映画「国宝」観てきました
公開10日間で85万人を動員したという話題の映画ですね。
歌舞伎の家に生まれた「血」を持つ横浜流星さんと、
やくざの家に生まれた「才能」を持つ吉沢亮さんの2人が
仲良かったり、嫉妬したり、逃げ出したり、立場が逆転したりと様々な関係性になりながら歌舞伎の世界で生きるお話です。
娘19歳と久しぶりの映画館でした。
私たちは全く何の予備情報もなく、まっさらの状態で見たので、話の展開に意外性があってストーリーとして面白かったし、映像美が素晴らしかったです。
でも私、見たあと具合悪くなっちゃって帰ってきて夕寝した
色々な人の人生を一気に浴びる3時間の長丁場だったからでしょうか。
結局「血」があってもなくても苦しいんだなあ、人生って。
最近「親ガチャ」の話題が多いけどさ、歌舞伎の家に生まれるって、当たりなのかハズレなのか、どっちなんでしょうね。
吉沢亮くん演じる喜久雄は「血を飲みたい」というほど欲しがって、逆に横浜流星くん演じる俊介は「血」に苦しめられたわけです。
- 「血」がないと、才能があっても後ろ盾がなくて舞台に立てなくなる。
- 「血」があると、重大な責任を負い、努力しても世襲の力と思われる。
歌舞伎の世界はちょっと極端な例ではあるけど、人はどこに生まれてもそれぞれに苦しさがあるのかもしれません。
そして、才能や努力でどうにもならないものもあるんだよね。
喜久雄は才能があって努力もしたんでしょうけど、偶然の出会いから歌舞伎の家に拾われたという「運」がなければ、絶対ああいう結果にはなりませんでした。
血や運はそもそも不平等で不公平。
そこに文句を言ってもキリがないし、人生何も変わらない。
結局は、自分にやれることをやるしかないんじゃない?
と娘に言ったら「薄っすい感想」って言われたんだけどねwww
コンクリの上で芽を出したリンゴの話をさ、思い出したりしたわけよ。
太陽と雨だけで育って、根元から切られてもなお頑張ったリンゴちゃん。
待って。これ書いたの5年前!?
てことは、リンゴの種を植えたのは10年以上前の出来事!?
やだ~私も年取るはずだわ
脱線しましたけども。
国宝は登場人物が色々いるので、誰に感情移入して観るかで、感想も変わる気がしました。
娘は吉沢亮くんを通して観てましたね。
だから夢を叶えたことに感動して。
私は吉沢亮くんの隠し子を生んだ芸子さんの気持ちで観ちゃったな
シングルマザーだからさ。
これさ、感想書いてたら一生終わらないのでこの辺にしときますね笑
それにしても稽古や美術が大変だったと思います!圧巻の映画でした。
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