この間の金曜日。

学生達に「環境問題」をテーマに作文を書いてもらうことに叫び

できない学生たちに、学生達の能力をはるかに超えた課題を出すのは、本当に心苦しいです・・・ガクリ

能力をはるかに超えた、というのは・・・うちの学生たちは、赤ちゃんお子ちゃまが多いので、そういうことに関しては全く興味がない、というか・・・考えられないというか・・・

でも、そうも言ってられないのです。やらねばならないのです!はぁ


今回は自分の国が抱える環境問題について、

①概要を述べる

②その中で一つ取り上げ、その現状を詳しく述べる

③その状況が続けば、将来どうなるか予測する

④そうならないように解決策を考える(個人、国や地方自治体ができること)

⑤まとめ


というように設定いたしました。

できるクラスだと、こうやって構成をお膳立てしなくても、ちゃんと自分達で考えることができるのですが・・・

うちのクラスはほとんどの人が無理です・・・悲しい限りです・・・見猿


まあ、今回は話し合いをせずに、個人個人で、考えてもらって書いてもらうことにしたのです。

留学生試験では、一人で考えなければならないわけですからね。

(一応、留学生試験の記述対策も兼ねているつもりです・・・)


みんな相当真面目に取り組んでおります・・・131

そして、頼んでもいないのに、一人一人、私を自分の席に呼びつけ、自分が書きたいテーマを、教えてくれますキティちゃん×汗


スナフキン「海は先生、何色?」

にっこり「青」

スナフキン「緑ですよ。C国の海は、草原のようになっている。」

129「草原?」

スナフキン「はい、海草がすごい伸びて、海の中に森林があるようです。」

129「え?!」

スナフキン「本当です。たぶん、先生は見たことがないから驚くと思います」

129「何でそうなるの?」

スナフキン「汚い水を流すから。」

顔「じゃあ、食べちゃえば?!」(人間以外は何でも食べる、というからねえ。。。キティちゃん×汗

スナフキン「とても臭い。本当に汚いから、それはみんな食べたくないと思う。」

129「へ~。(食べちゃえばっていうのは、冗談だったんだけど・・・)」


ルフィ「先生、変な魚がたくさんいる」

129「変な魚?」

ルフィ「はい、目がたくさんあるとか、形が変な魚。」

静怒「目がたくさんあるの?」

ルフィ「ほんと。私見たよ。とても気持ち悪い」

静怒「・・・ふ~ん。工場から汚水を海に流しているから?」

ルフィ「たぶんそう」

うん「恐ろしいね・・・」


かわうそ「先生、顔が黒くなるのも、環境問題でしょ?」

129「顔が黒くなる?」

かわうそ「そう、友達と一緒に遊びに行って、2時間くらいウロウロして、うちに帰ったら顔が黒くなる。」

129「そうなの?」

かわうそ「鼻の穴の中が、黒い。」

129「へ~。排気ガスがすごいんだね。」

かわうそ「はい。もうみんな慣れたけど、日本は大丈夫だね。」

キティちゃん×汗「黒くまでは・・・ならないよね・・・」


リラックマ「先生、野菜を食べて病気になるのは環境問題ですか?」

ん?「どういう意味?」

リラックマ「野菜を作る人が、農薬を使うから、それを食べた人が病気になった。」

顔「ああ・・・それは・・・ちょっと違う。食の安全が守られていない、ということだから。」

リラックマ「でも危ないでしょ?」

かお「もちろん、危ないよ。」

リラックマ「農薬を使うのは環境破壊じゃない?」

顔「う~ん、広く言えばそうかもしれないけどね・・・」


ラムちゃん「じゃあ、お金のない人が、動物を殺して食べる。どんどん動物がいなくなるのは、環境問題?」

びっくり「ええ?!」

ラムちゃん「山にたくさん、動物がいるでしょ?鹿とかいのししとか、鳥とか。それを殺して食べる人がいる。」

ペーター「街にいる犬とか食べる人もいるよ」

!!!!!!!!「ええ!・・・そうなの?」

ペーター「お金ないから。」

顔「それは、環境問題じゃなくて・・・・動物愛護の問題・・・かなあ・・・」


もちろん、私が知っている、ゴミ問題、赤潮、砂漠化や酸性雨などについて書いている学生もおりましたが・・・

面白いことに、みんな全員、違う問題について取り上げておりました!泣

それだけ、本当に・・・色々あるんですね・・・ムムム

ん?彼らの書いたものを読んで、ちゃんと理解できるかしら・・・うん


奇形魚や海草がジャングルになっている、などは、本当に私たちが通ってきた公害問題と同じなんでしょうね。今がちょうどC国の経済成長の真っ只中にあるので、工場が排水をどんどん海に垂れ流している結果なのでしょうね。


