晴れお遍路関連用語の説明はこちら

晴れお遍路に行くきっかけや旅の準備についてはこちら

晴れ霊場でのお作法についてはこちら

 

~これは、平成28年夏の盛りの記録です~

 

*******************

平成28年7月30日 昼

 

八栗登山口からさらに歩いて

県道36号線に出たところでギブアップあせる

 

電話でタクシーを呼びました。

 

そしたら配車のおっちゃんに

「タクシーが行くまで絶対そこにおってよ〜!」と何度も言われ、


「なぜにそんな念を押す???」と不思議だったのですが。。

 

タクシーを待ってる間に車が目の前に停まり、
運転席のおばちゃんが

「どこまで行くん、よかったら乗せていくよ〜照れ」と。

 

お接待文化ホントすごい‥!

そうか、配車のおっちゃんはこれを心配してたのか!?

 

すごくお言葉に甘えたかったのですが、

あんなに念を押されていたので笑い泣き
お気持ちだけありがたくいただきました。

 

ありがたいなぁ。。。

 

 

ただ、地域によっては、お遍路さんに向けられる目が厳しいところもあるようです。


マナーを弁えないお遍路さんがいることも事実。
地元の方に迷惑をかけないよう、そして、

無財七施の気持ちを最後まで持たねばと思います。

 

 

タクシーですいすいと屋島ドライブウェイを登り、頂上の屋島寺へ到着音譜

 

 

 

 

 

第84番札所

南面山 千光院 屋島寺

【本尊】 十一面千手観世音菩薩

【真言】 

おん ばざらたらま きりく

 

【ご詠歌】

あずさ弓 屋島の宮に もうでつつ

祈りをかけて 勇むもののふ

 

【縁起】

開基は鑑真和上。

天平勝宝5年(西暦753年)に屋島頂上を訪れ、

この北嶺こそが伽藍建立の聖地だと感じ、堂宇を建立した。

 

その後、弘仁6年(西暦815年)に

弘法大師が南嶺に伽藍を移転して寺を中興する。

 

伽藍を建築途中、太陽が沈みそうになったため、

弘法大師が断崖に大きく突き出した巌に登って扇であおぐと

再び太陽が空高く舞い上がり、

たった一夜で堂宇を建立したという。

 

 

屋島といえば源平合戦、

ご詠歌にも歌われていますね。


お寺には源平合戦ゆかりの宝物が

たくさん収蔵されているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

広大な伽藍です。

地元の観光ボランティアの方が、

境内を案内されてましたニコニコ

 

 

境内には、四国狸の総大将・太三郎狸をお祀りした

蓑山大明神もお祀りされてます。

巨大狸の像が可愛い爆  笑アップ


屋島の太三郎狸、佐渡の団三郎狸、

そして淡路の芝右衛門狸とあわせて、
日本三大狸なんですって!

 

芝右衛門狸がそんな大物とは知らなかった~びっくり

 

 

 

 

 

 

境内の大きなお土産屋さんで、かき氷をやってましたラブラブ

 

シロップをかけるのではなく、

生のイチゴをたっぷりと閉じ込めた氷を

そのまま削ったかき氷。

 

絶品ですラブ!!

 

 

*********************************

 

神社大好き女子の会LINE公式へようこそ!

友だち追加

 

あなただけのお守り神社 鑑定のお申し込みはこちら

 

言霊和歌のお申し込みはこちら

 

淡路島・沼島ガイドについてのお問い合わせはこちら

※当方は、車の運転ができません。

ですので、お車でご来島される方、自力で待ち合わせ場所まで来れる方に限らせていただいております。沼島のガイドの場合は、淡路島側の土生港で待ち合わせになります。

晴れお遍路関連用語の説明はこちら

晴れお遍路に行くきっかけや旅の準備についてはこちら

晴れ霊場でのお作法についてはこちら

 

~これは、平成28年夏の盛りの記録です~

 

*******************

平成28年7月30日(土) 昼

 

さぁ次は八十四番・屋島寺へ!


八栗寺から山を下って、

橋を渡って屋島の頂上まで登って‥。
またも約7㎞の道のりです汗

 

「いやもう、歩くのはムリやわ〜。
急な下りは膝をいわしてしまうし、

ケーブルカーで降りよう!」

 

と思ったのですが、

またも違う道に入ってしまい、
氣づけばケーブルに乗ることなく、

八栗登山口近くまで降りてきていました。

 

 

すると民家の庭先から
「お遍路さん、ちょっと休憩していきませんか〜照れ」の声が‥!


