今日は、リターンについて勉強してみようと思います。
リターンとは、「天体がその位置に戻ってくること」を意味します。
土星の「サターンリターン」が有名ですが、「ソーラーリターン」や「ムーンリターン」もあります。
自分が生まれた時の太陽があった位置に、太陽が戻ってくるタイミングが「ソーラーリターン」です。
これは、誕生日かその前後に訪れます。
ソーラーリターンの瞬間のホロスコープを描いて、そこから次のソーラーリターンまでの期間を占うこともできます。(今後1年の自分の運勢)
リターンは「ひと回り」ですから、ソーラーリターン(太陽回帰)なら1年、ムーンリターン(月回帰)なら約1か月、ジュピターリターン(木星回帰)なら12年、サターンリターン(土星回帰)なら約30年と、それぞれの星の周期によって期間が決まっています。
毎年の節目はソーラーリターン、毎月の節目はムーンリターン、という風にとらえることが出来るのです。人生の流れや運勢と呼ばれるようなものが、そこでリフレッシュされる、というわけです。
ついついムーンリターン(月回帰)は、何も考えずに過ごしてしまいがちになってしまうのは、私だけでしょうか?
これからはカレンダーに書いて、精神的なメンテナンス(感情の休まること)をしていこうと思います。
ソーラーリターンはほぼ誕生日ですから、一応この先の1年のこと考えます。
今まではざっくりと、トランジットの木星とアスペクトを取る天体について考えるくらいでした。
ですが今日のブログをきっかけに、ソーラーリターンのホロスコープを出してみたら、興味深い結果となりました。この先何年か分まで出してみたのですが、クオリティやエレメント、月星座が変わるのです。もっと細かく見ておけば好かったと思わずにはいられませんでした。
今更ですが、これからはもっと真面目にホロスコープと向き合おうと思いました
ジュピターリターン(木星回帰)は、一般に大幸運期と言われています。
私はというと東洋の占いで言うと天中殺のときに、ちょうどジュピターリターンがやってくるので、あまり恩恵に与れないタイプです
良いこともありますが、嫌な思いも沢山ありました。
幸運期というと能動的に行動をしたくなりますが、私は受動的の方がいいのかもしれません。
これは12年前のジュピターリターンことを思い出して、どうだったか振り返った上で考えるといいかもしれませんね。
私にとっては12年に一度の大幸運期より、4年に一度のトラインで幸運を狙います。
同じエレメント、もしくは同じジェンダーに木星が来ていると、トラインもしくはセクスタイルになりますから、何らかの恩恵は与られるのではないかと期待しています。
もちろん木星とコンジャンクションしている太陽は、イケイケ状態ともいえるのですから、恩恵に与られるのであれば積極的に活用するといいと思います。
占いというジャンルを超えて言えることは、行動にまさる幸運はないということです。
行動すると失敗もあるけれど、行動をしないで成功出来る人がいないのは、世の理です。
書き続けると長くなりそうなので、リターンのつづきはまた次回に