発達障害(自閉症)のある息子と紆余曲折 -4ページ目

じゃんけん

長男はじゃんけんが苦手です
ルールは理解しているのですが
手を出すタイミングが難しいのです

勝つためには「後出し」という必勝方法があり
厳密にはどこまで「後出し」なのかわからないので
普通にやると後出しになってしまうようです

そのため,我が家では次男とじゃんけんさせるときは
お互いの手をかくしてジャンケンさせています
これだと長男も勝負できるのです
長男は基本的に手を隠さないジャンケンは嫌がります

今日,次男とのじゃんけんで,
長男は,大きな成長を見せました
長男は「嘘を仕掛ける」ようになったのです.
次男に「僕はチョキだすからね」と宣言してパーを出すのです
(・・・次男は気持ちよく引っかかります)

最近,長男は突然に,社会性が高くなったように感じます
次男のおもちゃをいきなり取り上げずに
言葉で何らかの交渉をすることが多くなっていますし
自分の良い体験を共有したがっているのか,
甘いものが苦手な私に自分のチョコを食べさそうとしたり・・・

長男なりに「相手の心の理解について」の壁を超えたのかもしれません
・・・ただしそれは長男の「障害が消えること」を意味するのではなくく
長男の能力が成長することで「社会性を補える」ようになっているのだと思います

走る走る

勤務場所が変わったため私は車通勤から自転車通勤になりました
そのため長男と次男の保育園への通園方法も自動車から徒歩になりました

最近は徒歩というより走っています
走るのにも最近は慣れて,なかなか走るのも早くなりました
私が先導しなくても,自分の意志で保育園めがけて走っています
そんな後姿をみているとなんとなく安心します

転んでも自分で立ち上がって,また走って・・・

自信を持って

保育園を一年サバ読んで
長男の実年齢から一才引いて入園しておけばよかったかも・・・
と考えていたことがあります
来年は小学生になる長男にどこか不安も感じていたのかもしれません
保育園の集団の中にいて「長男だけできないこと」が最近は多いようで
それは長男の自信を失わせることにならないかと考えていたからです

現在,長男と次男の生活面での発達は拮抗しており
年長の長男ですが,生活能力は年中のレベルだと感じます
兄弟で背丈は大差ないため行動も姿もまるで双子のようです
長男が保育園を留年していれば,家で弟と過ごしているように
長男は周りとの差をあまり感じずに日常をすごせたかもしれない・・・
そんな空想をすることがありました

もっとも現実的にはいまさらお友達においていかれて
ひとりだけ年中に残されたらもっと自信を失うことになるでしょう
現実に長男は来年は否応なしに小学校にいきます
小学校では通常学級は考えていません
長男は保育園のおともだちと別の学級になります
その時までには本人に障害の告知が必要になると思います

長男への障害の告知についても悩んでいますが
ともかくは長男に自信を持ってもらうには
ある意味で親も自信を持たないといけないと感じています
長男は年齢相応にできないこともあるけれど
長男ができることを長男ができるようにやれればそれでよいのですから

字のトレーニング教材

線からわずかでもずれるのを嫌がり,字の練習をするのに
「あいうえお」のお手本の線をなぞりたがらない長男のために
オリジナル教材を作りました

普通の線をなぞる教材の場合は,線から少しでもずれると「失敗」と感じてしまうので
ずれてしまうことを許容するために,線に明確な幅を持たせてみました

長男で試したところ,
線をなぞる教材よりはずいぶん抵抗が少ないようです

愛することは・・・

療育についての思想論です

子供の療育を考えるときに大切なのはなんでしょう
私は以前に科学的に考えることが大事だと単純に思っていました
それは考えれば「いかに子供を愛するか」ということになるでしょう

重要なのは愛するのは「自分」ではなく「子供」だという点です

うっかり「単に頑張ってる自分」なんかを好きになったら
よくわからない代替療法にはまる可能性も高いでしょう

子供を愛するなら,療育では効果の検証を重視し
己の思い込みを恐れ,体験論で全てがわかった気にはならぬよう戒める
私はそれが理想だと考えます