道標を探して -10ページ目

道標を探して

 ただ、そこに進んでみたい道がある。
 仰いで見たい空がある。
 踏んでみたい土がある。
 嗅いで見たい風がある。
 会ってみたい、人がいる。






古典部シリーズの2作目になるのかな。


 いやはや、奉太郎君は本当に頭のいい姉を持ちましたな。

 そう、あまりにも頭の良すぎる姉を・・・。

 小説で読んだときにはあんまり強く感じなかったけど、こんな姉なら、僕はちょっと欲しいかもしれない。

 だって僕の将来って少なからず夢追い人だろうし、叶うまでは収入ある後ろ盾が欲しいし・・・なんて。

 この姉さんならまず殺しはしないだろうし、才能が無いなら無いで、延ばし方をなんとなく遠まわしに教えてくれそうでもあるしね。

 しかしまあ、今回の奉太郎は面白いことをいうね。なにせ「自分の適性は探偵ではなく、ミステリー作家に向いているんだ」なんていうようなことを言っちゃうんだから。

 そしてこの巻のキーパーソンに人もまた、面白い言葉を言っている。
「誰もが皆、自分が何者であるかということを自覚すべきだ」というようなことも言っている。

 ほかにもいろいろあったと思うけど、僕が引っかかったのはこの2つのフレーズ。

 でもねえ、まだ俺は自分が何者であるかなんていうことはわからないんだよ。あいも変わらず、僕は自分がこれからどのように自分の人生を作っていくのか、今までどういった人生を垣間見てきたかなんていうのがさっぱりわからないんだ。わからないのに、自覚しろっていうのは、ちょっと(あくまで僕にとっての話なんだけれど)酷な話なんじゃないかな。

 なんて思ってしまうんだ。

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 小説っていうのは、もしかしたら作家がその体を支配しているだけであって、もしかしたらその小説になかに住むキャラクターは作者とは全くと言っていいほど関係性はないんじゃないかな?
 国王と民衆みたいな感じなんじゃないかな?


 だとしたら「この文で作者の言いたかったことを書け」なんて質問をされても、こりゃ無理だよ、解けない。


やあ


氷菓かぁ・・・


いい作品だったよ、何よりこの奉太郎の立ち位置が面白い。


 彼はいわゆる「ものぐさ少年」なんだよな。なにをやるにも面倒くさい。んで、彼曰く、彼のモットーは


やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは、手短に。


いや実にわかりやすい行動理念。



でもねぇ、残念なことに(というか、そうしないとただのぐうたら少年がいました。ちゃんちゃんになってしまう)、そんな奉太郎を引き回す存在とかファクター(要素)は大量に存在してるんだよね・・・・・


 まあ、彼の気持ちはなんとなくわからないでもない。


で、そんな人物やファクターたちの活躍によって奉太郎は残念なことに名探偵への道を歩かざるを得なくなってしまうわけだ。


そんな中で彼は一つの謎と向き合うことになる。


それがタイトルである氷菓って言葉に結びついてくるわけだ。


  久々に集中して読んだよ。いや実に面白かった。よければあなたもお一つ買ってみてくださいな。






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 青春本格ミステリー、なんて銘を打ってるけど、読書なんてそもそもビシッと気を張ってするようなものじゃない。


 気軽に、自分のペースで読んでいけばいいのだよ。


(´・ω・`)やあ

(´・ω・`)受験勉強が進まないよ。



 いや、進んでるといえば進んでるのかもしれないけど、それにしても配分が悪すぎる。大体小説読んでて一日が終わったり、冷房のついていない部屋に一日中いるせいで気がついたら気絶したような感じで眠ってしまっていることもしばしば……。

 英単語の勉強もあんまりスピード的にいい調子とは言い難いしなぁ。

 やっぱあれかな、外に出なきゃダメか。森公園は行ってないんだよ最近。通りがかるパトカーが必ず職質してくるんだもん、調子に乗らないどころか気分悪くなっちゃってさ。

 かと言って図書館は埋まってるし、やっぱりミスドとカフェ勉強をローテーションさせたほうが無難なんだろうな。

 カフェはいいぞ~、何より時間が取れるし、筆記とかケシカス系のゴミが出る勉強でなければ2時間くらいまったりしたいい雰囲気の中で勉強できるし。

 そういえばもう筆記模試まで1ヶ月ないのか…。スパートかけるつもりはないけど、もう少し勉強の質を向上させるように手を打つべきだろうな・・・・・・。

 つーわけでもう少ししたらミスドでも行きましょうかね。俺ってあんまり集中力自体は上げられないから、すると時間あたりの総量と周囲の環境を整えるくらいしか今は思いつけないんだわ。

