誰が書いたシナリオか知らないが、壮大な田舎芝居が始まりそうである。総裁選にはA氏のみでなく若手や上げ潮派、他も含めて派手にやる。


総裁選出馬の足を引っ張ることはしないというところがミソである。派手に戦うことに意味があるわけである。自民党の中でまだ多少でも国民的人気のある人たちに自由に出馬してもらい踊ってもらう。


総裁選後は出馬した人たちの中で、選挙に使える人を入れたオールスター内閣をつくる。


ここで解散、選挙突入である。なるべく具体的問題を突きつけられる前に「国民の期待」が高まった段階で早期解散となる。

国民の人気の得られやすいサプライズ法案や「無駄の排除」の目に見える成果を示すなどのおまけ付き解散かもしれない。


次回から温暖化に戻ります。

福田首相辞任の直接的理由は、自分で何も決められなくなったこと(力がなくなったこと)。


そのまた原因は

①K党が福田おろしに入ったこと


②自民党内が1枚岩ではなくなったこと。上げ潮派と赤字国債を出しても選挙前バラまきをやる派との対立は考えられているより深刻。分党の可能性もある。

特に上げ潮派の覚悟は本物で自民党への忠誠より理念重視である。すなわち民主党との連立もありということである。


③自民党内部の多くが次期選挙で民主党に勝てないと考えており、どのように身を処せばよいかで浮き足立っている。


④最終的な理由は福田氏自身が身を挺しても貫くという政策を持ち得なかったことである。


A氏が政権をとった場合


①景気刺激名目で赤字国債を発行。


②市場は株価大幅安後、底這い脱せず、日本売りつづく。国民の不満高まる


政権は短命で終わる。

ある架空の国のお話である。

借金が1000兆円以上あり、人口1億2000万で割ると一人当たり800万以上である。一方役人は税金を天下り先の確保や無駄使いに費やし、しかもそこには本格的メスが入らない仕組みになっている。


グローバルな競争に耐えられる制度設計を中途半端で放置し、結果として一人当たりの生産性はあがらず、結果として非正規社員とフリーターの大量発生を生んだ。教育改革も的外れな施策ばかりで、失われた10年をさらに延長中である。


物価は上がっても賃金は増えない状況が続くことになる。そこに選挙が近づいてきた。選挙でおちればただの人であるから議員先生からは『(痛んでいる国民を税金で救おうという)ばら撒きの大合唱』が起こる。与党のA幹事長からは、『プライマリーバランス【要するにその年の税金の範囲内で実質予算を組むということ】の目標年次を先延ばしする』と言う威勢のよい発言も出てくる。


その国の最も危うい点は、指導者に(1)中長期的戦略の視点がかけていること。(2)いずれの戦略課題も対処の時間が迫っており、時間との戦いとなっていると言う自覚を欠くことである。


結果として、目先の対処療法のみしか出てこないことになる。右往左往する時間がないときに、右往左往すれば国を危うくすることとなる。

これは架空の国の出来事である。


戦略的に重視すべき内容は次回書きます。


しかも食糧自給率は40パーセントで、先進国中最低である。原油等エネルギー資源はほとんどない。そこに原油高、各種鉱物資源高、穀物高騰の波が襲った。