最後の二つは・・・環境問題とは言い難いと思いますが、驚きです。


ねずみ男「でも先生、国はたぶん隠しているからもっとたくさんあると思います。」

にっこり「そうなんだ。じゃあ、これから、どうしたらいい?」

ねずみ男どうしようもない。仕方がない。」

静怒「え?!」

ペーター何もできない。」

カチン「放っておくの?」

みぎわさん国がしないから、しょうがない。」

静怒「でも何かできること、あるでしょ?」

スナフキン個人でやっても、あまり意味がない。」

かお「そんなことないかもよ。今、TwitterとかFacebookとかあるんだから、みんなに呼びかければ、大きな力になるじゃない。」

ラムちゃんみんなあまり、興味がない。」

ペーター無理。」


・・・このあたりが去年のクラスとの違いです・・・

最終的には、日本語力ではなく、知的レベルだな、とつくづく思うわけです・・・


C国内だけではなく、うちのクラスも問題山積ですガクリ


最後に・・・

ルフィ「先生、人間がどんどん環境を破壊してるでしょ?だから、地球が怒って、今、色んな災害が起こってると思う。」

Tちゃんが、こんなにかわいいことを言うなんて!ぱやぁ~


さて、どんな訳の分からない作文が提出されるか・・・今から考えるだけでも恐ろしい・・・ドクロ



キティー キティーちゃん  今朝の4時まで呑んだくれて、今日の朝、10時半からRさんのレッスンでしたが・・・何とかなりました!緑のキャップは本当によく効く!素晴らしい!




本受験が始まっております。

それぞれに、準備を始めております。


ここ最近、とっても素直に真面目に取り組んで勉強しております。はい、私がかけた魔法(?!)は、続いているわけです顔


ですが・・・やっぱり、考えが甘いんですよね。

9月に散々現実を見せ付けたつもりだったのですが・・・顔


面接の練習でのこと。もちろん、授業後に行います。

ペーター「先生、前から聞きたかったことがあるけど。」

にっこり「何?」

ペーター「どうして、先生たちは、志望理由書とか覚えなさいって言う?

びっくりへ?面接で聞かれるから。」

ペーター「でも、聞かれるかどうか分からないでしょ?

静怒「聞かれるかどうか分からないけど、聞かれたらどうするの?」

ペーター「聞かれたら仕方がないけど、聞かれるか分からないことやっても、仕方がない

泣は~?!じゃあ、いきなり聞かれて、ちゃんと言えるの?言えないでしょ?じゃあ、今言ってみて。」

ペーター今は考えてないから分からない。」

くやしー「だから、考えておかないとダメでしょ?」

ペーター「う~ん・・・」

カチン「あのね、絶対に聞かれるとは言わないけど、95%は聞かれます。やらなくてもいいと思っているなら、私もやらない。私の受験じゃないんだから。」

ペーター「分かった。それから、先生、大学の志望理由は、変えないとダメ?同じでいい?」

静怒「ちゃんと、パンフレット読んで、一緒のところがあればいいけど、大学が違うんだから、大学の特徴も変わるでしょ?」

ペーター「だいたい、同じ・・・」

静怒「ということは、ちゃんと大学のパンフレットを読んでない、ということでしょ?」

ペーター「まあ、最初の大学に合格したら、もうやらなくてもいい。」

びっくりえ~!受かると思ってるの?!

ペーター「・・・え!?


練習をする前に、「どうしてこの大学を選んだのか」「大学に入ってから、どんな勉強をするつもりか。」「大学卒業後の予定」をちゃんと書いて、練習してくるように言いました

今日は3人練習しましたが・・・誰一人、ちゃんと言える学生はいませんムムム

特に何もいえなかったラムちゃんLちゃん。


ラムちゃん「・・・先生、難しい・・・」

静怒「あたりまえでしょ?大学の試験なんだから」

ラムちゃん「日本とC国違う。C国は面接ない。」

カチン「じゃあ、やめる?」

ラムちゃん「やめる、できない。」

カチン「じゃあ、やるしかないよね。がんばった?覚えようとした?」

ラムちゃん「・・・してない。」

カチン「してないのに、難しいって言うこと、できないでしょ?やってみたら、簡単かもしれないでしょ?」

ラムちゃん「はい。。。」

かおできるから。絶対に。だって、毎年、みんなできてるのに、Lちゃんだけできないってこと、ないでしょ?みんなできるんだから、大丈夫!」

ラムちゃん「分かった。週末頑張って覚えます。」

かお「はい、頑張って覚えてね。」


ちょっと、志望理由が言えたねずみ男Rくん。


キラーン「自己紹介、してください。」

ねずみ男「私はRと申します。C国のK州から参りました。趣味はバスケットボールです。」

無表情「・・・・・・・」

ねずみ男「2年前に日本に来ました。今は日本語を勉強しています。」

無表情「・・・・・・・」

ねずみ男「・・・・先生、まだ何か言いますか?」

ムムム「あのね、C国からの受験生がほとんどでしょ?きっとK州の人もたくさんいると思うよ。もっと印象に残ることを言わないとね。面接をする先生、Rくんのこと、覚えてくれないよ。」

ねずみ男「でも、先生、テストがあるから、テストで決まるでしょ?