 あと、多分だけどやることが山積みすぎるっていうのも問題なんだと思う。今までやってこなかった分のツケだなこりゃ。ある程度片付けるまでは先が見えてこないから、それまでは手当たり次第にガチャガチャやるしかない。

 あ~、それじゃまた中学の受験期みたいに、生活を主にながら勉強で過ごし続けるあのネタやってみましょうかね。惰性で続けるには一番のネタだし、何より俺に合ってるような気がするし。

 最近、あんまりにも自分の動ける範囲が狭すぎて窮屈に思えて仕方がない。といいますか、精神的にあんまり動けなくなった、どういうことかというと、いい意味で心がぶれない。

 花に感動できない。風に癒されない。

 なんか、勉強してると眠くなる(これは冷房のきかない部屋でやってるせいでバテてるっていうのもあるんだろうけど)。

 そんな事が多くてさ。それに気づいたら、なんか、人として枯れちゃってるのかな、なんて思ったりもして。

 感動して涙を流したのはいつが最後だっただろうか、もう中学に上がった頃にはそういった理由で泣くのをやめていたような気がする。

 悔しくて泣いたことは一度もない。ただ、みんなが悔しくて泣いていたりしても一人客観的に「ああ、こんな程度だったんだな」と、冷えた感情でいたことは特筆すべきでもない程だと自分では思う。

 心から楽しくて笑ったのは最近じゃネットで知り合った仲間と中学から付き合いのある親友のあいだだけになった。

 ちゃんと賞賛されて喜んだのは何年前だったか、もう思い出すこともできない。

 いつからこうなったのだろう。いつから自分はこうなるように仕組まれたのだろう。いつから自分がこうなるように自分を今日に連れてきたのだろう。

 ずいぶん「普通」とはご無沙汰している気がする。何が原因でこうなったのかを探すために小説や新書と言った書籍を濫読するようになったのは、いつからだっただろうか。

 成人するまであと1年と11ヶ月。それまでに答えは導き出せるだろうか。まあおそらく無理だろう。大学受験の勉強さえまともに出来ていないのに、18年生きてきて生まれた人生の命題の一問目。
 そう簡単に解ける問題ではないだろう。





一言
俺はこれからどうなるのか、どうするべきなのか。全く見当がつかない。
やあ、久しぶり

学生は夏休みだね、僕もそうだよ。

ただ、受験戦争とかいう馬鹿げたもののせいで、全部勉強に費やすことになりそうだけど。

という訳で、APOROはせめて環境を整えようと思いました。

勉強場所が自分にあっていれば、勉強自体はそこまで苦しくならない、と

で、今はこんなところで勉強してます。


どう? 落ち着けそうじゃない?

まあ落ち着けるっちゃそうなんだけど、ハチがたまに出てきてさ・・・・・あれが恐いんだわ。
あと今日は雨に降られた。まあ暑いから軽い夕立くらいならむしろ歓迎だけどね。




ここは高台になっててさ。こうやって階段を上がらなきゃいけないんだよね。

自転車で飛ばしてきたあとにこの階段を上がるってのは軽いスポーツだよ。上がりきって最初にすることがガッツポーズだもん。



さっきのところとはまた別の場所。こっちも勉強場所。基本的に暗記しかしないからテーブルはいらないんだよね。

この自然公園ってたまに整備されてるみたいでさ、まあベンチもそこまで汚くないから利用者としてはありがたい限りだよ。



ちょっと奥に入って撮ってみた。

まあ悪くないでしょ?
場所は千葉県東金市の山中。レイクサイドヒルって地区から一度坂を上って市街地に行くときに文化会館があるんだけど、そこを通って二番目の右折路を曲がって直進、道なり。

突き当たりに駐車場があるからそこに止めるといいよ。ただあぶれた人とか仕事がなくて暇してる人がいることが多いから、鍵はちゃんとしておいてね。


はぁ、こんなに夏休みが鬱になるのは中学2・3年以来だ。