自民党選は9月3日の予測どうりとなった。いかに9月3日ブログをその引用します。

誰が書いたシナリオか知らないが、壮大な田舎芝居が始まりそうである。総裁選にはA氏のみでなく若手や上げ潮派、他も含めて派手にやる。


総裁選出馬の足を引っ張ることはしないというところがミソである。派手に戦うことに意味があるわけである。自民党の中でまだ多少でも国民的人気のある人たちに自由に出馬してもらい踊ってもらう。


総裁選後は出馬した人たちの中で、選挙に使える人を入れたオールスター内閣をつくる。


ここで解散、選挙突入である。なるべく具体的問題を突きつけられる前に「国民の期待」が高まった段階で早期解散となる。

国民の人気の得られやすいサプライズ法案や「無駄の排除」の目に見える成果を示すなどのおまけ付き解散かもしれない。


ここまでが引用です。


ここでサブプライム問題の現状を整理しておこうと思います。

市場が乱高下するということは、市場もこの問題を消化していないと言うことだろう。


財務長官ポールソンは75兆円で不良資産を買い取る枠組みを発表した。短期市場では値がつかず、銀行同士でもお互いの疑心暗鬼で貸し出しを渋り始めた(金利が暴騰している)。


金融当局が最も警戒しているのは、実態以上に負の連鎖が拡大波及することである。


ここで第三ラウンドは、銀行に政府資金を直接注入しなくてすむかどうかである。


そして第4ラウンドはドルの信認失墜、アメリカ1極構造の崩壊である。

この段階での注目ポイントは次の3点である。


①アメリカ、ヨーロッパの景気後退はすでに見えている。日本もおそらくマイナスに転じるだろう。問題は景気後退が、どの程度かと言うことである。

②中国の景気鈍化がどこまで進むか。

②資金不足に陥っている金融機関への資本注入がスムーズに進むか

ということである。


日本の野村や三菱UFJによる、モルガンやリーマンブラザーズのアジア、EU部門買収が進んできたと言うことは、『リスクを定量的に認識することが可能になりつつある』と言うことです。


金融部門固有の底は打ったのかも知れない。これからのウオッチすべきは実体経済の悪化の深刻さである。




温暖化の危機のレベルを確認します。


Point of No Return( 引き返すこととのできない質的限界)を多くの学者やEUは産業革命前に比較して+2度Cと考えている。


質的限界とは「それを超えればあらゆる対処がいいを持たない」(ジェームズラブロック)  ある時点を越えると地球の平均温度の上昇を定められた目標値以下にしようとしても不可能になってしまう」(ジェームズハンセン)レベルのことである。


つまり温暖化への対処は量的観点からのみではなく質的観点からも見る必要があるということです。


では2度以下に抑えることは可能か。温暖化に関しての世界で最も権威あると言われるIPCC報告(気候変動に関する政府間パネル)は6つのケースをシミュレートしている。


ベストシナリオ【もっとも厳しい温暖化対処を行った場合】は次のケースである。


二酸化炭素排出のピークアウト【排出量を上昇から減少に転化する時期】を2015年までに達成。


2050年でのCO2削減量世界で50から80パーセント削減。【現在50パーセント削減にも国際合意がなされていない。】


二酸化炭素濃度350から400ppmに抑える。(現在すでに380ppmで毎年2ppm上昇中)


以上の条件を満たしても温度は2~2.4度上昇する。


すなわち2009年に決まるポスト京都議定書体制の内容が、このベストシナリオに沿った内容になったとしても(その可能性は99パーセントありえない)、質的限界として意識されている2度を越えるのである



自民党の田舎芝居は予定どうりに始まった。シナリオはなかなかのものだが、マスコミレベルでもシナリオが見透かされつつある。また候補者の全てが最後までシナリオどうりに躍るとは限らない。

まあどちらにしてもあまり重要なことではない。自民党は総選挙で負けざるを得ない。


中央防災会議の「大規模水害対策に関する専門調査委員会」は利根川と荒川で1000年に1度起こりうる大洪水の被害想定を行った。

1000年に一度などという、気の遠くなりそうななりそうな想定をなぜ今行うのか。


それは1000年に一度、100年に一度、統計を取り始めて以来という異常気象が特に1990年以降頻発しているからである。

通常の気候変動の揺らぎを超えた変動が集中して発生しているからである。


すなわち1000年というのは従来の基準に照らしての話で、現実はその基準が当てはまらなくなった可能性が高いからこそ、今報告書を出すことになったわけである。


内容は利根川と荒川で15000人ほどが亡くなることになる。けが人は3倍で計算すると4万5000人となり総計は6万人となる。ここで名前の挙がった町は地価が下がっていくだろう。


今年は「温暖化を日常的恐怖と感じ始める年」と規定したが残念ながらそのとうりになってきている。


タイタニック地球号はすでに着氷して犠牲者が出ている時に、宴と防水作業の両立はないか等という寝言を言っている暇はない。


直ちに宴をやめて犠牲者を最小限にする作業に全力を尽くすべきときである。対策が間に合うか間に合わないかの議論は意味がない。すでに犠牲者が出ている以上間に合わなかったのである。


これからは、犠牲を最小限にするべく、戦時にも匹敵する緊張感で取り組むべき時期なのである。