発達障害(自閉症)のある息子と紆余曲折 -18ページ目

田舎に帰ろう

田舎に帰っています.
過去に,長男がまだ自閉症だと認識していない頃ですが,盆で親戚一同がそろった田舎に帰った時,長男は見知らぬ親戚一同に囲まれて大泣きしました(今思えばパニックです).それ以降,帰省はトラウマになっていたようで,田舎に帰っても車から降りれなくなり,車から降ろすのに1時間以上の説得が必要になっていました.
しかし最近は,田舎では祖父祖母に甘えられることも覚え,トラウマも克服できたようです.今回は田舎に帰ることを伝えると,まだ準備ができていないうちから「もう田舎に帰ろう!」と言って楽しみにしている様子で,田舎に着くと,大興奮で自分から車を降りていました.
成長や慣れであんなに大変だったトラウマも克服できています・・・今は将来を悲観的に感じている問題行動も,克服できる可能性はあるので,前向きに考えようと思います.

みんなの前で歌う

長男は保育園で習った歌を,よく家で口ずさんでいるのですが,保育園ではみんなといっしょには歌を歌えていませんでした.耳で聞いただけでよく覚えられるな・・・ある意味でさすがだ・・・と感心しつつも,家で歌えるなら保育園でもみんなと歌える経験をして,自信を持って欲しいと思っていました.
以前に「保育園でみんなと歌えたらチョコあげるよ」と我が家の最上級クラスのごほうびで釣ってみたのですが,しばらく悩んで「チョコいらないので歌いません」との返事だったので,あまり無理強いはしないようにしていました.

最近になって「みんなと歌えたらチョコ食べれる?」と聞いてきたので「食べれるよ!」と言ったのですが,保育園で「帰りの歌」だけはをみんなと歌えたそうです.その日のおやつはチョコにしました.
その翌日は保育園で敬老会の発表会があったのですが,なんと敬老会の発表会で歌をしっかりと歌っていたとのこと.またしてもチョコが出動です.
敬老会で歌えたことが,自信になってくれればいいのですが・・・

ゲームで遊ぶ時間を決める・・・おしまいの合図

最近はあまりにゲームにはまって他の遊びをしなくなったので,ゲームは時間を限定することにしました.
キッチンタイマーを鳴らして終了の合図にしています.終了の合図で上手にやめさせるにはにはコツがあります.
タイマーが鳴る=終了だと,タイマーは使わないで・・・と要求するので,ゲームの開始にもタイマーを使います.タイマー自体に開始も終了もさせることで中立になり,抵抗が小さくなるようです.

守るべきもの

長男が最近はまっているDSのゲーム「どうぶつの森」ですが,実は半年ほど前に一度はまっていた時期があり,それから一時は遊ばなくなっていたのですが,再びはまっています.良く観察すると「魚を釣る」ことができるようになって「ゲーム中でそれなりの収入が得られる」ようになり,以前より可能な行動が格段に広がっているので再ブームが始まったようです.
そんな長男を見て,反抗期真っ最中の次男も「どうぶつの森」をやりたがるのですが,長男のようにうまくできないのでイライラしてDSを投げて暴れます.「投げるならゲームでは遊ばせません」と言い聞かせたものの,再びDSが飛んできたので次男からDSを取り上げました.次男は泣いて,長男が激怒します.
長男の見せた怒りは激しく,私に噛み付こうとします.噛み付いて状況は変わらないことを示したかったので,私も半分やけくそで二の腕を噛ませて,「噛んでもゲームは返しません」「噛むの続けるならお父さんも噛みます」と言うとすこしだけ落ち着いたようで噛むのをやめ,涙目でこちらを見て「お父さん悪いことしたらダメ!」と言います.私は単にとばっちりでゲームを取り上げられた状況に怒っているのだと思いました.でも次の長男のセリフは「○○(次男の名前)泣かしたらダメ」でした
長男は泣いている次男の所に行って次男を優しく抱いて「もう大丈夫.お父さんやっつけるから」「泣かなくていいよ.大丈夫だから.僕のほうが強いから・・・」と言っています.

私が長男にうまく通告してゲームを取り上げるべきだったのですが,失敗です.妻がうまくフォローに入ってくれて「お父さんは○○泣かしたんじゃないよ」「○○がごめんなさいして,DS投げないように遊ぶなら返してくれるよ」と言い聞かせます.気が張っていた長男は妻に抱きついて,妻の話を聞いて最終的には落ち着くことができました.

弟を仲間として守ろうとする,すごく融通の聞かない一途さが,健気でもあり,将来の不安でもあります.そして私の二の腕のがっつりついた歯形は,何かトラブルがあれば今後も誰かにつくことになるのでしょうか・・・・それは止めさせたいです.

どうぶつの森はなかなか深い・・・文字と意味

長男の「お金がもったいない」のセリフに驚きつつ,元ネタ(どんなきっかけで誰が教えたのか?)を探していましたがどうやら判明しました.長男がはまっているゲーム「どうぶつの森」を従姉と遊んでいて,ゲーム中での無駄遣いを従姉に咎められた様です.弟にゲームを操作させて弟がゲーム中で買い物しようとしたときに「お金がもったいない!」と言っていたのがきっかけで判明しました.
しかしこのゲームは人気があるだけあってなかなか良くできています.
操作がアイコンで視覚的にわかりやすく,長男もなんとなく遊べています.さらに長男は字は覚えたものの,文字を言葉として認識するのは苦手なようで,本を見せても言葉を探そうとはしなかったのですが,「どうぶつの森」ではゲームを楽しみたいがためか,ゲーム中に表示される文字から意味を理解しようとしている様子です.
まあ,「どうぶつの森」にまかせず,絵と文字のマッチングトレーニングを考えないといけませんね・・・