上品なおばあ様の「どうぞお入りになって」の笑顔に

吸い寄せられるようにお家に上がりこみ、


お茶やお菓子、手作りの紫蘇ジュースやゼリーまでご馳走になりました。

ありがたすぎる…(涙)

 

聞けば、10年以上前からお遍路さんのお接待をされているとのこと。

 

今までにここを訪れたお遍路さんのお話など、

おばあ様と楽しくお話ししているうちに、

あっという間に時間が経ってしまいました。

 

 

予定通りケーブルカーに乗れていたら、

決して出会えていなかった方です。


道に迷ったり予定通りにいかない時は、
新しい発見や、別のチャンスと出会える時でもありますね虹

 

 

宿に着いてから地図で確認したら、

お接待所 載ってました!爆  笑

 

 

 

お接待所を後にしてさらに山を下り、

八栗ケーブル登山口駅の近くで見つけたお蕎麦やさんで、お昼ご飯をいただきました。
 

そば処 六六庵

徳島の山奥、祖谷に伝わる太麺蕎麦、

めちゃめちゃ美味しかった爆  笑

 

 

~ 第84番 屋島寺へと続きます~

 

*********************************

 

神社大好き女子の会LINE公式へようこそ!

友だち追加

 

あなただけのお守り神社 鑑定のお申し込みはこちら

 

言霊和歌のお申し込みはこちら

 

淡路島・沼島ガイドについてのお問い合わせはこちら

※当方は、車の運転ができません。

ですので、お車でご来島される方、自力で待ち合わせ場所まで来れる方に限らせていただいております。

沼島のガイドの場合は、淡路島側の土生港で待ち合わせになります。

晴れお遍路関連用語の説明はこちら

晴れお遍路に行くきっかけや旅の準備についてはこちら

晴れ霊場でのお作法についてはこちら

 

~これは、平成28年夏の盛りの記録です~

 

*******************

平成28年7月30日(土)

 

志度寺から次の八十五番・八栗寺までは約7㎞の距離。

 

今日の高松の最高気温は35度の予想だったのですが、
朝の涼しいうちだということで、予定通り歩いて行くことにしました。

 

…激しく後悔ガーン

 

最初の5㎞は比較的楽だったのですが
(当然ですがすでに汗だく、しかも途中で道に迷ったけど!)、


最後の2㎞の山登りがハンパなかった‥!!

 

地図の左側の先に志度寺があります。

★のルートを登ってきました。

 

 

讃岐平野の中には低い山がぽこぽことあるのですが、
日本昔話に出てきそうな、お椀をひっくり返したような感じで、山裾がほとんど無いのです。

 

ということは、いざ登り始めるとずーーーっと急勾配、
目指すお寺まで、下り坂が全くと言っていいほど無い…!

 

しかもすれ違ったお遍路さんから
「今さっき、目の前をイノシシが横切って怖かったわ~汗あなたも気をつけてね」なんて言われるし、
アブもブンブン飛んで来るしで、

立ち止まって休憩を取る気になんてなれませんガーン

 

 

途中、違うルートからきた地元民らしきおじさんが合流して
私の後ろをついて登って来まして、
 

八栗寺に到着した後、おじさんに

「登るの早いですね〜」なんて言われましたが、


単にイノシシの恐怖とアブの脅威に

急かされてただけだったんです~笑い泣き

 

 

そうこうしつつ何とか登りきって、
幸いイノシシにも遭遇することなく、

無事に八栗寺に到着しました!

 

 

 

 

第86番札所

五剣山 観自在院 八栗寺(やくりじ)

 

【本尊】 聖観世音菩薩

【真言】 

おん あろりきゃ そわか

【ご詠歌】

ぼんのうを 胸の智火(ちか)にて 八栗をば

修行者ならで 誰か知るべき

 

【縁起】

開基は弘法大師

天長6年(西暦827年)の創建。

 

弘法大師がこの山で求聞持法(ぐもんじほう)を修めたとき、天から五振りの剣が降り、蔵王権現が現れて長く守護の御神託をこうむった。

 

そこで大師は五つの剣を山中に埋めて鎮護とし、山を五剣山と名付けた。

 

その後山岳修験の場として栄えたが、

天正年間に長曾我部の兵火に遭い

堂塔が全焼し、荒廃。

 

江戸初期に高松藩主松平頼重公により諸堂が再興され、松平家の祈願寺となった。

これにより本堂には葵の御紋入りの幕が張られている。

 

 

 

 

本堂の背後にそびえるのが五剣山。
でも、峰は4つしか見えません。

 

一番右端にあった峰は、1706年の

宝永の大地震で崩落したそうです。

 

 

 

本堂の脇に、さぬき三大天狗の一人、

中将坊を祀るお堂へと続く階段を見つけたけど、
もはや登る気力は残っておりませんでしたあせる

 

 

 

 

 

 

納経を終えて二天門から境内を出た先に、

お大師様が…!

 

私は裏参道から入って表参道に抜けたので、

お見送りしていただくことになりました爆  笑

 

灼熱も、疲れも、荷物の重さも一瞬忘れてしまうほどの温かな微笑みに、

こちらまで思わずほっと笑顔に…照れお願い

 

 

よし!次行くぞ!

 

 

~ 第84番 屋島寺に続きます ~

 

*********************************

 

神社大好き女子の会LINE公式へようこそ!

