閉じ忘れ
一昨日,長男が保育園から家に帰って妻に「頭痛い.保育園でも痛かった」と訴え,熱を計ると意外な高熱で39℃.妻が病院に連れて行こうとすると,長男が私をご指名とのことで急遽仕事を定時で切り上げ,私が病院に連れて行くことに.長男は病院に行きたがっていたにもかかわらず,実際行くことになると,過去の予防接種や診断で鼻に綿棒を突っ込まれた記憶がよみがえったのか不安になった模様.「お注射する?鼻ぐりぐりする?」とマシンガンのように質問が・・・「しないよ」と嘘になってもとりあえず安心させることも考えましたが,注射はともかく「鼻ぐりぐり」は必要かも・・・そこでのパニックのほうを恐れて「病院で先生がきめる.やるときは教える.痛くないように先生にお願いする」と言い聞かせるも不安そうな長男.しかしパニックにならず耐えてくれます.成長してます.ありがとう長男!
幸いインフルエンザの兆候もなく,すぐ回復するカゼでしょうとの診断で,注射はもちろん「鼻ぐりぐり」もなしで,長男も一安心.抗生物質と座薬を処方してもらいました.
家に連れ帰ってから熱が下がらず苦しそうなので,長男に「お尻にお薬いれるからおならはしばらく我慢してね」と伝え座薬使用.しばらくすると熱が下がり食事もとれて,一晩寝たら熱も下がり,外見は回復していましたが,念のため一日は保育園を休みました.
翌日に登園したのですが,先生に病気の話をして,「保育園でも頭痛かったら,頭痛いって言ってもいいの?」と聞いていたそうです・・・言葉が増えているけど肝心な意思の伝達はぎこちないですね.
その晩に私が長男をお風呂に入れていると「お尻のお薬どこに行ったの?」と聞くので,「もう体に入って無くなったよ」と答えると,「じゃあもうおならしていい?」・・・・「え!あ,もうおならいいよ」というやいなや数発発射していました.2日も我慢してた!?
すごくわかりにくい例えになると思いますが,昔々,学生の頃テキストエディタでWEB日記を書いていた頃,すごく長い区間タグを閉じ忘れていて表示を見て大慌てしたことを思い出しました.
長男よ,おなら禁止を閉じ忘れていて悪かった!
幸いインフルエンザの兆候もなく,すぐ回復するカゼでしょうとの診断で,注射はもちろん「鼻ぐりぐり」もなしで,長男も一安心.抗生物質と座薬を処方してもらいました.
家に連れ帰ってから熱が下がらず苦しそうなので,長男に「お尻にお薬いれるからおならはしばらく我慢してね」と伝え座薬使用.しばらくすると熱が下がり食事もとれて,一晩寝たら熱も下がり,外見は回復していましたが,念のため一日は保育園を休みました.
翌日に登園したのですが,先生に病気の話をして,「保育園でも頭痛かったら,頭痛いって言ってもいいの?」と聞いていたそうです・・・言葉が増えているけど肝心な意思の伝達はぎこちないですね.
その晩に私が長男をお風呂に入れていると「お尻のお薬どこに行ったの?」と聞くので,「もう体に入って無くなったよ」と答えると,「じゃあもうおならしていい?」・・・・「え!あ,もうおならいいよ」というやいなや数発発射していました.2日も我慢してた!?
すごくわかりにくい例えになると思いますが,昔々,学生の頃テキストエディタでWEB日記を書いていた頃,すごく長い区間タグを閉じ忘れていて表示を見て大慌てしたことを思い出しました.
長男よ,おなら禁止を閉じ忘れていて悪かった!
食事
保育園は長男の障害に理解ある対応をいただいておりまして感謝しているところです.長男はもう5歳ですが,家での食事は手づかみ+フォークです.食事中に手遊びもたっぷりしてくれるので,食事時間は殺伐とすることもあるのですが・・・
春先までは保育園でも同様に手遊びしてしまうとのことだったので,今でもそのままかと思いきや,今朝,保育園の先生が「最近はお箸で上手に食べているんですよ!」と褒めてくれました.先生が「手で食べません」の絵カードを作ってくれて,食事中に机において見せると,手で遊ぶこともなく手を汚さず食べているそうです.
