自民党の田舎芝居は予定どうりに始まった。シナリオはなかなかのものだが、マスコミレベルでもシナリオが見透かされつつある。また候補者の全てが最後までシナリオどうりに躍るとは限らない。
まあどちらにしてもあまり重要なことではない。自民党は総選挙で負けざるを得ない。
中央防災会議の「大規模水害対策に関する専門調査委員会」は利根川と荒川で1000年に1度起こりうる大洪水の被害想定を行った。
1000年に一度などという、気の遠くなりそうななりそうな想定をなぜ今行うのか。
それは1000年に一度、100年に一度、統計を取り始めて以来という異常気象が特に1990年以降頻発しているからである。
通常の気候変動の揺らぎを超えた変動が集中して発生しているからである。
すなわち1000年というのは従来の基準に照らしての話で、現実はその基準が当てはまらなくなった可能性が高いからこそ、今報告書を出すことになったわけである。
内容は利根川と荒川で15000人ほどが亡くなることになる。けが人は3倍で計算すると4万5000人となり総計は6万人となる。ここで名前の挙がった町は地価が下がっていくだろう。
今年は「温暖化を日常的恐怖と感じ始める年」と規定したが残念ながらそのとうりになってきている。
タイタニック地球号はすでに着氷して犠牲者が出ている時に、宴と防水作業の両立はないか等という寝言を言っている暇はない。
直ちに宴をやめて犠牲者を最小限にする作業に全力を尽くすべきときである。対策が間に合うか間に合わないかの議論は意味がない。すでに犠牲者が出ている以上間に合わなかったのである。
これからは、犠牲を最小限にするべく、戦時にも匹敵する緊張感で取り組むべき時期なのである。