ベティコです
最近、本業の会社員をやりながら思うんですが、本当に仕事がなくなってきた!笑
私は不動産会社のお局をやっているのですが、20年前はね(←これ言い始めたらおしまい説)
販売する素敵な一軒家を「文章で説明する仕事」が結構な手間でした。
天井高く開放感あふれるデザインハウス。大きな窓から差し込む朝日がリビングルームいっぱいに広がり、朝の時間を心地よく彩ります。
こういう↑文章を、チラシやWEB(ホームページとかスーモとか)に載せるために私がたくさん書いてました。
得意でした。腐ってもブロガーなんでね
それが10年前くらいから、定型フォーマットが出まわり始めたんですね。
たとえば「広いリビング」って入れると、「開放感」「子供が伸び伸び」みたいな良さそうなキーワードや短い文章の候補がいくつか出てくるんです。
それを組み合わせて文章を書けばいいので、文才は不要になってきました。
そして今!
文才どころか!
人間が不要に!笑
ChatGPTがいくらでも書いてくれます。
私が得意だった仕事は、AIで完全になくなりました
でね、最近後輩のために色々マニュアルを作ってて思ったんです。
今の時代で伝えるべきなのは、ネット検索しても出てこないこと。
後輩たちに知っておいてほしくて、AIが知らないことは…
- 取引先の部長A様の食の好み(=会食の店選びをするときに重要)
- 15年に渡ってクレーム電話をかけてくるお金持ちマダムB様にどう相槌を打つか(=適切に対応すれば機嫌良く電話を切ってくれます)
- 土地Cの境界について、近隣のCさんDさんの10年に及ぶ小競り合い
もう、こういう情報でしか、私はAIに勝てないんじゃん!?
ということに気付いて愕然としました
AIは不動産に関する知識もかなり詳しいです。
全ての情報が正しいとは限らないのでチェックは必要ですが、不動産トラブルだって裁判の判決を交えて一瞬で解説してくれます。
このスピードと情報量ときたら…!
ペーパー宅建士として不動産会社に勤務している私には、全く太刀打ちできません
約20年前、私が離婚した頃、仕事探しで重要視していたのは「世間で共通する一般的な知識が身につく仕事」でした。
シングルマザーとして一生働いていかなければと思っていたので、どこかの会社で上手くいかなくて辞めることになっても、また絶対に転職しなきゃいけない。
そうであれば「特殊な業界・特定の商品に詳しくなるより、転職しやすい一般的な業界で共通する知識をつけよう」と考えて、未経験の不動産業界に飛び込みました。
なのに今、むしろ逆じゃん
「共通する一般的な知識」はAIが全部知ってます。
人間が勝てる知識は、あまり知られていない特殊な状況くらい?
本当にこの先の世の中どうなるんでしょうね。
ただ、それを考えたところで仕方ない感じもあるよね。
だって私が20年前に考えてたこと、大ハズレだし!笑
結局はどんな時代も、その時に合わせて、目の前のことを精一杯頑張るしかないのか~。
なんて思いながら、社長の昆布茶のストックが社内倉庫のどこにあるかっていう情報をマニュアルに書き足してますが…
確かにその情報はネットで調べてもAIに聞いても分からないけど…
社会人を何十年もやって、こんな私はどうなの?とも思うのよ
皆さんのお仕事は最近どうですか?
\フォロー・リフォローお気軽に♡/
うわー!
敬老の日、忘れてた!
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