家でも殺伐とする前に,うまく絵カードで指示してあげればよかったのですね・・・長男も最近は言葉が増えているので,ついつい口でばかり指示して,わかってもらえるつもりになっていました,
春先までは保育園でも同様に手遊びしてしまうとのことだったので,今でもそのままかと思いきや,今朝,保育園の先生が「最近はお箸で上手に食べているんですよ!」と褒めてくれました.先生が「手で食べません」の絵カードを作ってくれて,食事中に机において見せると,手で遊ぶこともなく手を汚さず食べているそうです.
家でも殺伐とする前に,うまく絵カードで指示してあげればよかったのですね・・・長男も最近は言葉が増えているので,ついつい口でばかり指示して,わかってもらえるつもりになっていました,
折り紙
自閉症の長男は弟を大変な目に合わせることも少なくありませんが,弟の面倒を見ようとする優しい面もちゃんとあるのです.
長男が4歳のころですが,ペットボトルのお茶の付録についた5cm角の折り紙を,次男が目ざとく見つけて「ぱくぱく」を作ってくれと私にせがんだことがありました.長男も次男も「ぱくぱく」を保育園で先生に作ってもらって,時々家に持って帰っていたので私も「ぱくぱく」を見たことはあるのですが,折り方はちっとも知りません.
ネットで折り方を調べながらなんとか折っていましたが,なんせ5cmと折り紙が小さいのと私も不器用なのもあって,あまりきれいに折れません.なんとか形になった不恰好な「ぱくぱく」を次男に渡そうとすると,次男の手にはすでに完璧な形の「ぱくぱく」があるのです.同じ小さな折り紙で,私より早く美しく,長男がさっさと折って弟に渡してたのでした.長男は基本的に何をやらせてもぎこちなく不器用なのですが,時々驚くようなことをします.
折る姿をよく観察すると,やはり不器用な手つきなのですが,納得のいく折れ目ができるまで,根気強くやり遂げるため,きれいに仕上がっていました.保育園の先生の話でも,自分が気に入った工作作業は,ほかの子が飽きてしまっても粘り強く作業できるとのことでした.
自閉症の人は適した環境さえ与えられれば,よい働き手として社会に貢献できるといわれる所以を垣間見た気がしました.そして私には基本的に根気が足りない・・・折り紙に限らず・・・という点を多いに反省した次第です.
長男が4歳のころですが,ペットボトルのお茶の付録についた5cm角の折り紙を,次男が目ざとく見つけて「ぱくぱく」を作ってくれと私にせがんだことがありました.長男も次男も「ぱくぱく」を保育園で先生に作ってもらって,時々家に持って帰っていたので私も「ぱくぱく」を見たことはあるのですが,折り方はちっとも知りません.
ネットで折り方を調べながらなんとか折っていましたが,なんせ5cmと折り紙が小さいのと私も不器用なのもあって,あまりきれいに折れません.なんとか形になった不恰好な「ぱくぱく」を次男に渡そうとすると,次男の手にはすでに完璧な形の「ぱくぱく」があるのです.同じ小さな折り紙で,私より早く美しく,長男がさっさと折って弟に渡してたのでした.長男は基本的に何をやらせてもぎこちなく不器用なのですが,時々驚くようなことをします.
折る姿をよく観察すると,やはり不器用な手つきなのですが,納得のいく折れ目ができるまで,根気強くやり遂げるため,きれいに仕上がっていました.保育園の先生の話でも,自分が気に入った工作作業は,ほかの子が飽きてしまっても粘り強く作業できるとのことでした.
自閉症の人は適した環境さえ与えられれば,よい働き手として社会に貢献できるといわれる所以を垣間見た気がしました.そして私には基本的に根気が足りない・・・折り紙に限らず・・・という点を多いに反省した次第です.