ムムム「テストで決まるんだったら、面接の試験、要らないでしょ?

ねずみ男「面接はだいたい、テストの半分くらいじゃない?」

静怒「そんなことないよ。最近は面接の方が大切なくらいなのに。」事実です。

ねずみ男「そうですか・・・」

にっこり「あのね、面接だけが、Rくんの人柄を見ることができる機会なんだよ。テストを見ても、入学願書を見ても、Rくんがどんな人か、まったく分からないでしょ?

ねずみ男「はい。」

にっこり「大学だって、変な学生、入れたくないの。学費を払わないで逃げ出したり、授業に全く来ない学生とかも、たくさんいるからね。だから、そんな人には入って欲しくないの。分かるよね?」

ねずみ男「はい。でも、緊張したら、何も言えないかもしれない。」

にっこり「大学の先生も、『この学生はどんな学生だろう』と思って、面接するんだから、「私はこんな人です!」って知ってもらわないとダメでしょ?普通に質問にだけ、答えたって、ロボットみたいじゃない。もっと、コミュニケーションしないと。『面接』って思うから、緊張するかもしれないけど、「楽しく話をする」と思えば大丈夫。」

ねずみ男「はい・・・。」

ニヘ「まあ、今度自己紹介の仕方はみんなにも、説明するけどね。」

ねずみ男「はい、お願いします。」


C国、学生達の話では、就職の時も、面接はほとんどないそうです。テストの点数がいい人が合格する、という本当に徹底した学歴主義だそうです。

だけど・・・うちの学生達、テストでどのくらい点が取れるか・・・ガクリ

絶対的に言える事は、今彼らが受けようと決めた大学は、日本語のレベルで言えば、到底無理です。ですが、残念ながら日本語のテストしかありません

でも、可能性に0はありませんからね131。もし、100に1でも勝算があるとすれば、面接だけです。彼らの人柄、熱心さ、などがアピールできれば・・・、万が一、嬉しい事故が起こるかも・・・顔「けけけ」


現実をイヤというほど見せてもそれでも受けたいと言うんですからね。

受験料、3万5千円、無駄にならないように、何か掴んで欲しい、と思いますsao☆



キティー キティーちゃん  今日の内村選手の最後の鉄棒、鳥肌が立ちました!いや~すごい!素晴らしい!


今週から、学校が始まっております。

サッカー後半戦のキックオフの笛が吹かれた感じですホイッスル


今年は去年とはまた違ったチャレンジをさせてもらっております・・・

色々な貴重な経験、させてもらって、有難い限りですキティちゃん×汗

去年は、漢字も全く読めないなど、本当に全くできない子達の日本語をどうにかレベルアップすること

今年は・・・プライドの高い、一人っ子政策の弊害でできたワガママっ子たちを、どうにか素直にして、ある程度レベルアップさせて、無事に進学させ、どうにか卒業させること、でしょうか?


蓋を開ける前は去年の方が大変だと思っておりましたが、時間が経つにつれて今年の方がずっと大変だということに、気づかされました・・・泣き


去年も、「乗り越えられない人のところには、試練はやってこない」という言葉を信じて、何とか頑張りました。最後は興味を持って新聞を読むまでになってくれたので、成功した、と思います。

