北斗琉拳 カイオウ(のこと考えてたら一日経った) | 北斗の拳好きすぎるブログ

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たまに他のアニメも語っちゃいます。


カイオウ紹介記事



前回の続きです。



が、もう何を言いたかったのかもわからない。


ので、整理つかないまま書きます。




前にこの記事で「ラオウの方が強い」と書いたが、


ラオウ対カイオウ




ちょっと地味な訂正をしたい。



これは「ラオウとカイオウどっちが強いのか議論」ではなく、「ラオウとカイオウ闘ったらどっちが勝つのか議論」だ。

(何がどう違うか最後まで読んでいただければ多分わかると思う。)


なぜなら、愛を取り戻す物語でもある北斗の拳には、最終的に「愛は全てを凌駕する」という結末があるからだ。


これは設定云々のことを言ってるのではなくて、北斗神拳の話である。


シュケンが創り上げた北斗神拳とはそういうもの。北斗神拳を伝承する者にはシュケンの求める素質が必要とされる。それをなくして最強にはなれないのだ。


その証拠に、ケンシロウは数々の強者と呼ばれる男たちの心を動かし、生かされてきた。

あれがなければ死んでる。しかも1度ではない、何度も救われてきたのだ。


それもこれも、素質があるからである。


そしてその素質は、北斗練気闘座にて証明されていた。ユリアの暗く閉ざされた心を、ラオウが誘いケンシロウが開け放ったのだ。


ということは、ラオウにもその素質があったというわけだ。


しかし、ラオウはシュケンではなくリュウオウの血筋であったがために、北斗神拳伝承者としてではなく、世紀末覇者として乱世を統治するしか術はなかった。


で、これにもまたケンシロウの素質が関係している。


恐らくラオウは、誰よりも早くケンシロウの素質を見抜いていた。当然自分の方が強い、だがケンシロウには素質があると。


だからこそ世紀末覇者として天を目指し、北斗の長兄として最強を目指したのだ。その素質に賭け、導く為である。




いや、知らんよ?実際は。


ただ、リュウオウの血筋であろうが、北斗神拳の到達点である愛を知り、無想転生を体得した以上、ラオウがカイオウに負けることはないということを言いたかった。


結果同じなんだけど北斗の拳に関しては理由ってめちゃくちゃ大事だから。


レイが、勝てると思ってラオウに挑み敗れるのと、ケンシロウやみんなの為に死を覚悟してラオウに挑み敗れるのとでは人間性が変わってくるからね。



で、話は戻って。


ラオウとカイオウが闘ったらラオウが勝つ。しかし、ラオウとカイオウどっちが強いのかという議論になると、ちょっと堂々とは言いきれないというか。


「ラオウの方が強い」という意見は揺るぎないのだが、その根拠に『北斗神拳』がある以上、私には断言できない。


いや、わかってる。北斗神拳のラオウと、北斗琉拳のカイオウどっちが強いのか議論なのだから、北斗神拳ありきであることはわかってるし、そんなの当たり前だ。


私の主張するサウザー最強説は、特異体質のサウザーが南斗鳳凰拳伝承者であるからだ。


ただ、カイオウの「ならばこの地に残されたヒョウと俺は 弟たちに劣る屑星だったというか!」という叫びに心がぎゅんってなってるのだ、今。


自分の意志でもなく、ジュウケイの判断によって決められたあの幼き日の分かれ道が、カイオウとラオウの差を生んだ。


そんな、宿命なのか運命なのか偶然なのか計算なのかもわからない決められたもので、果たしてラオウの方が強いと決めつけていいのだろうか。



だって、北斗神拳が史上最強の拳であり、北斗琉拳では敵わない理由って、リュウオウがシュケンより弱いからではない。何を根源にしてその拳が編み出されたのかだ。


だからこそ、捨てられたリュウオウが編み出した北斗琉拳が、北斗神拳に劣るなど納得できないというカイオウの気持ちが痛いほどわかるのだ。


勿論理解はしているし、ケンシロウだって北斗神拳伝承者として過酷な宿命を生きてきてる。みんなそうだ。トキも、シュウも、ファルコも、過酷な宿命を生きていて、カイオウやヒョウだけが悲しみや苦しみを背負ってるわけではない。


だがそれらはその星の宿命であり、拳の優劣ではない。


なのにカイオウは、北斗琉拳を伝承したがゆえにケンシロウに負け、ラオウにもきっと負けるのだ。


屑星、従者と罵られ、強くあることさえも許されず、それでもおのが道を信じ最強となるも北斗神拳の光にはまるで届かない。


残酷すぎである。



そんな中、唯一の理解者となったのがヒョウだ。


最後の力を振り絞りヒョウが向かった先は、あんなに会いたかった実弟ケンシロウではなく、愛する婚約者を殺したカイオウだった。


恐らくあの時が、カイオウがようやく英雄となれた瞬間となっただろう。


才能がありながら、その血筋と学んだ北斗琉拳によって彼の人生は悪一色へと染まってしまった。そんなカイオウの生涯を、宗家の男が英雄カイオウとして終わらせたのだ。



魔神カイオウから










英雄カイオウへ



そう考えるとジュウケイ・・・いや、時代のためとは言え一人の男の人生を狂わせた宗家の高層たち、つまり大人ってどうしようもないね。


確かに正しい判断なのかもしれない。だが結局、責任を取らされるのは次代に生きる者たちである。

あの爺さんたちは、1800年後もまだこんな悲劇が起きてるとも知らず、「よかったよかった♪」と一件落着したつもりで死んで行ったわけだから。


それに比べると責任をとろうと命をかけて動いたジュウケイは立派だ。


擁護記事書いたけど、多分今初めて「ジュウケイはジュウケイなりにちゃんと責任とろうとしたんだな」と思った。



以上、整理つかないまま書くとこんなことになるんんだな、という記事でした。


ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。


お礼にと言ってはなんですが、疲れた時に癒される画像と、ムカついた時に送れるとっておきの画像を1枚ずつ、置いておきます。













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