新築の誤算
我が家は長男が3歳になる直前に,家を新築したのですが,当時から長男は多動で脱走しそうな雰囲気を身にまとっていたため,脱走防止のためリビングのドアをトイレのような鍵付にしています.鍵はリビングの外側からかけるようにして,リビングに入る人間きは簡単に開錠して入ることができ,リビングからボールペンの先などで施錠しておけば,子供は自力で解除できず,子供をリビングに囲っておけるという考えです.
考え方は正しくこの鍵付リビングはいい考えだったと今でも思います.しかしこの鍵は機能しませんでした.引っ越したその日のうちに長男が自力で開錠できるようになったからです.おそるべきは鍵を開けるために発揮した観察力と試行錯誤の粘り強さでした.この能力は保育園でも発揮したようで,いろいろなところを開けたり,隙間を通り抜けたとのことで,長男の入園後,保育園の戸や隙間の保全が厳重になってたのが傍目でわかりました.
ともかく自宅では新たな脱走防止策が必要になります.結局,リビングのドアが引き戸だったので内側から子供の背の届かない箇所につっぱり棒をかますことにしました.この方法では外から帰っても内から突っ張り棒を外してもらわないと入れないので非常に不便でした.なお,長男が5歳になった現在は脱走の不安がとりあえずなくなり,突っ張り棒はつかっていません.
脱走対策と同時にキッチンへの進入も危険なため,キッチンの入口などには市販のベビーゲートを付け,その開錠手順は2段階のそれなりに複雑なものだったのですが,長男はそれすら開錠するようになります.しかし幸いにキッチンのベビーゲートを開けようとするたびに,キッチンに入ってはダメだと言っていたため,キッチンに入ることに抵抗ができ,まるで見えない壁があるかのように,ゲートを空けても長男はキッチンに入ろうとはしませんでした.しかしキッチンが平和にはなりませんでした.長男がキッチンにほしいものを見つけると,ゲートを空けて自分のかわりに弟を送りこんだからです.次男はゲートを開けられませんがキッチンに入るのは抵抗がありません.長男がキッチンに隠していたはずのお菓子などを持っているので不思議におもうと,ゲートの内側には無邪気に笑う次男の姿が・・・これは微笑ましいのですが,次男の機嫌が悪くゲートに入ろうとしないときに悲劇が待っています.そんなとき長男は次男を無理やり引きずってゲートに連れて行き,泣きじゃくる次男はゲートに挟まれながら無理やりキッチンに押し込まれるのでした.
弟が泣きじゃくろうとお構いなしなのは今も変わりありません・・・すぐには変わらないと思うので,次男にはかわいそうなところです.
考え方は正しくこの鍵付リビングはいい考えだったと今でも思います.しかしこの鍵は機能しませんでした.引っ越したその日のうちに長男が自力で開錠できるようになったからです.おそるべきは鍵を開けるために発揮した観察力と試行錯誤の粘り強さでした.この能力は保育園でも発揮したようで,いろいろなところを開けたり,隙間を通り抜けたとのことで,長男の入園後,保育園の戸や隙間の保全が厳重になってたのが傍目でわかりました.
ともかく自宅では新たな脱走防止策が必要になります.結局,リビングのドアが引き戸だったので内側から子供の背の届かない箇所につっぱり棒をかますことにしました.この方法では外から帰っても内から突っ張り棒を外してもらわないと入れないので非常に不便でした.なお,長男が5歳になった現在は脱走の不安がとりあえずなくなり,突っ張り棒はつかっていません.