友だち追加

 

あなただけのお守り神社 鑑定のお申し込みはこちら

 

言霊和歌のお申し込みはこちら

 

淡路島・沼島ガイドについてのお問い合わせはこちら

※当方は、車の運転ができません。

ですので、お車でご来島される方、自力で待ち合わせ場所まで来れる方に限らせていただいております。

沼島のガイドの場合は、淡路島側の土生港で待ち合わせになります。

晴れお遍路関連用語の説明はこちら

晴れお遍路に行くきっかけや旅の準備についてはこちら

晴れ霊場でのお作法についてはこちら

 

~これは、平成28年夏の盛りの記録です~

 

*******************

平成28年7月30日(土) 午前

 

朝早くにお宿を出て、志度の街並みを楽しみながら、

第八十六番霊場・志度寺に到着!

 

 

 

 

第86番札所

補陀洛山 清浄光院 志度寺(しどじ)

【本尊】 十一面観音菩薩

【真言】 

おん まか きゃろにきゃ そわか

 

【ご詠歌】

いざさらば 今宵はここに 志度の寺

祈りの声を 耳に触れつつ

 

【縁起】

開基は藤原不比等。

推古天皇33年(西暦625年)の創建と伝えられる、伝説豊かな古刹。

 

~ 不比等が奈良の興福寺を建立する際、

妹から父の追善にと宝物が送られてきた。

しかし志度の浦で宝物を乗せた船が難破し、宝珠を龍神に奪われてしまう。

これを奪い返すため志度に来た不比等は、土地の海女を妻とし、

息子 房前(ふささき)をもうけた。

 

息子を藤原氏の世継ぎにすることを約束として、

海女は自らの命を捨てて龍神から宝珠を取り返す。

妻を哀れんだ不比等は海辺に墓と堂を築き

「死度道場」と名付けた。

 

のちに志度を訪れた房前は、

母のために志度寺を建立し、

千基の供養塔を建てたという ~

 

 

「志度」は、「死度」に通じていたのですね。

縁起を知ってご詠歌を見返すと、

いざさらば 祈りの声 という言葉が

胸に迫ります。

 

 



 

 

立派な五重塔に、鬱蒼とした迷路のような緑の境内、大伽藍です!!

 

失礼ながら、さほど大きくはないこの町で

これだけの大寺を維持するのは、現代においてとても大変でしょう。

 

お遍路や参拝客が落とすお金があるとはいっても、到底足りているとは思えません。

お寺さんの努力と檀家さんの心あってこそ。。。

 


 

 

朝から蟬しぐれ‥というより、

もはや土砂降りのような蝉の声でした。
蝉に張り合って、読経の声も自然と大きくなります爆  笑

 

 

さあ、平坦な道はここまで!

今日は一気に屋島を抜けて高松へ。

山登りが待ってます…!

 

~ 第85番 八栗寺へと続きます~

 

 

 

*********************************

 

神社大好き女子の会LINE公式へようこそ!

友だち追加

 

あなただけのお守り神社 鑑定のお申し込みはこちら

 

言霊和歌のお申し込みはこちら

 

淡路島・沼島ガイドについてのお問い合わせはこちら

※当方は、車の運転ができません。

ですので、お車でご来島される方、自力で待ち合わせ場所まで来れる方に限らせていただいております。沼島のガイドの場合は、淡路島側の土生港で待ち合わせになります。

晴れお遍路関連用語の説明はこちら

晴れお遍路に行くきっかけや旅の準備についてはこちら

晴れ霊場でのお作法についてはこちら

 

~これは、平成28年夏の盛りの記録です~

 

*******************

平成28年7月29日~7月30日

 

お遍路初日のお宿は、

86番志度寺にほど近い「いしや」さん。

 

 


 『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図編には、      お遍路さん御用達の宿の表示と、

    巻末には連絡先の一覧表もあって

    とっても便利♪



一見こじんまりした印象だったのですが、

中に入ると奥に広くてびっくり‥!
 

昔は料亭だったんだそうです。

中庭もあってとても素敵音譜

 

さらに部屋の鍵がなくてまたびっくりしたのですが、

旧家の邸宅にお泊まりしたような
とても快適で、贅沢なお宿でしたアップ

 

 

ところで、一夜明けた7月30日は、

土用の丑の日だったんです。

 

夏の土用の丑の日に鰻を食べる風習は、
江戸の発明王・平賀源内の発案と言われていますが、
実は源内先生、ここ志度の出身だったんですね!

 

 

町なかには、源内先生の資料館や

ゆかりの場所の史跡、
源内先生語録のポスターなどなど。。。

 

 

 

銅像もありました。
ちょっと濃いめのイケメンですラブ

 隣の四角い物体は、エレキテルですね♪

 

 

*********************************

 

神社大好き女子の会LINE公式へようこそ!

友だち追加

 

あなただけのお守り神社 鑑定のお申し込みはこちら

 

言霊和歌のお申し込みはこちら

 

淡路島・沼島ガイドについてのお問い合わせはこちら

※当方は、車の運転ができません。

ですので、お車でご来島される方、自力で待ち合わせ場所まで来れる方に限らせていただいております。沼島のガイドの場合は、淡路島側の土生港で待ち合わせになります。