小路、塀もないので自由に往来できる。この小路はカーブの多い急な登り坂になっているので郵便、新聞の配達人は我家の前でバイクを止めて我家の敷地をまたいでお隣に届ける。都会では考えられないおおらかさである。猫の行動はさらにおおらか。最初の頃は顔を合わせるとするすると小走りに物影に隠れていました。最近は昼夜を問わず小路の境界を超えて我が家の敷地を闊歩している。手招きをしてもなかなか懐かないが、人間の生活に興味があるのか、畑仕事をしていると知らぬ間に畑に入ってきてこちらの様子を窺っていたり、柿の枝を整理していたら、柿の木に登って高みの見物されていたりと傍若無人ぶりである。写真は今朝、残雑に積み重ねた手箕の上にちょこんと座っているのを見つけたときの1ショット。警戒心も薄れたたようで3mぐらいまで近付いても逃げなくなった。この距離が限界でしょうか、私はとても手箕にはなれそうにありません。

午後、唐箕がやって来ました。半年ほど前に知り合いの骨董屋さんに相談をしていたのですが、紀の川市の農家で見つかったということで届けてもらいました。小麦の脱穀に使います。扱い方は使いながら習得することになります。調整箇所は3ヵ所、何故調整が必要なのか、一応理屈はわかりました。しばらく天気がよさそうなので先ずは水洗いをします。