脱走対策と同時にキッチンへの進入も危険なため,キッチンの入口などには市販のベビーゲートを付け,その開錠手順は2段階のそれなりに複雑なものだったのですが,長男はそれすら開錠するようになります.しかし幸いにキッチンのベビーゲートを開けようとするたびに,キッチンに入ってはダメだと言っていたため,キッチンに入ることに抵抗ができ,まるで見えない壁があるかのように,ゲートを空けても長男はキッチンに入ろうとはしませんでした.しかしキッチンが平和にはなりませんでした.長男がキッチンにほしいものを見つけると,ゲートを空けて自分のかわりに弟を送りこんだからです.次男はゲートを開けられませんがキッチンに入るのは抵抗がありません.長男がキッチンに隠していたはずのお菓子などを持っているので不思議におもうと,ゲートの内側には無邪気に笑う次男の姿が・・・これは微笑ましいのですが,次男の機嫌が悪くゲートに入ろうとしないときに悲劇が待っています.そんなとき長男は次男を無理やり引きずってゲートに連れて行き,泣きじゃくる次男はゲートに挟まれながら無理やりキッチンに押し込まれるのでした.
弟が泣きじゃくろうとお構いなしなのは今も変わりありません・・・すぐには変わらないと思うので,次男にはかわいそうなところです.
寝かせつけ
長男が1歳半のときに次男が生まれ,その前後,妻が長男に手をかけられない時に私がわりと世話をしたせいか,長男は父親の私のほうになついている気がします.寝かせつけも母親でなく父親の私がやらないと嫌がることが多いほどです.長男は眠ってしまえば物音に過敏に反応するわけでもなく良く眠るのですが,小さいときからいまだ変わらず寝つきは悪いのです.ずっとテンションが高いわけではなく,真っ暗な部屋で静かにしていれば,騒ぐこともなく静かに目を開けてたまま横たわり,それでも長時間起きているのです.目が開いている間は,静かになっていても親が動いてしまうと,長男も起きて行動しようとしてしまうため,寝かせつけといいながら,静けさに根負けして,長男に大人が寝かせつけられることも多いのでした.
長男が3歳になり,保育園に行き始めてから,私も職場で部署が変わりました.部署の変わり始めは多少残業する機会が増えてしまいます.残業で帰宅が子供の寝かせ付け時間以降になると,父親と寝たがる長男の寝かせ付けが困難になりした.さらに私が帰宅すると寝つきの悪い長男が動き出して,運が悪いと次男まで起きて次男の寝かせつけまでがうまくいかなくなることもありました.そのため妻と対策を考え,子供の寝かせつけのためには,残業するならとことん遅いほうがマシという結論になり,悔いのないよう残業して午前様コースで家に帰ったことがありました.
深夜,寝ている妻や子供を起こさないよう物音を立てず静かに家に入ろうとした私が見たのは,妻も次男もぐっすり眠っている暗い寝間で,静かに窓にへばりついて私を見ている長男の姿でした・・・私の帰りを待っていたのです.ドアを開ける前から涙目の私が玄関からリビングに入ると,長男も寝間からリビングで移動して出迎えてくれます.小さな声で「おとーさん」と話す長男を抱き上げリビングのソファーに座らせて,早く寝かせつけてやろうと仕事着から着替えてリビングに戻ると,長男はそのわずかな間にぐっすり眠っていたのでした.
長男が3歳になり,保育園に行き始めてから,私も職場で部署が変わりました.部署の変わり始めは多少残業する機会が増えてしまいます.残業で帰宅が子供の寝かせ付け時間以降になると,父親と寝たがる長男の寝かせ付けが困難になりした.さらに私が帰宅すると寝つきの悪い長男が動き出して,運が悪いと次男まで起きて次男の寝かせつけまでがうまくいかなくなることもありました.そのため妻と対策を考え,子供の寝かせつけのためには,残業するならとことん遅いほうがマシという結論になり,悔いのないよう残業して午前様コースで家に帰ったことがありました.
深夜,寝ている妻や子供を起こさないよう物音を立てず静かに家に入ろうとした私が見たのは,妻も次男もぐっすり眠っている暗い寝間で,静かに窓にへばりついて私を見ている長男の姿でした・・・私の帰りを待っていたのです.ドアを開ける前から涙目の私が玄関からリビングに入ると,長男も寝間からリビングで移動して出迎えてくれます.小さな声で「おとーさん」と話す長男を抱き上げリビングのソファーに座らせて,早く寝かせつけてやろうと仕事着から着替えてリビングに戻ると,長男はそのわずかな間にぐっすり眠っていたのでした.