人吉鉄映会です。
7月2週目の豪雨が1年前の悲劇を思い出させるようでしたが、幸いにも被害が出なくて何よりでした。
ただ、熱海の土砂災害は心が痛みます。亡くなられた方のご冥福を祈るとともに被災された方に心からお見舞い申し上げます。
さて、昨年の豪雨で被災した肥薩線の復旧を祈って懐かしの肥薩線川線(八代-人吉)を過去2回に渡お送りしてきました。ただ50年前の白黒写真だったので「記録」としてはそれなりの価値はあったと思いますが「映え」はイマイチでしたので(笑)、時代はずっと下って平成時代の懐かし風景をお送りします。
①1996年(平成8年)3月31日
肥薩線上り856Dレ キジ馬号
一勝地-球泉洞間
②1996年(平成8年)3月31日
肥薩線下り5611Dレ くまがわ号
白石駅
③1996年(平成8年)3月31日
肥薩線上り860Dレ キハ140-2040
吉尾駅
④1996年(平成8年)3月31日
肥薩線下り8881Dレ キハ31
吉尾駅
⑤1996年(平成8年)3月31日
肥薩線下り863Dレ キハ140-2040
球磨川第1橋梁
⑥1997年(平成9年)3月30日
肥薩線下り1191Dレ えびの1号
球磨川第2橋梁
⑦1997年(平成9年)3月30日
肥薩線上り1112Dレ くまがわ
吉尾
⑧2001年(平成13年)6月3日
肥薩線上り1266Dレ キハ31
海路-瀬戸石
⑨2001年(平成13年)10月7日
肥薩線下り9261レ 58654 SL人吉号
万江川橋梁 西人吉-人吉
⑩2001年(平成13年)10月11日
肥薩線下り9263レ DE10 1735
白石駅
⑪2001年(平成13年)11月22日
肥薩線上り1108レ くまがわ号
吉尾-海路
⑫2004年(平成16年)1月3日
肥薩線下り1108レ くまがわ号 先頭キハ58‐775
球磨川第2橋梁 那良口-渡
⑬2004年(平成16年)1月4日
肥薩線下り1231Dレ キハ31‐14
球磨川第2橋梁 那良口-渡
⑭2004年(平成16年)3月13日
肥薩線上り9262レ SL人吉号
人吉-西人吉
⑮2004年(平成16年)1月13日
肥薩線下り1073Dレ 九州横断特急3号
肥薩線上り1078Dレ 九州横断特急8号
渡駅
⑯2004年(平成16年)1月19日
肥薩線下り1081Dレ くまがわ1号
球磨川第2橋梁
⑰2013年(平成25年)11月26日
肥薩線下り8241レ SL人吉
球磨川第2橋梁
平成時代にはいると「九州横断特急」(キハ185)や「くまがわ号」(キハ58系など)、今回は登場しませんでしたが、「いさぶろう・しんぺい号(1号・4号)」そして「やませみ・かわせみ」(ともにキハ40系)といった個性的な気動車、そしてそして何よりJR九州唯一の蒸気機関車でやがて100歳を迎える58654号の「SL人吉」が日本3大急流の球磨川に沿って勇姿を見せていました。
列車が走っているのが当たり前と思っていたので、それがなくなってしまっている現状、100年レイルと名乗っていた肥薩線がったった1日で壊滅してしまったという現実、未だに受け入れられないのが正直な気持ちです。
とにかく私が生きているうちに肥薩線が復活して、よぼよぼで杖をついてでもカメラを抱えて球磨川沿線で列車が撮れれば何もいうことはありません。
次に本の紹介です。
熊本南部水害からょうど1年目の7月4日に球磨人吉の情報誌「どぅぎゃん」から「豪雨災害の記録」という本が出版されました。
水害直後から1年間の被害状況を集めた写真集になっています。もちろん肥薩線、くま川鉄道の惨状も取り上げられています。1冊600円、熊本県南(八代以南)では書店やコンビニ、熊本県北では大型書店で取り扱ってあります。それ以外の方はネット販売もされていますので関心があられる方は是非どうぞ。余談ですが、読者から寄せられた写真コーナーに小生も投稿していましたが、めでたく採用していただきました。
最後にチョット嬉しかったネタ。
先日長崎で引退したキハ66・67ですが、たまたま通りかかった川尻操車場に駐機されていました。
キハ66-1 川尻操車場 7月7日
キハ66+67
これ以外ににもSSL色やハウステンボス色もいました。全ての車両がここに一旦駐機され、その後解体されるそうです。
会えるとは思ってなかった車両、それに懐かしい急行色を見られていい七夕になりました。
今回もご覧いただきありがとうございました。
令和2年豪雨で被災された方にお見舞い申し上げます。
コロナが収束していない状況です。
皆さんお体ご自愛ください。
頑張ろう! 人吉・球磨・芦北・坂本
祈 復旧!! 肥薩線・くま川鉄道