今日は、昨日の続き度数の第5と第6グループの話です。
【サインの力を最大限に開花させる】(第5グループ・20度~24.99度)
第4グループで弱点を解決したのですから、もうそのサインに怖いものはありません。
そこで、20度~24.99度までの、第5グループでは、、サインの力の最も強力なパワーが発揮されます。
この第5グループの始まりの20.00度から20.99度までは、かなり無謀で無理なことをしてゆくという特徴があります。サインの中でその度数がもっと持ちよい力を握っているのです。天秤座であれば、人間関係の対人関係のサインですから、苦手な人がいなくなり、どんな人に対しても、自分の好き嫌いを出さずに対処することが出来るようになります。
そしてどんな人も平等に扱うべきだとという無理をするようになります。
これは第4グループでの試練の成果です。
【次のサインを意識して、サインをまとめる】(第6グループ・25度~29.99度)
第5グループでちょっとやりすぎてしまったので、第6グループでは、反省的な姿勢が表面化し、サインの活動の成果を整理する働きが始まります。整理するための判断の基準は、次のサインであり、この次にやってくるサインを意識して、それまでのサインの増長を抑え、生き方を整理整頓しようとします。
ハウスを解釈する場合、しばしばハウスの始点(カスプ)の5度前から次のハウスに入るという見方がありますが、実はサインも5度前の第6グループから次のサインの影響を取り入れようとしていることがわかります。しかし、あくまで現在のはサインの範囲内で取り入れようとするのです。第6グループは、次のサインに移動するための準備をしてゆく場所で、異なる元素(エレメント)を意識するので、律儀で弱気になります。
度数を分割した解説は、以上になります。
なお、サピアン占星術では、ひとつのサインを1度~30度で分けているので、実際のホロスコープに書いてある度数に+1したものが、サビアンの度数ということになります。
例えば、0.45度なら1度のところを見るし、5.23度なら6度をみるといったことです。
この度数からみたサイン内の発達段階のようなものは、惑星年齢域や出生ホロスコープのサインにある天体を読み解く上でも使えると思います。
例えば、我が子のホロスコープを見て、占星術の先生は、水星0度~3度以内だと未熟さや拙さが目立ち、発達に遅れがある子と疑われやすいと言っていたのですが、まさにそう思うことがあったのです。
私が子育てに悩んでいた時、それを知っていたらどんなに楽だったろうと思います。
しかしながら、大きくなると国語の成績はわりと良かったので(今でもその傾向はあり)、すべてにおいて初期の度数だから、学習ができないとか未熟とか、そういう単純なものではないこともわかります。
だけど、乳児期は発語は遅かったです。(乳児期だと惑星年齢域では月になりますが)
水星期の小学生、中学生は、友達関係の些細なトラブルで学校に行くことはあったかも。トラブルと言っても、意地悪なことを言われて、傷ついている感じのものです。月が魚座だからかもしれません。
惑星年齢域は、その年齢域だけではなく、常に全部使っていると言えると思います。
だけれど、やはり自分の体感として、太陽期と火星期は、特にそのサインらしいことをしており、当たっていました。
現在、木星期ですが、木星のサインっぽいことの勉強を始めたので、やはり当たっているのかもしれません。
それでは、また明日