発達障害(自閉症)のある息子と紆余曲折 -5ページ目

線を描く

鉛筆で線を引くにもわずかでもずれるのを嫌がっていた長男
私は残業で遅く帰宅したのですが,布団を抜け出してきて
紙に自分で線を引いて見せてくれています
「モチモチになるけどかまわないの」と言っています
どうやら「モチモチ」とは線がぶれてギザギザなることのようです

ずれるのが嫌で線を描けなかったのを
だましだまし描かせては褒めていたのが功を奏したかもしれません
うれしいのでもっと書いて欲しいですが,もう寝かさないといけません

早起き

漁村では波打ち際で泳いだり,遊び倒したので疲れて起きないと思いきや

大好きな従姉妹が遊びに来てくれるの予定だったので興奮したのか
朝早くに目を覚ましました長男・・・まだ朝5時です

しかも自分で着替もしています.
早朝で静かなためか,普段よりテキパキと身の回りのことをやっています

「お父さん遊んで!」と言われましたが,私には疲れが
「もう少し眠りたい」と答えると
「じゃあ6時になったら遊んでね.それまでトントンしてあげる」と
私の胸をやさしく叩いてくれる長男ですが
その姿が可笑しくてもう眠れなくなりました・・・

そこで「もう起きて,遊ぼうか・・・」と言いましたが
「6時まで寝ないとダメ」と強くルール化されて
どう言っても6時まで遊んでくれませんでした

イルカ

漁村に遊びに行ってきました

散歩がてらに磯に降りるとちょうど引き潮で潮だまりができています
小魚や貝やヤドカリを見つけて大喜び・・・
そして小型のナマコも発見
長男は恐れずつかんで伸びたり丸くなったり変化する様子に大喜び

港では観光用に飼育されているイルカを見てきました
長男と次男もイルカを間近でみれて大喜びです
芸達者なイルカさんと,芸の終りには間をおかず餌をあげる飼育員さんを見て
ABAの基本とその偉大さを感じた私でした.

いつかどこかで

長男は自分が周りの子と違うことに気付きつつあります

自分に加配の先生がついていること
療育施設のデイサービスを利用していること

これについて「どうして僕だけなの?」という質問が始まりました

いつかどこかで長男にも自身の障害の告知をする必要があります

告知により多少なりと長男は傷つき自信を失うかもしれません

長男が自分に自信が持てるように
将来に展望が持てるように告知する準備をしつつ,
告知の時期についても考えないといけません

例えば僕が死んだら

定型発達でも変わらない事ですが,子供の危険な行動に気をつけるにしても
いずれ子供の行動を完全には管理できなくなる時が来るでしょう
その時には子供を改めて縛り付け「行動」を抑制するのでなく
リスクも覚悟した上で「自発的な行動」にも挑戦しないといけません
でもそれは最悪の場合に「危険な行動による事故死」の可能もあるのです
定型発達に比べて長男は「危険な行動による事故」に会う確率は高いでしょう
これは私はある意味で覚悟をしている点です

幸い長男は死を恐れており,危険を避けようとする意識はあります
死を恐れるが故に,死についての物語に興味があって最近では
「ねんねしたおばあちゃん」という本を繰り返し読んだり
アニメ「風の谷のナウシカ」ではナウシカが王蟲に轢かれる場面を繰り返し見ていました

なかでも一番はまった「死の場面」が
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長男の一番のお気に入りのシーンは主人公の「スポンジボブ」が干物になって死にかけるシーン・・・

そんな長男が夜中にポツリと「車に轢かれたら僕は死ぬ?」と聞いてきます
「そう.死ぬかもしれない.だから車がきたら車を見て避けないといけない」と答えると
長男は「轢かれたら死んでしまう?でもね僕が死んだら・・・えーと・・・お水かけてよ
    だって,死んでもお水かけたら,生き返るかもしれないから」と言うのです

確かにアニメで「スポンジボブ」は水を浴びることで復活するのですが・・・

本当に生き返ると思われたら危険な気がしたので残酷かもしれませんが
「お父さんは車に轢かれた人にはお水はかけてあげません
 そのままお墓に埋めます.だから車には轢かれてはダメです」と答えました

そんな話をしながらも長男がもしも・・・という思いにふけってしまい
不覚に長男に水をかけるのか?というシーンまでを想像してしまって涙が出てしまいました・・・