受験が始まっております。
それぞれに、準備を始めております。
ここ最近、とっても素直に真面目に取り組んで勉強しております。はい、私がかけた魔法(?!)は、続いているわけです![]()
ですが・・・やっぱり、考えが甘いんですよね。
9月に散々現実を見せ付けたつもりだったのですが・・・
面接の練習でのこと。もちろん、授業後に行います。
「先生、前から聞きたかったことがあるけど。」
「何?」
「どうして、先生たちは、志望理由書とか覚えなさいって言う?」
「へ?面接で聞かれるから。」
「でも、聞かれるかどうか分からないでしょ?」
「聞かれるかどうか分からないけど、聞かれたらどうするの?」
「聞かれたら仕方がないけど、聞かれるか分からないことやっても、仕方がない」
「は~?!じゃあ、いきなり聞かれて、ちゃんと言えるの?言えないでしょ?じゃあ、今言ってみて。」
「今は考えてないから分からない。」
「だから、考えておかないとダメでしょ?」
「う~ん・・・」
「あのね、絶対に聞かれるとは言わないけど、95%は聞かれます。やらなくてもいいと思っているなら、私もやらない。私の受験じゃないんだから。」
「分かった。それから、先生、大学の志望理由は、変えないとダメ?同じでいい?」
「ちゃんと、パンフレット読んで、一緒のところがあればいいけど、大学が違うんだから、大学の特徴も変わるでしょ?」
「だいたい、同じ・・・」
「ということは、ちゃんと大学のパンフレットを読んでない、ということでしょ?」
「まあ、最初の大学に合格したら、もうやらなくてもいい。」
「え~!受かると思ってるの?!」
「・・・え!?」
練習をする前に、「どうしてこの大学を選んだのか」「大学に入ってから、どんな勉強をするつもりか。」「大学卒業後の予定」をちゃんと書いて、練習してくるように言いました。
今日は3人練習しましたが・・・誰一人、ちゃんと言える学生はいません
特に何もいえなかった
Lちゃん。
「・・・先生、難しい・・・」
「あたりまえでしょ?大学の試験なんだから」
「日本とC国違う。C国は面接ない。」
「じゃあ、やめる?」
「やめる、できない。」
「じゃあ、やるしかないよね。がんばった?覚えようとした?」
「・・・してない。」
「してないのに、難しいって言うこと、できないでしょ?やってみたら、簡単かもしれないでしょ?」
「はい。。。」
「できるから。絶対に。だって、毎年、みんなできてるのに、Lちゃんだけできないってこと、ないでしょ?みんなできるんだから、大丈夫!」
「分かった。週末頑張って覚えます。」
「はい、頑張って覚えてね。」
ちょっと、志望理由が言えた
Rくん。
「自己紹介、してください。」
「私はRと申します。C国のK州から参りました。趣味はバスケットボールです。」
「・・・・・・・」
「2年前に日本に来ました。今は日本語を勉強しています。」
「・・・・・・・」
「・・・・先生、まだ何か言いますか?」
「あのね、C国からの受験生がほとんどでしょ?きっとK州の人もたくさんいると思うよ。もっと印象に残ることを言わないとね。面接をする先生、Rくんのこと、覚えてくれないよ。」
「でも、先生、テストがあるから、テストで決まるでしょ?」
「テストで決まるんだったら、面接の試験、要らないでしょ?」
「面接はだいたい、テストの半分くらいじゃない?」
「そんなことないよ。最近は面接の方が大切なくらいなのに。」事実です。
「そうですか・・・」
「あのね、面接だけが、Rくんの人柄を見ることができる機会なんだよ。テストを見ても、入学願書を見ても、Rくんがどんな人か、まったく分からないでしょ?」
「はい。」
「大学だって、変な学生、入れたくないの。学費を払わないで逃げ出したり、授業に全く来ない学生とかも、たくさんいるからね。だから、そんな人には入って欲しくないの。分かるよね?」
「はい。でも、緊張したら、何も言えないかもしれない。」
「大学の先生も、『この学生はどんな学生だろう』と思って、面接するんだから、「私はこんな人です!」って知ってもらわないとダメでしょ?普通に質問にだけ、答えたって、ロボットみたいじゃない。もっと、コミュニケーションしないと。『面接』って思うから、緊張するかもしれないけど、「楽しく話をする」と思えば大丈夫。」
「はい・・・。」
「まあ、今度自己紹介の仕方はみんなにも、説明するけどね。」
「はい、お願いします。」
C国、学生達の話では、就職の時も、面接はほとんどないそうです。テストの点数がいい人が合格する、という本当に徹底した学歴主義だそうです。
だけど・・・うちの学生達、テストでどのくらい点が取れるか・・・![]()
絶対的に言える事は、今彼らが受けようと決めた大学は、日本語のレベルで言えば、到底無理です。ですが、残念ながら日本語のテストしかありません。
でも、可能性に0はありませんからね
。もし、100に1でも勝算があるとすれば、面接だけです。彼らの人柄、熱心さ、などがアピールできれば・・・、万が一、嬉しい事故が起こるかも・・・
現実をイヤというほど見せてもそれでも受けたいと言うんですからね。
受験料、3万5千円、無駄にならないように、何か掴んで欲しい、と思います
今日の内村選手の最後の鉄棒、鳥肌が立ちました!いや~すごい!素晴らしい!