今年も、同じ。「乗り越えられないことはないだろう!」・・・そう思って、半年頑張り、何となく・・・少しずつ、みんな素直になってきたのでありますチョキ


で、後期が始まった初日。

ちょっとプレッシャーを掛けておきました。顔

他の先生からは、「先生、どんな魔法かけたんですか?!びっくり」と驚かれておりますが・・・

はい、みんなグーやる気満々で、いい感じになっておりますにっこり

今のところ・・・ですが。。。


ルフィTちゃんでさえ、本当にやる気でみなぎっております。。。4月に最初に会ったころはどうなることかと思いましたが。。。


実はTちゃん、前期の最後1週間から長期にわたり、約2週間半、国に帰っておりました。

おばあさまが亡くなられたからですムムム

そして、最初の日、彼らの授業は午前まで、そして、午後は違うクラスに入り、授業を終えるとTちゃんが待っておりました。

129「どうしたの?」

ルフィ「先生、今いい?」

にっこり「いいよ。」

ルフィ「2人だけで話がしたいから、どこかいい部屋ないですか?」

そう言われたので、部屋を探して、そこで話をすることに。

ルフィ「先生、どうしてもね、大学に入りたい。」

にっこり「うん、がんばろうね。」

ルフィ「私、大丈夫かな?」いつになく、弱気です・・・

キラーン「大丈夫よ。」

ルフィ「たくさん休んだからちょっと心配。」

キラーン「分からないところがあったら、ちゃんと質問してね。そしたら、ちゃんと教えるから。心配しなくても大丈夫だよ。それより、本当に大変だったね。帰りたいって言ってたもんね。」

ルフィ「はい、本当に大変だった。とっても仲がよかったから。」

ムムム「そうなのね。」

ルフィ「はい、大好きだった。」

ニヘ「うん、帰ることができて、本当に良かったね。ちゃんと最後にさよならが言えてよかったね。」

ルフィ「先生、これは、本当に内緒だけど、私はお母さんが2人いる。」

129「お母さんが2人いるの?」

ルフィ「はい、産んだお母さんと、育てたお母さん。」

にっこり「あ、そうなのね。」

ルフィ「実は、私は上海じゃない。これは、本当に内緒、お願いします。」

かお「わかった。」

自分のことを、「罰金の子」と言っていましたが、そうではなかったようです。

ルフィ「実は、私は本当に田舎で生まれた。田舎で本当に貧乏。上海から電車で2日かかる。」

ムムム「そうなんだ。」

ルフィ「それで、何かコメを作ったりする家。貧乏な家は、子供たくさん産むでしょ?」

ムムム「ああ、働く人が欲しいから?」

ルフィ「そう。男の子欲しいけど、なかなかできなかったから、たくさん子供産んだけど、貧乏だから、育てられない。だから、お金もらって、私をあげた。」

見猿「・・・・」気が付けば、私、涙が出ておりました・・・

ルフィ「だから、育てたお母さんと私はとても仲がいい。死んだおばあさんは、そのお母さんのお母さんだから、本当に仲が良かった。」

にっこり「そうだったのね。」

ルフィ「実は、そのお金は、その死んだおばあさんが払った。そして、そのおばあさんが死んだら、私は前の家族に戻る。」

129「え?そうなの?」

ルフィ「なんか、そんな約束ありました。だから、おばあさんが死んだから、その田舎に行って、産んだお母さんに会った。」

129「それで?」

ルフィ「一緒に住みたいといわれたけど、たぶん、お金のため。そして、私は、そのところ、絶対に住みたくない。」

顔「・・・そうだよね。」

ルフィ「気持ちも悪いし、本当に日本と全然違います。もう、私は日本に慣れた。実は、先生、4キロ痩せたよ。食べ物も、ぜんぜん食べられない。上海はいいけど、そこ、田舎は本当に住めない。だから、先生、絶対大学に合格して、日本にいたい。それに、おばあさんが、私に留学勧めた。だから、頑張りたい、その気持ち、たくさんあります。」

かお「うん、おばあさんのためにも頑張らないとね。」

ルフィ「先生、今の話は、本当に内緒、他の先生もダメ、お願いします。」

かお「うん、言わないよ。」

ルフィ「先生、泣いたの、とても嬉しい。ありがとう。」

見猿「大変だったんだね。辛かったね。よく頑張ったよね。」

ルフィ「先生、これから、もっと頑張りますよ!音譜

とっても、力強い明るい声!ニヘ

131「うん、頑張ろうね!」

ルフィ「よろしくお願いします。先生、それで、質問がありますけど・・・」

Tちゃんは、ちゃんと志望校のパンフレットやら、入学願書やらを、熟読したらしく、それについての質問を色々してきた。「本気」が伝わってきて、嬉しかった!ラブラブ


Tちゃん、ワガママで毒舌で、ああ言えばこう言う、先生を困らせることなら、学校一上手な子だとも言われております。何か・・・そんな風にならざるをえないような環境にあったのかな、と思いました。

Tちゃんが、こんな話をしてくれるなんて・・・思いもよりませんでした。

信頼関係がいつの間にか出来上がってたのかな、って思うと、嬉しかったですニコニコ音譜

まあ、誰かに話したかっただけかもしれませんがキティちゃん×汗


Tちゃん、今ではかなり素直です。半年頑張った甲斐がありました!

後半戦も、何とか頑張るぞ!グッド!




キティー キティーちゃん 今日はプライベートレッスン、3つ重なりました・・・3つ重なると、さすがに疲れます・・・楽しいけどね!